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法学通論

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令和2年度以降入学者 法学通論
令和元年度以前入学者 法学通論
教員名 松井丈晴
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド型遠隔授業(ZOOMで録画したものをyoutubeで配信)
Blackboard コースID︓ 木曜4限→20213528
授業概要 黒板に書かれたことのみを板書するのではなく、必要に応じて、口頭で話していることをメモを取るなど習慣を身につけて欲しい。
また、ニュース、新聞等で報道されている最新のものについて、DVDなどを通して講義に取り入れるとともに、学生自ら情報収集に努めること。
社会人としての法的知識を身につけ、大学での学習基盤となるアカデミックスキルを身につける。
労働相談に応じた経験を生かし、現在、リアルに起きている労働問題に対し、解決策を提示した授業を行う。
授業のねらい・到達目標 この授業では以下の知識、能力を身につけることを目標とする。
・人間生活の基礎となる法律について、日常の市民生活に必要な最低限の知識を示すとともに、法的な思考方法の基礎を身につける。(論理的・批判的思考力)
・社会生活上に起こりうる法律問題を通して、その問題解決の方法を法的な側面から自ら考え、自ら調べることで、常識を身につける。(問題発見・解決力)

この科目は文理学部のDP及びCP2,3,4に対応しています。
世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。
授業の方法 授業の形式:【講義】

授業はブラックボードを通して、ZOOM録画したオンデマンド教材を配信する。また、その内容の授業時配布資料をあわせて配布する。
次に、翌週の授業までに、授業内容を簡潔にまとめたレポートの提出を求め、ブラックボード上で提出を求めて評価する。
学生の毎回のレポート内容に関する教員のコメントは、返却したレポートで行い、ブラックボードの掲示板機能を通して、質問と議論の機会を提供する。

試験50点は、レポートとする。レポートの内容や〆切については、追って連絡する。
レポートは、PDFまたはワードを大原則とし、自宅にPCがなく、スマホのみで、やむを得ない場合のみ写真による提出を認める。
履修条件 200名を超えた場合、最初の授業出席者のみの履修を認め、2回目以降は履修を認めない場合もありますので、必ず、最初の授業に出席すること。
授業計画
1 法とは何か【オンデマンド授業】
六法とは何か、法の体系、法の分類
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P2~5、プリントを通読し、法と道徳の違いについて考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した動画を見て感想文を作成すること。 (3時間)
2 社会規範としての法【オンデマンド授業】
自然科学の法と社会科学の法の違い
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P12~22、プリントを通読し、法とは何かを確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
3 法律用語【オンデマンド授業】
法律用語の使い方
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P6~10、56~61、プリントを通読し、法律用語全般について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第1回~3回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
4 法源としての法【オンデマンド授業】
成文法、不文法の違い
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P36~43、プリントを通読し、成文法と不文法の違いについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
5 法の解釈Ⅰ【オンデマンド授業】
法の解釈技法
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P61~66、プリントを通読し、様々な法解釈の技法について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
6 法の解釈Ⅱ【オンデマンド授業】
車馬通行禁止、未成年者飲酒禁止法
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、事例問題を考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】第4回~6回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (3時間)
7 法令・判例【オンデマンド授業】
法令・判例の読み方・調べ方
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P24~34、プリントを通読し、疑問点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
8 判例評釈【オンデマンド授業】
判例評釈の仕方
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、疑問点をノートにまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間)
9 法と裁判【オンデマンド授業】
裁判と裁判所の種類
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P212~223、プリントを通読し、裁判と裁判所の種類について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
10 法の体系【オンデマンド授業】
公法と私法の違い
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P46~53、プリントを通読し、公法と私法の違いについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第7回~10回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
11 婚姻と法【オンデマンド授業】
結婚、離婚
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P108~119、プリントを通読し、結婚と離婚について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
12 法と道徳【オンデマンド授業】
ハラスメント
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、何がハラスメントになるか考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間)
13 職場と法【オンデマンド授業】
労働問題
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P190~209、プリントを通読し、身近な労働問題について考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】第11回~13回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
14 情報と法【オンデマンド授業】
プライバシー権、マイナンバー制
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P256~270、プリントを通読し、個人情報保護について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
15 講義内容の整理【課題研究】
これまでの復習・解説を行い、講義内容の理解を深める。
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。 事前に、教科書、プリントを通読し、わからなかった点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
その他
教科書 高橋雅夫 『Next教科書シリーズ法学』 弘文堂 2020年 第3版
参考書 松嶋隆弘 『スタンダード法学』 芦書房 2018年 第1版
オンデマンド教材は、教科書及び参考書を基に作成しているので、手元に準備しておくこと。
配布資料のほぼコピペのレポートは認めない。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業全体の理解度確認のための総括したレポートを課す(50%)、授業内テスト:ブラックボード上で小テストを行う。(20%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴と課題の提出状況を評価する。(30%)
試験は、各回で学修した内容を修得しているかどうかを、その点数にて評価する。
レポートは宿題の提出状況と論理的・批判的な思考で作成され、問題発見し、解決策を提案できているかで評価する。
なお、評価基準についてはあらかじめ配布プリントに詳細に記載する。
オフィスアワー ブラックボードの掲示板機能を通して回答する。
備考 関連する法律科目(労働法、市民社会と法など)を受講することでより理解が深まる。

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