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文化財学2

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令和2年度以降入学者 文化財学2
令和元年度以前入学者 文化財学2
教員名 平野卓治
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 課題研究型の遠隔授業
BlackboardID:20211381
授業概要 文化財保護法制定までの歩みをふまえ、現在の文化財保護法の改正の問題点を探ると共に、文化財の指定とその保護・活用の実状、さらには世界遺産などに関して講義し、文化財の「保存・継承」と「公開・活用」との相互の関わりを探る。博物館の学芸員として文化財調査や史跡の保存・活用に関わった経験をもとに、現場の実状と課題をもふまえながら授業を進めていく。
授業のねらい・到達目標 文化財の指定、保護と活用、世界遺産などに関する基本的な知識を習得し、文化財保護の意義に関して説明できるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2-3、3-3及びカリキュラムポリシーCP2-3、3-3に対応しています。
・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3)
・物事を既存の知識にとらわれることなく、人文学的根拠にもとづいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-32-3)
授業の方法 授業の形式:講義
Blackboardを通して学習資料を配信するので、それを通して学習してもらう。各回、内容に関するリアクションペーパーを提出してもらう。また質問・疑問点などに関しても、逐次、応えていく。
初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの“連絡事項”欄、メールに掲示するので随時確認すること。
授業計画
1 授業のテーマや到達方法、講義計画などに関して説明する。また文化財の種類や区分についても触れる。(課題研究型授業)
【事前学習】シラバスを確認し授業全体の流れを理解しておく。 (1時間)
【事後学習】「文化財」とは何か?身近な事例を考えて、ノートに整理する。 (2時間)
2 近代日本の文化財保護-文化財保護法前史(課題研究型授業)
【事前学習】国宝保存法について調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
3 文化財保護法とその展開(課題研究型授業)
【事前学習】文化財保護法の特徴を調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、法改正の意義と課題をノートに整理する。 (2時間)
4 現在の文化財保護法の改正とその問題点(課題研究型授業)
【事前学習】直近の文化財保護法の改正について調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、自分が行った史跡との比較をノートに整理する。 (2時間)
5 文化財と地域社会-文化財保護法改正と地域社会(課題研究型授業)
【事前学習】身近な地方自治体の文化財行政に関して調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
6 文化財を活用-国指定史跡を中心に(課題研究型授業)
【事前学習】自分が行ったことのある史跡公園に関して、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (時間)
7 美術工芸品の指定と保護(課題研究型授業)
【事前学習】美術工芸品の種類と指定に関して調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
8 美術工芸品の修理-修復方針とその実際(課題研究型授業)
【事前学習】仏像彫刻などの修復に関して調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
9 建造物の指定と保護―神社建築を題材に(課題研究型授業)
【事前学習】自分の関心のある神社の建築を調べ、特徴をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
10 民俗文化財の指定と保護-有形民俗文化財を中心に(課題研究型授業)
【事前学習】有形民俗文化財の具体例を調べ、ノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
11 文化的景観の保存と活用(課題研究型授業)
【事前学習】文化的景観の具体例を調べ、その特徴をノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (時間)
12 世界遺産をめぐって-現状と課題(課題研究型授業)
【事前学習】世界遺産とは何かを調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (2時間)
13 日本の世界遺産-現状と課題(課題研究型授業)
【事前学習】日本の世界遺産の概略を調べ、ノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントをノートに整理する。 (時間)
14 課題試験
【事前学習】これまでの講義の内容を復習し、試験に備える。 (3時間)
【事後学習】試験の結果を基に理解が足りなかった内容を復習し,学修した内容の整理を行い、次のステップに備える。 (2時間)
15 文化財のデジタル化-その進展と活用(課題研究型授業)
【事前学習】関心のあるデータベースに当たり、その特徴をノートに整理しておく。 (2時間)
【事後学習】文化財保護・活用の将来像を考える。 (2時間)
その他
教科書 特に定めない。各回に必要な資料はBlackboardを通して提供する。
参考書 Blackboardを通して随時指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度:リアクションペーパーの提出により評価する。(50%)
試験は期末試験を実施する。
オフィスアワー Blackboardを通して質問に直接回答するか、授業資料に説明などを掲載する。

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