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令和元年度以前入学者 | 博物館資料保存論1 | ||||
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教員名 | 佐野千絵 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(PowerPointによる録画授業配信 15回) Blackboardのコース ID:20213622 |
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授業概要 | 博物館・美術館では実物資料を展示で活用するとともに、保存をしている。賢明な利活用を行うためには博物館資料を常に良好な保存環境下で管理しなければならない。その方法について、博物館美術館環境についての調査助言の経験を持つ教員が、実務経験をもとに、基礎知識や博物館の実践について授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 博物館・美術館に収蔵された資料は公共財の側面を持つ。それらを保存し活用するためには、常に博物館資料を良い状態であるよう管理することが求められる。その達成のため、博物館資料の材料と構造、受けやすい劣化を説明することができ、博物館の場で調査や劣化防止対策を実践できることを目標とする。 この科目は文理学部(学士( 学)のDP及びCP に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 オンデマンド型授業。追加の配布資料、PowerPointによる録画授業、課題掲示や提出物の送受信は、Blackboardを用いる。初回授業開始までにBlackboard のコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの”連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 毎回の授業前(1回目を除く)に、PDFで配布する課題に対するレポート(200時程度)を事前に提出する。PowerPointによる録画授業(10分x3~4本)では、教科書の基本事項を説明する。録画授業後に、知識の確認のために小テストを受講すること。リアクションペーパー(100字程度)と合わせて、小テストを提出のこと。 前期で3回程度、授業内容に関連する調査例や事例について調べてレポート作成を適宜実施する。 小テスト・レポートについては、返却しないが、翌週以降随時、重要なものに対して解説・コメントを行う。 事前の課題PDFの送信は月曜日午後7時頃から、事前の課題の締め切りは月曜日授業開始(10:20)まで。録画授業の送信は金曜日午後7時頃から、リアクションペーパー提出締め切りは火曜日午後7時まで。レポート課題締め切りは適宜、Blackboardで告知する。 |
授業計画 | |
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1 |
博物館資料とは何か、博物館資料の価値、博物館資料の保存の目的と意義(オンデマンド授業)。
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を把握する (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する (2時間) |
2 |
文化財保護・保存研究の歴史(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
3 |
博物館資料の劣化要因と損傷(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
4 |
博物館資料の材質および製作技法-日本画-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
5 |
博物館資料の材質および製作技法-油画-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
6 |
博物館資料の材質および製作技法-歴史史料-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
7 |
博物館資料の材質および製作技法-木造彫刻-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
8 |
博物館資料の材質および製作技法-染織・漆工芸品-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
9 |
博物館資料の材質および製作技法-考古資料-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
10 |
博物館資料の材質および製作技法-写真・映像フィルム・近現代資料-(オンデマンド授業)
【事前学習】事前配布プリントの課題を指定日時までに提出する (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する (1時間) |
11 |
博物館の温湿度管理1(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書のp6~16、p17~25,p36~43を通読し、理解できなかった点、質問内容をノートにまとめる (3時間) 【事後学習】授業内容を復習し、解決できなかった質問をリアクションペーパーにまとめ提出する (1時間) |
12 |
博物館の温湿度管理2(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書のp26~36を通読し、理解できなかった点、質問内容をノートにまとめる (3時間) 【事後学習】授業内容を復習し、解決できなかった質問をリアクションペーパーにまとめ提出する (1時間) |
13 |
博物館の照明制御(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書のp45~65ページを通読し、理解できなかった点、質問内容をノートにまとめる (3時間) 【事後学習】授業内容を復習し、解決できなかった質問をリアクションペーパーにまとめ提出する (1時間) |
14 |
博物館の生物被害防止(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書のp94~97,p102~113を通読し、理解できなかった点、質問内容をノートにまとめる (3時間) 【事後学習】授業内容を復習し、解決できなかった質問をリアクションペーパーにまとめ提出する (1時間) |
15 |
博物館の空気環境制御(オンデマンド授業)
【事前学習】教科書のp74~84を通読し、理解できなかった点、質問内容をノートにまとめる (3時間) 【事後学習】授業内容を復習し、解決できなかった質問をリアクションペーパーにまとめ提出する (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 三浦定俊、佐野千絵、木川りか 『文化財保存環境学第2版』 朝倉書店 2016年 第2版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートは内容、提出状況をみて評価します。前期で3回程度実施します。(30%)、授業内テスト:小テストの結果は、理解度の目安として評価します。(30%)、授業参画度:授業参画度は、小テストの受験状況とリアクションペーパー等で評価します。(40%) |
オフィスアワー | 授業期間中の質問等は、Blackboardで随時受け付けます。 |