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令和2年度以降入学者 | 日本史研究実習2 | ||||
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教員名 | 千葉篤志 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(10回)と課題研究(5回)。 BlackboardコースID:20211318 |
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授業概要 | 中世後期の東国における権力と社会を史料から読み解く。 |
授業のねらい・到達目標 | 歴史学の研究では、研究史の把握や文献・基礎史料の収集・読解などが必要です。本授業では、「中世後期の東国における権力と社会」をケーススタディにしながら、受講生の研究テーマについて情報を収集する方法・手順を理解し、基礎史料を読む力を身につけます。ケーススタディとして取り上げるテキストは自治体が発行した地誌(自治体史)や『戦国遺文』などの史料集です。授業では戦国時代の関東・東北地方を主要な範囲としますが、授業内容によってそれ以外の時代や地域も取り入れる予定です。受講生はこれらの多様な史料の活用方法を身につけながら、自分自身の研究へ応用する能力を獲得します。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP及びカリキュラムポリシーCPの5-3、6-3、8-3に対応しています。 ・新しい問題に取り組むために、必要な情報を収集し、それを分析して用いることができる。(A-5-3) ・様々な人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。 ・学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実習】 この授業は、Blackboardを利用します。 第1~4回は研究史整理についてオンデマンド型で説明し、受講生は文献に関する収集方法を学び、実践した結果をBlackboardのアンケートを通して提出していただきます。 第6~9、11、12回目は、Blackboardに掲載したテキストの史料講読を行います。毎回指定した史料について語句・地名について辞書等を使って調べ、読み下し、口語訳をしてください。次回の授業前の指定期日までにレポートとして提出していただきます。その結果を踏まえて、オンデマンド型で解説します。 第5、10、13~15回は、課題研究として受講生が実践する場として文献リストの作成、文献の読解(要約等)を行う機会とします。 なお、本授業の事前・事後学習は、各1時間の学習を目安とします。 *履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のねらい、研究史整理(1)(オンデマンド授業)
【事前学習】シラバスの概要を読む (15分時間) 【事後学習】自分の研究テーマについて考え、提出する。 (30分時間) |
2 |
研究史整理(2)/基礎文献・史料の収集の仕方(オンデマンド授業)
【事前学習】自分の研究テーマについて書かれた文献を探す。 (30分時間) 【事後学習】自分の研究テーマについて書かれた文献を探し、提出する。 (30分時間) |
3 |
研究史整理(3)/基礎文献・史料の収集の仕方(オンデマンド授業)
【事前学習】自分の研究テーマについて書かれた文献を探す。 (30分時間) 【事後学習】自分の研究テーマについて書かれた文献を追加的に探し、提出する 。 (30分時間) |
4 |
研究史整理(4)/基礎文献・史料収集・レジュメの作成(オンデマンド授業)
【事前学習】自分の研究テーマについて書かれた文献を探す。 (1時間) 【事後学習】自分の研究テーマについて書かれた文献を追加的に探し、提出する 。 (1時間) |
5 |
文献リストの作成・提出(1)(課題研究)
【事前学習】第5回講義までに指示された方法で文献を探す。 (1時間) 【事後学習】フィードバックを参考に文献を追加し、入手可能な論文を探す。 (1時間) |
6 |
史料A講読(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの読解およびテキストに記載された語句を辞書で調べ、事前に提出。 (1時間) 【事後学習】テキストで読めなかった所を中心に読み返す。 (1時間) |
7 |
史料B講読(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの読解およびテキストに記載された語句を辞書で調べ、事前に提出。 (1時間) 【事後学習】テキストで読めなかった所を中心に読み返す。 (1時間) |
8 |
史料C講読(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの読解およびテキストに記載された語句を辞書で調べ、事前に提出。 (1時間) 【事後学習】テキストで読めなかった所を中心に読み返す。 (1時間) |
9 |
史料D講読/文献読解の方法(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの読解およびテキストに記載された語句を辞書で調べ、事前に提出。 (1時間) 【事後学習】テキストで読めなかった所を中心に読み返す。 (1時間) |
10 |
文献読解および要約の提出(1)(課題研究)
【事前学習】自分の研究テーマに関する文献を入手する。 (1時間) 【事後学習】フィードバックを参考に文献を追加し、入手可能な論文を探す。 (1時間) |
11 |
史料E講読(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの読解およびテキストに記載された語句を辞書で調べ、事前に提出。 (1時間) 【事後学習】テキストで読めなかった所を中心に読み返す。 (1時間) |
12 |
史料F講読/まとめ(オンデマンド授業)
【事前学習】テキストの読解およびテキストに記載された語句を辞書で調べ、事前に提出。 (1時間) 【事後学習】テキストで読めなかった所を中心に読み返す。 (1時間) |
13 |
文献読解および要約の提出(2)(課題研究)
【事前学習】自分の研究テーマの関係文献を探す。 (1時間) 【事後学習】フィードバックを参考に文献を追加し、入手可能な論文を探す。 (1時間) |
14 |
文献読解および要約の提出(3)(課題研究)
【事前学習】研究辞典で自分の研究テーマに近い項目を読む (1時間) 【事後学習】フィードバックを参考に文献を追加し、入手可能な論文を探す。 (1時間) |
15 |
文献リストの作成・提出(2)(課題研究)
【事前学習】これまでの授業を復習し、フィードバックを読み返す。 (1時間) 【事後学習】フィードバックを参考に、文献リストを充実させる方法を考える。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。テキストはBlackboardに掲載する。 |
参考書 | 漢和辞典、国語辞典、古語辞典等を用意すること(電子辞書でも可)。 秋山哲雄他『日本中世研究入門』(勉誠出版、2014年)ほかBlackboardで指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:事前レポート(55%)、課題(45%) 事前予習レポートでは、ケーススタディ関連の史料を用いて読解力を確認します。課題レポートは、文献目録の作成、読解した論文の内容をレジュメにまとめてもらい、文献収集と読解の能力を確認します。提出されたレポートについては、Blackboardを通じてフィードバックします。 |
オフィスアワー | 授業期間中の質問等は、Blackboardを通じて随時受け付け、追って回答します。 |