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宗教学講究

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令和2年度以降入学者 宗教学講究
令和元年度以前入学者 宗教学概論2
教員名 小林紀由
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド型授業(Blackboardによる資料と録音授業配信)
Blackboard ID: 火曜3限→20211160
授業概要 宗教思想全般に関する基礎的知識を修得する
授業のねらい・到達目標 宗教学の立場から、諸宗教の思想に共通する包括的特徴を学ぶことにより、宗教に関する理解を深める。この目標のために諸宗教の神話を中心に取り上げる。
受講生は、[知識]宗教思想全般の特徴についての知識を得ることができる。また、[技能]神話の読解に関する学習を通して宗教文献を読む技能の基礎を身につけ、[態度]宗教思想の歴史的・社会的背景などを考慮し批判的に読み解こうとする態度を身につけることができる。
宗教学講究は哲学科の宗教学に関する課程において、初年度の基礎的知識修得を主目的とする科目であり、宗教学概論の学習内容のうちの思想部分に焦点をあてたものであって、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,4及びカリキュラムポリシーCPの1,2,4に対応しています。
・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて,人間と社会の倫理的な課題を理解することができる(A-1-1)。
・思想・芸術・宗教の観点から,世界の現状を理解することができる(A-2-1)。
・文献や資料の読解・解釈を通じて,哲学の代表的な問題を理解し,説明することができる(A-4-1)。
授業の方法 授業の形式「講義」
Blackboardを利用した、資料配信と音声解説によるオンデマンド型授業。資料および音声は、「教材」に配信される。授業時間は火曜3限だがが、配信は月曜午前10時を予定している。
各回、まず「考察(リアクション)」(後述)に答える部分と、その回の該当箇所を解説をする部分とにより構成される。各回、「考察(リアクション)」の提出を求める。「考察(リアクション)」は講義により提供される情報や考察課題への応答をふまえ、新たな問いを見出し(努力目標)、これを整理して提示するものである。詳しくは授業中に説明する。
事前に教科書の該当箇所に目を通しておくこと。また授業後には上述の「考察(リアクション)」を提出してもらう。「考察(リアクション)」の提出はメールにより、講義当日を含め2日目水曜の24:00までとする。
Blackboard内の掲示板を意見交換のために用意する。
提出されたレポートは全体にたいするコメントと個人の採点結果とを返信します。
履修条件 哲学科以外の学生は2年次以上から受講を認めます。従来から教室収容人数の関係でそのようにしてきました。遠隔授業で教室の規模はかかわりがないのですが、対面式授業にもどる時のことを考え同様にします。
授業計画
1 この講義のねらいと特徴
【事前学習】シラバスのこのページを熟読し目標等を理解し不明点はノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (1時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
2 宗教思想の特徴と類型(神話,教説,教義)
【事前学習】教科書109ー116ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
3 宗教思想の表現としての神話(人間と世界と神)
【事前学習】教科書109ー116ページを再読し、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
4 世界起源神話、人類起源神話の類型
【事前学習】教科書182ー183ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
5 セム的一神教の世界起源神話
【事前学習】教科書149ー153ページ及び配布資料を読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
6 セム的一神教の人間起源神話
【事前学習】教科書149ー153ページ及び配布資料を再読し、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
7 生殖型世界起源神話の世界観
【事前学習】教科書184ページ及び配布資料を再読し、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
8 他界と来世についての類型
【事前学習】教科書195ー202ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
9 日本神話の他界観
【事前学習】教科書195ー202ページ及び配布資料を再読し、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
10 神話と王権(宗教と権力)
【事前学習】教科書185ー192ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
11 神話と権力構造(宗教と権力構造)
【事前学習】教科書185ー192ページ及び配布資料を再読し、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
12 神観念の起源問題
【事前学習】教科書33ー57ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
13 神観による宗教の類型
【事前学習】教科書81ー86ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
14 神の定義問題
【事前学習】教科書127ー128ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、次回の「考察(リアクション)」提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (2時間)
15 宗教思想の目的と特徴
【事前学習】教科書298ー326ページを読み、要点と不明点とをノートに整理しておくこと(A-1-1)。 (2時間)
【事後学習】ノートを整理し、レポート提出にそなえること(A-1-1,A-2-1,A-4-1)。 (3時間)
その他
教科書 脇本平也 『宗教学入門』 講談社学術文庫
参考書 授業中に指示する
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、毎回の「考察(リアクション)」(50%)
レポートは授業理解度と一貫性、「考察(リアクション)」は独創性を重視します。
オフィスアワー Zoom、Blackboard、授業開始後に提示するメールによって随時対応する。

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