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令和2年度以降入学者 | 倫理学課題研究5 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 倫理学課題研究5 | ||||
教員名 | 永井均 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 基本的にはzoomによる遠隔授業だが、対面授業を織り交ぜる予定。 対面授業は、事前に相談して、全員が参加できる形でおこなう。 詳細はブラックボードで連絡する。 少なくとも初回はzoomによる。 BlackboardID:20211207 |
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授業概要 | 後期の倫理学課題研究6と繋げて、基本的には森岡正博『生れてこないほう良かったのか?』をメイン・テキストとして反出生主義をめぐる諸問題ついて考察するが、 前期は、ある程度進んだところで、現在制作中の森岡氏と私の共著の中の森岡氏執筆の部分を、この問題の哲学的基礎を考察するための材料として挿入して、それを検討する。 |
授業のねらい・到達目標 | この本は倫理学の最も深い基盤の部分が問題にされており、それは最も興味深い部分でもあります。これを深く検討することによって倫理学の根底を知るとともに、そもそも生きている意味とは何かという問題も考える。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシー DP 及びカリキュラムポリシー CP の3, 5, 6, 7, 8 に対応しています。 ・自他の主張や論証を論理的・批判的に考察して,既存の見解を問い直すことができる(A-3-3)。 ・自らの思想的課題に取り組むために必要な情報を収集し,それを分析して用いることができる (A-5-3)。 ・さまざまな人とコミュニケーションをとり,傾聴力と発表力に基づいて,合理的な議論を推進することができる(A-6-3)。 ・さまざまな集団活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行う姿勢を示すことができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験を振り返り分析して,今後の改善計画を立てることができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 演習形式。テキストを読みつつ、読んだ部分について議論していきます。 (対面授業は全員が参加できる形でおこないます。) |
授業計画 | |
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1 |
第一章 「お前は生きなければならない」
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
2 |
第二章の1 オイディプス王
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
3 |
第二章の2 ベネターの立場
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
4 |
第三章の1 ショーペンハウワーの立場
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間30分) |
5 |
第三章の2 生きんとする意志
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
6 |
第三章の3 無意志
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
7 |
第三章の4 自殺について
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
8 |
森岡正博による独在論のイントロダクション(1)
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
9 |
森岡正博による独在論のイントロダクション(2)
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
10 |
森岡正博の独在論 1,〈私〉の哲学はどのようにして始まったか
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
11 |
2、〈私〉の哲学の展開
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
12 |
3,森岡の「独在的存在者」の概念
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
13 |
4、現実性と独在性
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
14 |
5,読み換えと独在性
【事前学習】テキストの当該分を読んで自分なりの問題意識を持つこと (1時間) 【事後学習】テキスト読み返して問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
15 |
全体のまとめ(A-3-3,A-5-3,A-6-3,A-7-3,A-8-3)
【事前学習】全体について自分なりの問題を持つこと (1時間) 【事後学習】問題が解決したかどうかを確認すること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 森岡正博 『生れてこないほうが良かったのか (ちくま選書)』 筑摩書房 2020年 第1版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、授業に対する貢献度(主として発言の頻度と的確さ)による。 本授業の達成目標である「A-3-3」、「A-5-3」、「A-6-3」、「A-7-3」、「A-8-3」のいずれも、授業での学修を積み重ねた結果、本授業の最後に達成される。そして、その評価は、授業参画度によって行われる。 |
オフィスアワー | 金曜13時~ |