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令和元年度以前入学者 | 図書館学演習2 | ||||
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教員名 | 島弘 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(録画授業配信・PDF資料配信)<9回>と同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)<6回> BlackboardのコースID:20213613 |
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授業概要 | 児童サービスは子供と児童資料への理解を前提に、それらを結びつける方法・技術を学ぶことが大切である。方法・技術のなかで絵本の読み聞かせ、子供たちに昔話などを語り聞かせるストーリーテリング(素話)、及び集団に本を紹介する方法=ブックトークを中心に取り上げる。 また、図書館で発行するブックリスト作成では欠かせない紹介文の書き方の演習も行うこととする。授業ではそれらの説明とともに司書として経験をもつ教員が指導し演習を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 図書館サービス全体のなかで絵本の読み聞かせ、ストーリーテリング及びブックトークの位置づけを理解し、児童図書館員として必要な読み聞かせ、ストーリーテリング、ブックトークの技術を習得し発表する。また、関連する手遊び、わらべうた、紙芝居、パネルシアターなどへの理解も深める。図書館で発行するブックリストの紹介文演習では、本の内容を的確につかみ、子どもに分かりやすく伝えることができるようにする。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】【演習】 毎回、PDF資料を配信し、資料に基づき演習のための講義を行う。演習は絵本の読み聞かせ、ブックトーク(本の紹介)、ストーリーテリング(語り)の三つを行う。 |
履修条件 | 定員20人。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業で取り上げる絵本の読み聞かせ、ブックトーク、ストーリーテリング、紹介文などの演習課題の説明と授業の進め方について(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスを事前に確認して授業の全体像を把握すること。 (2時間) 【事後学習】配布資料を参考に3つの演習の理解を深めること。 (2時間) |
2 |
読み聞かせ(1)読み聞かせの方法と絵本の選び方(オンデマンド授業)
【事前学習】配布資料に基づき読み聞かせの意義を学ぶこと。 (2時間) 【事後学習】公共図書館で読み聞かせ用の絵本を探すこと。 (2時間) |
3 |
ブックトーク(1)ブックトークの意義について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストや事前に配布した資料で理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】ブックトークのテーマを考えること。 (2時間) |
4 |
ストーリーテリング(1)ストーリーテリングの意義について学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布資料を読んでおくこと。また、疑問など整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】ストーリーテリングで語る話の選定を考えること。 (2時間) |
5 |
読み聞かせ(2)演習<1>(同時双方向型授業)
【事前学習】読み聞かせの準備をすること。 (2時間) 【事後学習】読み聞かせの準備をすること。 (2時間) |
6 |
読み聞かせ(3)演習<2>(同時双方向型授業)
【事前学習】読み聞かせの準備をすること。 (2時間) 【事後学習】他の学生が行った読み聞かせ用の絵本を公共図書館で確認すること。 (2時間) |
7 |
ブックトーク(2)ブックトークのテーマ設定とシナリオづくり(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストや資料を参考にブックトークのシナリオを作成すること。 (2時間) 【事後学習】発表のために練習を開始すること。 (2時間) |
8 |
ストーリーテリング(2)演目の選定など(オンデマンド授業)
【事前学習】ストーリーテリングで語る話を決定すること。 (2時間) 【事後学習】発表のためにお話を読み込むこと。 (2時間) |
9 |
紹介文への理解を深め、子ども向け・大人向けの紹介文を書いてみる。(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布資料で紹介文についての理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】子ども向け、大人向けの紹介文を書いて提出すること。 (2時間) |
10 |
科学実験、パネルシアター、人形など子供が本に親しむための方法を学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】事前に配布した資料で理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】紹介したもの以外で子どもが本に親しむための方法を考えること。 (2時間) |
11 |
乳幼児の時代に大切なわらべうた、手遊び、紙芝居などを学ぶ。(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布資料で紹介文についての理解を深めておくこと。 (2時間) 【事後学習】紹介したわらべ歌、手遊びができるように練習すること。 (2時間) |
12 |
ブックトーク(3)演習<1>(同時双方向型授業)
【事前学習】事前にシナリオを覚え、本を紹介する練習を繰り返すこと。 (2時間) 【事後学習】発表者のブックトークを評価し感想をまとめる。 (2時間) |
13 |
ブックトーク(4)演習<2>(同時双方向型授業)
【事前学習】事前にシナリオを覚え、本を紹介する練習を繰り返すこと。 (2時間) 【事後学習】発表者のブックトークを評価し感想をまとめる。 (2時間) |
14 |
ストーリーテリング(3)演習<1>(同時双方向型授業)
【事前学習】事前に物語を覚え、何度も声を出して練習をすること。 (2時間) 【事後学習】発表者のストーリーテリングを評価し感想をまとめること。 (2時間) |
15 |
ストーリーテリング(4)演習<2>、まとめ(同時双方向型授業)
【事前学習】事前に物語を覚え、何度も声を出して練習をすること。 (2時間) 【事後学習】15回の授業を受けて図書館サービス全体のなかの児童サービス、今回の演習の置づけを整理すること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 東京子ども図書館編 『『ブックトークのきほん ―21の事例つき』 (TCLブックレット)』 東京子ども図書館(地方小出版流通センター扱い) 2016年 小冊子であるが事例が多く紹介されているためブックトークを理解し、自らが行うときに参考になる。 |
参考書 | 参考書については授業内で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:オンライン教材の視聴状況と課題への回答状況を評価する。(20%)、絵本の読み聞かせ、ブックトーク、ストーリーテリング演習(80%) まず演習解題に挑戦してもらいたい。そのうえで3つの演習の発表が子どもに分かりやすく丁寧に伝えられているかを評価ポイントとしたい。 |
オフィスアワー | Blackboardを通して行う。 |
備考 | 読み聞かせの絵本やブックトークの本の選定では、地域の公共図書館を利用してもらいたい。 |