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| 令和2年度以降入学者 | 教育の方法・技術論 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年度以前入学者 | 教育の方法・技術論 | ||||
| 教員名 | 中橋雄 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | コース科目 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業の形態 | オンデマンド型授業(15回) BlackboardのコースID:20213356 | 
|---|---|
| 授業概要 | この授業の目標は、これからの社会を生きる子どもを育てる教育の方法と技術についての理解を深めることです。学習目標を達成させるために、何をどのように教えるとよいのでしょうか?どのように教材や学習環境を工夫すれば学習者は学ぶことができるのでしょうか?このような問いと向き合いながら、授業設計にかかわる基本的な考え方、授業場面での指導技術、メディアの効果的な活用や情報社会の中で学び続ける力の育成方法を学びます。 | 
| 授業のねらい・到達目標 | この授業の目標は、これからの社会を生きる子どもを育てる教育の方法と技術についての理解を深めることです。具体的な学習到達目標は、以下の通りです。 ・子どもに育むべき資質・能力を理解し、教育方法を工夫する意義を説明できる。 ・学習指導案の基本的な要素と作成の流れを理解し、実際に設計できる。 ・学習者を支援する基本的な指導技術を身につけ、活用することができる。 ・ICT機器・教材の活用法を理解し、授業設計の際に適切に位置づけることができる。 | 
| 授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業実施日に、Blackboardを通してオンデマンド教材を配信します。 受講生には、オンデマンド教材で示される授業内課題に取り組み、Blackboardで提出してもらいます。 Blackboardの掲示板機能を通して相互に学び合う機会を設けるので、積極的にコメントを書き込んでください。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | これからの子どもたちに育みたい資質・能力 【事前学習】シラバスと教科書の第1章に目を通してくる (2時間) 【事後学習】これからの子どもたちに育みたい力を3つ選び、学習活動のアイデアを整理する (2時間) | 
| 2 | 教師に求められる授業力 【事前学習】教科書の第2章に目を通し、理想の教師像について自分の考えをもつ (2時間) 【事後学習】省察的実践家としての教師を目指す上で大事だと思うことをまとめる (2時間) | 
| 3 | 授業をつくるということ・授業づくりのプロセス 【事前学習】これまででもっとも印象に残っている授業を思い出し、紹介メモをつくってくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージの制作チームをつくり、制作する授業テーマと学習目標を考える (2時間) | 
| 4 | 学習評価をデザインする・目標・指導・評価の一体化の意義 【事前学習】国際学力調査の例題を解き、今後求められる学力について自分の考えをまとめる (2時間) 【事後学習】授業パッケージで想定するテーマについて評価方法を検討する (2時間) | 
| 5 | 学習環境のデザイン・授業企画書の発表会 【事前学習】授業パッケージの企画書を作成する (2時間) 【事後学習】授業パッケージで想定するテーマを実施する上で必要な環境を検討する (2時間) | 
| 6 | 授業を支える指導技術(教師編) 【事前学習】大学の授業を1つ選び、教師のふるまいについて気づいたことをメモしてくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージのチーム内で3分スピーチを相互に行い、話し方の癖を検討する (2時間) | 
| 7 | 学びを引き出す指導技術(児童・生徒編) 【事前学習】授業を観察し、担当教師の学生との関わり方について気づいたことをメモしてくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージのチーム内でノートの取り方や学び方を紹介しあう (2時間) | 
| 8 | 学習指導案をつくる(1)学習目標の設定 【事前学習】授業パッケージの学習目標になりそうなことをリストアップしてくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージのテーマについて学習目標を定義する (2時間) | 
| 9 | 学習指導案をつくる  (2) 深い学びを導く教材研究 【事前学習】授業パッケージの学習目標に関連ある事項をリストアップしてくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージの学習目標について課題分析図を作成する (2時間) | 
| 10 | 学習指導案をつくる (3) 主体的・対話的な学習過程 【事前学習】授業パッケージのテーマを自分一人で学習する場合の流れを書き出してくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージのテーマについて1時間の学習過程を作成する (2時間) | 
| 11 | 学習指導案をつくる (4) 学びが見える評価方法 【事前学習】配付されたテスト問題に解答し、どのような学習目標の評価なのか考えてくる (2時間) 【事後学習】授業パッケージのテーマについて評価計画を作成する (2時間) | 
| 12 | 授業の魅力を高めるICTの活用 【事前学習】ICTの活用事例をウェブ検索し、メリットと課題と感じたことをメモしてくる (2時間) 【事後学習】実際にICT機器を操作体験し、授業パッケージでの活用可能性を検討する (2時間) | 
| 13 | 情報活用能力を育てる 【事前学習】授業パッケージの中で学習者が出会う「情報」と「行動」をリストアップする (2時間) 【事後学習】授業パッケージの中で学習者が意識すべき情報活用能力について検討する (2時間) | 
| 14 | これからの学習環境とテクノロジーの役割 【事前学習】世の中の最新のテクノロジーについてニュースを調べ、紹介できるようにする (2時間) 【事後学習】今後の学校のICT環境における教師の役割について自分の考えをまとめる (2時間) | 
| 15 | 模擬授業の実施と授業の改善・授業のまとめ 【事前学習】模擬授業の準備をする (2時間) 【事後学習】授業内容をふりかえり、授業パッケージを仕上げ、提出する (2時間) | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 稲垣 忠 『教育の方法と技術~主体的・対話的な学びをつくるインストラクショナルデザイン』 北大路書房 2019年 第1版 | 
| 参考書 | 『中学校学習指導要領(平成29年3月告示、文部科学省)』 『高等学校学習指導要領(平成30年3月告示、文部科学省)』 | 
| 成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:毎回授業で提出する課題の回答内容(70%)、授業参画度:他者の考えに対するコメント(30%) | 
| オフィスアワー | Blackboardを通しての質問は直接回答します。 電子メールでも受け付けます。 nakahashi.yu★nifty.ne.jp(★を@に変えて送信すること) | 
| 備考 | シラバスの内容は学生の皆さんの学修の状況を考慮して、変更することもあります。 |