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令和2年度以降入学者 | 教育制度論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 教育制度論 | ||||
教員名 | 髙橋智 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(スライド資料配信) Blackboard コースID︓ 水曜3限→20213394,水曜5限→20213395 |
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授業概要 | 本講義では、基本的な学校制度、学校教育を支えるシステム等の教育にかかわる法と制度について概説する。なお、国の教育政策や学習指導指導要領・学校教育実践等において「共生社会に向けたインクルーシブ教育」の推進が強く求められているために、本講義においても、特別支援教育・インクルーシブ教育の視点・内容をふまえながら進めていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい:教育法制度から学校教育システムを理解し、実際の教育現象や教育課題を考察するための基礎的能力を習得する。 到達目標:仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の方法 | (1)授業の形式:講義 (2)具体的な授業方法 ①本講義は授業日に「Blackboard」にて動画資料と課題を配布する。 ②動画資料を受講し、その中で指示された文献学習・動画視聴に取り組みながら学修を行う。 ③各回の講義において課題をBlackboardにて指示するので期限内に提出する。課題提出をもって出席扱いとする。課題についてはBlackboardにて毎回フィードバックする。 ④成績評価は15回分の課題提出(5点・15回:75点)と最終レポート25点の合計100点により行う。なお、単位取得おいて最終レポート提出は不可欠である。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション、教育法制(日本国憲法、教育基本法、学校教育法等)の基礎について講義【オンデマンド型】
【事前学習】シラバスを事前に確認し、「教育法制(日本国憲法、教育基本法、学校教育法等)」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
2 |
子どもの人権と教育(教育の機会均等、義務教育の無償性、学習権、子どもの権利条約等)について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「子どもの人権と教育(教育の機会均等、義務教育の無償性、学習権、子どもの権利条約等)」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
3 |
義務教育の制度(義務教育の3原則、義務教育に関する国・地方公共団体の責務、保護者の就学義務、就学義務の猶予・免除、すべての子どもの学び・発達が保障される義務教育)について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「義務教育の制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
4 |
基本的な学校制度①:幼稚園・認定こども園の制度について特別支援教育も含めて講義【オンデマンド型】
【事前学習】「幼稚園・認定こども園の制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
5 |
基本的な学校制度②:小学校教育制度について特別支援教育も含めて講義【オンデマンド型】
【事前学習】「小学校教育制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
6 |
基本的な学校制度③:中学校教育制度について特別支援教育も含めて講義【オンデマンド型】
【事前学習】「中学校教育制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
7 |
基本的な学校制度④:高等学校教育制度について特別支援教育も含めて講義【オンデマンド型】
【事前学習】「高等学校教育制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
8 |
基本的な学校制度⑤:特別支援教育制度について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「特別支援教育制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義内容を参考にノート・資料等の加筆・修正を行い、 課題を整理する (2時間) |
9 |
学校教育を支えるシステム①:教職員の制度(専門職としての教員、学校における教職員組織、教員免許、教員免許更新制、教員研修制度等)について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「教職員の制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
10 |
学校教育を支えるシステム②:学校組織の基本・学校経営および学校と家庭・地域の連携・協働について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「学校組織の基本・学校経営および学校と家庭・地域の連携・協働」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
11 |
学校教育を支えるシステム③:国・地方公共団体の教育行政の組織・機能および教育財政について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「国・地方公共団体の教育行政の組織」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
12 |
教育内容の制度(教育内容と学習指導要領、学習指導要領と教育課程の自主編成、教科書検定と歴史教科書問題等)について講義
【事前学習】「学習指導要領」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
13 |
学校給食の制度(学校給食の基礎知識、学校給食の具体的形態、食育、食に関する指導の手引き等)について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「学校給食の制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
14 |
調査訪問した北欧諸国の学校教育制度や教育行政機関(就学前学校、小中学校と特別学校、高校と特別高校、教育省・特別ニーズ教育庁等)の実際について講義【オンデマンド型】
【事前学習】「北欧諸国の学校教育制度」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
15 |
感染症パンデミック・災害・気候変動等の危機の時代において子どもの発達と教育を支えるということについて講義【オンデマンド型】
【事前学習】「感染症パンデミック・災害・気候変動等の危機と子ども」について、あらかじめ受講ノートの作成を行う (2時間) 【事後学習】講義資料を復習しながら受講ノートの加筆修正を行い、 提示された課題に取り組む (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に定めず、講義においてダウンロードして入手すべき文献・資料等を指示する。 |
参考書 | 髙橋智・加瀬進監修/日本特別ニーズ教育学会編 『現代の特別ニーズ教育』 文理閣 2020年 そのほか参考となる文献・資料等については講義において随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:講義全体の学びを通じて作成する最終レポートの内容による評価(単位取得おいて最終レポート提出は不可欠)(25%)、授業参画度:各回の課題の提出状況と内容による評価(75%) 成績評価は15回分の課題(5点・15回:75点)と最終レポート25点の合計100点により行う。なお、単位取得おいて最終レポート提出は不可欠である。 |
オフィスアワー | メール、Blackboardにて対応する。 |
備考 | 講義担当者(文理学部教授・博士(教育学)・東京学芸大学名誉教授・放送大学客員教授)の専門は特別支援教育・特別ニーズ教育・当事者研究・発達教育学・特別教育史・北欧特別教育ケア・矯正教育等であり、40年以上にわたり、法務省矯正局外部アドバイザー・日本特別ニーズ教育学会代表理事・日本特殊教育学会副理事長・地域自立支援協議会会長・児童発達支援センター運営協議会会長等を歴任しながら、当該分野の理論と実践に取り組んできた。現在も日々取り組んでいる小中学校の巡回発達相談、児童発達支援センターおよび少年院における発達相談臨床のほか、数十回にわたる北欧(スウェーデン、ノルウェー、アイスランド、フィンランド、デンマーク)・バルト三国・ロシア・アジア諸国への調査・学術交流をふまえながら講義を進めていく。 |