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令和元年度以前入学者 | 日本史ゼミナール2 | ||||
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教員名 | 武井紀子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Zoomによる同時双方向型授業 BlackboardコースID:20211334 |
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授業概要 | 奈良時代史の基礎的な史料である『続日本紀』の講読を通じて、律令国家確立期の政治制度、社会のあり方を学ぶ。今年度後期は、『続日本紀』巻第三の慶雲元年春正月条から順番に読んでいく。 |
授業のねらい・到達目標 | 古代史の基礎となる『続日本紀』の記事を精読・解釈し、深く内容を考察することができるようになる。 『続日本紀』の記事をもとに、律令格式、正倉院文書、木簡や漆紙文書、金石文などの史料と関連づけながら解釈していく力を身につける。 史料をもとに問題点を見つけ、関連する先行研究を探し、みずからまとめて整理する力を身につける。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1、4~8及びカリキュラムポリシーCP1、4~8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 Zoomによる双方向授業により実施する。『続日本紀』の各条をゼミ参加者に割り当て、担当者の報告レジュメをもとに、参加者全員で議論をしながら内容をとっていく。各担当者の報告が議論の前提となるので、しっかりと報告準備をして臨むことが求められる。第1回の授業でガイダンス・報告の順番を決めるので、受講者は必ず出席するようにすること。第2回からは、学生も報告を主体とする。報告に対して、次回の冒頭に補足報告を求めることがある。前期に日本史ゼミナール1・3を前提に演習を進める。 |
履修条件 | 担当者の「日本史基礎実習1・2」を履修済みであることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスと授業の進め方 (Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】『続日本紀』解題を思い出しておく。 (1時間) 【事後学習】報告担当者は報告準備をすすめる。 (3時間) |
2 |
慶雲元年正月丁亥条~正月丁酉条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
3 |
慶雲元年正月壬寅条~正月辛亥条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
4 |
慶雲元年二月丙辰条~三月甲寅条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
5 |
慶雲元年四月甲子条~四月甲戌条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
6 |
慶雲元年四月壬午条~五月庚子条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
7 |
慶雲元年六月丁巳条~六月丙子条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
8 |
慶雲元年七月甲申条~七月壬辰条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
9 |
慶雲元年七月庚子条~七月乙巳条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
10 |
慶雲元年八月丙辰条~十月丁巳条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
11 |
慶雲元年十月辛酉条~十一月癸巳条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
12 |
慶雲元年十一月庚寅条~十一月壬寅条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
13 |
慶雲元年十二月辛酉条~是年条(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】テキストの当該範囲を読み、質問を考えてくる。報告者はレジュメを準備する。 (2時間) 【事後学習】報告レジュメをもとに議論をおさらいする。 (2時間) |
14 |
『続日本紀』大宝三年~慶雲元年の出来事について まとめ① 報告の補足と関連史料について(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】本年度ゼミで読んだテキストを再読してくる。 (2時間) 【事後学習】ゼミの議論を踏まえ、関連する参考文献や先行研究を探して読む。学期末レポートの準備をする。 (2時間) |
15 |
『続日本紀』大宝三年~慶雲元年の出来事について まとめ② 総評(Zoomによる双方向型授業)
【事前学習】関連史料を読み、質問事項を考えてくる。 (2時間) 【事後学習】ゼミで示した参考文献を読んでみる。学期末レポートを仕上げ、提出する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。 テキストには、新日本古典文学大系『続日本紀』一(岩波書店、1989年)を使用する。輪読部分のテキストは手元に準備するようにしておくこと。 |
参考書 | 笹山晴生「続日本紀と古代の史書」(新日本古典文学大系『続日本紀』一〔岩波書店、1989年〕所収) 奈良時代の通史関係を適宜読んでおくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末レポート(30%)、授業参画度:発言や質問などによって評価する(10%)、報告内容によって評価する(60%) 出席することが大前提となる。無断欠席(特に担当回)は厳禁。 |
オフィスアワー | blackboardの掲示板、あるいはメールにて受け付ける。 |