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令和2年度以降入学者 | 倫理学課題研究3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 倫理学課題研究3 | ||||
教員名 | 土屋睦廣 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業。受講者の希望によってはZoomによる同時双方型授業も行う。 BlackboardのコースID:木曜2限→20211205 |
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授業概要 | プラトン『ソクラテスの弁明』を講読する。 |
授業のねらい・到達目標 | ソクラテスの言行を知るうえでもっとも重要な文献を原典で精読することで,ソクラテスの思想への理解を深めるとともに,哲学・倫理学の根本問題を考究することをねらいとする。翻訳を読むことでは得ることができない味わいや新たな発見があるはずである。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,5,6,7,8およびカリキュラムポリシーCP3,5,6,7,8に対応する。 ・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。 ・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し,それを分析して用いることができる(A-5-3)。 ・さまざまな人とコミュニケーションをとり,傾聴力と発表力に基づいて,合理的な議論を推進することができる(A-6-3)。 ・さまざまな集団活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行う姿勢を示すことができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験を振り返り分析して,今後の改善計画を立てることができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式【ゼミ】 少人数ゼミ形式で,プラトン『ソクラテスの弁明』を原典(古典ギリシア語)で講読する。各国語訳と注釈も適時参照しながら,テクストで毎回2頁ほどを読み進める。受講者には数行ずつ音読し、訳をつけてもう。文法的な問題を確認・解説したうえで、内容を討議する。毎回、テクスト当該箇所の訳例と解説をBlackboardを通じて配信する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方と留意事項),ソクラテス問題の概説。【対面】
【事前学習】ソクラテスに関する基礎的な事項を予習してくること。 (2時間) 【事後学習】ソクラテス問題の概要を理解し、復習しておくこと。 (1時間) |
2 |
『弁明』17A~19Aの講読と討議(A-3-3)【対面】
【事前学習】『弁明』17A~19Aのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
3 |
『弁明』19B~20Eの講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『弁明』19B~20Eのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
4 |
『弁明』21A~22Dの講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『弁明』21A~22Dのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
5 |
『弁明』22E~24Bの講読と討議(A-3-3)【対面】
【事前学習】『弁明』22E~24Bのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (05時間) |
6 |
『弁明』24C~26Aの講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『弁明』24C~26Aのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし、内容を整理すること。 (0.5時間) |
7 |
『弁明』26B~27Eの講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『弁明』26B~27Eのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
8 |
『弁明』28A~29Dの講読。ここまでの内容のまとめと討議(A-7-3,A-8-3)。【対面】
【事前学習】『弁明』28A~29Dのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (05時間) |
9 |
『弁明』29E~31Bの講読と討議(A-3-3)【対面】
【事前学習】『弁明』『弁明』29E~31Bのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
10 |
『弁明』31C~33Dの講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『弁明』31C~33Dのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
11 |
『弁明』33E~35Eの講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『弁明』33E~35Eのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
12 |
『弁明』36A~38Aの講読と討議(A-3-3)【対面】
【事前学習】『弁明』36A~38Aのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
13 |
『弁明』38B~40Aの講読と討議(A-5-3)【対面】
【事前学習】『弁明』38B~40Aのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (0.5時間) |
14 |
『弁明』40B~42Aの講読と討議(A-6-3)【対面】
【事前学習】『弁明』40B~42Aのテクストを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で講読した個所の文法事項をおさらいし,内容を整理すること。 (05時間) |
15 |
これまで講読した個所の内容のまとめと討議。(A-7-3,A-8-3)【対面】
【事前学習】授業でこれまで講読した個所の翻訳を読んで内容をおさらいしておくこと。 (1時間) 【事後学習】授業でこれまで講読した個所の内容を復習し整理すること。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 講読するギリシア語テクストは初回授業時に配布する。 |
参考書 | 参考書は授業内で適宜紹介し,必要に応じてプリントを配布する。和訳は各自用意しておくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は毎回の訳読や討議により評価する。語学力や哲学史的知識よりも,積極的な取り組みと努力を評価する。 |
オフィスアワー | 質問・相談は随時受け付けるので,初講時に知らせするメールで連絡すること。 |