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令和元年度以前入学者 | 日本史ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 武井紀子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Zoomによる双方向型授業(一部、Blackboardによる課題研究) BlackboardコースID:20211328 |
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授業概要 | 奈良時代史の基礎的な史料である『続日本紀』の講読を通じて、律令国家確立期の政治制度、社会のあり方を学ぶ。今年度前期は、『続日本紀』巻第三の大宝三年春正月条から順番に読んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | 古代史の基礎となる『続日本紀』の記事を精読・解釈し、深く内容を考察することができるようになる。 『続日本紀』の記事をもとに、律令格式、正倉院文書、木簡や漆紙文書、金石文などの史料と関連づけながら解釈していく力を身につける。 史料をもとに問題点を見つけ、関連する先行研究を探し、みずからまとめて整理する力を身につける。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1、4~8及びカリキュラムポリシーCP1、4~8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 Zoomによる双方向授業(一部、課題研究)により実施する。『続日本紀』の各条をゼミ参加者に割り当て、担当者の報告レジュメをもとに、参加者全員で議論をしながら内容をとっていく。各担当者の報告が議論の前提となるので、しっかりと報告準備をして臨むことが求められる。第1回の授業でガイダンス・報告の順番を決めるので、受講者は必ず出席するようにすること。第2回は、『続日本紀』についての史料解題と報告の仕方についての資料をblackboardにあげるので、それを視聴すること。第3回は教員による模擬報告をZoomで行う。第4回からは、学生の報告を主体とする。報告に対して、次回の冒頭に補足報告を求めることがある。 |
履修条件 | 担当者の「日本史基礎実習1・2」を履修済みであることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスと授業の進め方 (Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】『続日本紀』について調べておく。 (1時間) 【事後学習】テキストを準備しておく。Blackboardに上げる古代史の工具書類について、図書館で手に取ってみる。 (1時間) |
2 |
『続日本紀』解題(blackboardによる課題研究型授業)
【事前学習】『続日本紀』の解題についての参考文献を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をまとめ、リアクションペーパーを提出する。 (1時間) |
3 |
大宝三年正月癸亥条~正月丁卯条(Zoomによる双方向型授業)教員による模擬報告
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。各自報告の準備をする。 (3時間) |
4 |
大宝三年正月辛未条~二月丁未条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
5 |
大宝三年三月戊辰条~三月丁丑条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
6 |
大宝三年三月戊寅条~四月癸巳条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
7 |
大宝三年四月乙未条~四月戊午条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
8 |
大宝三年閏四月辛酉条~五月壬辰条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
9 |
大宝三年五月癸巳条~五月丙午条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
10 |
大宝三年六月乙丑条~七月甲午条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
11 |
大宝三年七月壬寅条~七月壬子条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
12 |
大宝三年八月辛酉条~九月辛卯条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
13 |
大宝三年九月庚戌条~十月丁卯条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
14 |
大宝三年十月甲戌条~十一月癸卯条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。学期末レポートの準備をする。 (3時間) |
15 |
大宝三年十二月甲子条~十二月壬午条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。学期末レポートを仕上げて提出する。 (3時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。 テキストには、新日本古典文学大系『続日本紀』一(岩波書店、1989年)を使用する。輪読部分のテキストは手元に準備するようにしておくこと。 |
参考書 | 笹山晴生「続日本紀と古代の史書」(新日本古典文学大系『続日本紀』一〔岩波書店、1989年〕所収) 奈良時代の通史関係を適宜読んでおくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(30%)、授業参画度:発言や質問などによって評価する(10%)、報告内容によって評価する(60%) 出席することが大前提となる。無断欠席(特に担当回)は厳禁。 |
オフィスアワー | blackboardの掲示板、あるいはメールにて受け付ける。 |