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令和2年度以降入学者 | 日本史特講6 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史特講6 | ||||
教員名 | 小川雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔授業(13回)と課題研究(2回)を組み合わせる。 Blackboard ID:20211267 |
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授業概要 | 徳川権力成立史を通じて、近世と江戸時代の基礎構造を理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | 近世のほぼ全期間は、徳川将軍家を政治秩序の中心として推移した。徳川氏は西三河の国衆(安城・岡崎松平氏)を始点として、16世紀後半に急速な成長を遂げ、17世紀初頭に日本全域の大名家を総括する政治秩序(幕藩体制)を創出した。また、徳川氏は足利将軍家の政治秩序を再起動しつつ、戦国時代を経て成立した諸状況に適応した体制を構築していった。 本講義では、徳川権力の形成過程を確認して、近世・江戸時代の基礎構造を学習することを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP2及びCP3に対応しています。 世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) 物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業実施日にBlackboardを通して、PDFの教材を2度(45分ごと)に分けて配信する。受講者はその教材を閲覧して、時間内に要点を整理して投稿する。質問も適宜受け付ける。 第14回・第15回は課題研究を投稿する。 初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(織豊時代の定義や、授業の目標・方法について説明する) 配信した手引きを読み、疑問点は質問する(オンデマンド授業) 【事前学習】シラバスを事前に確認する。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、織豊政権に関する基礎知識を整理する。 (2時間) |
2 |
徳川氏と足利将軍家(前代の幕府との関係をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、足利将軍家・徳川将軍家の相違を説明できるようにする。 (2時間) |
3 |
領域権力としての徳川氏(徳川氏による列島支配の構造をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、領域権力の定義を説明できるようにする。 (2時間) |
4 |
領域権力の創出(一門大名の成立過程をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、一門大名の定義を説明できるようにする。 (2時間) |
5 |
領域権力の創出2(譜代大名の成立過程をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、譜代大名の定義を説明できるようにする。 (2時間) |
6 |
徳川将軍家の親衛隊1(旗本の軍事的役割をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、旗本の役割を説明できるようにする。 (2時間) |
7 |
徳川将軍家の親衛隊2(直轄水軍の編成をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、近世水軍の役割を説明できるようにする。 (2時間) |
8 |
徳川将軍家と天皇家(近世公武関係の成立過程をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、朝鮮出兵の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
9 |
「鎖国」の成立1東ユーラシアとの関係(家康段階における東ユーラシアとの関係をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、キリスト教の布教・禁令の概要を説明できるようにする。 (2時間) |
10 |
「鎖国」の成立2(家康段階におけるヨーロッパとの関係をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、「鎖国」とヨーロッパの関係を説明できるようにする。 (2時間) |
11 |
「鎖国」の成立3(秀忠・家光段階における東ユーラシアとの関係をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、「鎖国」と東ユーラシアの関係を説明できるようにする。 (2時間) |
12 |
「鎖国」の成立4(秀忠・家光段階におけるヨーロッパとの関係をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、「鎖国」とヨーロッパを説明できるようにする。 (2時間) |
13 |
「鎖国」の成立5(国際直轄都市長崎の成立をみる) 配信教材を閲覧し、要点を整理して提出する(オンデマンド授業)。 【事前学習】『国史大辞典』を用い、予習プリントで示したキーワードの要点をメモする。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、「鎖国」と長崎の関係を説明できるようにする。 (2時間) |
14 |
参考文献の書評 第13回までに送信教材で示した参考文献から1冊を選んで提出する(課題研究)。 【事前学習】第13回までの教材で示された主要参考文献の1冊を読み込む。 (2時間) 【事後学習】自身が希望する研究テーマにあった書籍を探す。 (2時間) |
15 |
試験と解説 出題された課題について、解答を提出する(課題研究)。 【事前学習】第2回から第13回までの内容を復習する。 (2時間) 【事後学習】解説を踏まえて、自己の解答を再検討する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 各回に授業用プリントを配信する。 |
参考書 | 授業用プリントに参考文献を掲示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 試験は、第12回終了時配信の出題への解答内容で評価する。 授業参画度は、時間内に提出した要点整理、第14回分のレポートの内容で評価する。 |
オフィスアワー | Blackboardを通じて、質問・相談に対応する。 |