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令和元年度以前入学者 | 日本語史3 | ||||
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教員名 | 三原裕子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 現時点では遠隔授業として資料による講義をおこなう予定である。 講義資料は毎回、Word・PDFファイルのプリント資料をBlackboardで配信する。隔週、または3回に1度、動画を挿入して補足説明を行う(YouTubeのリンク先はBlackboardの該当講義回に資料と併せて告知する)。 Blackboard コースID:20211409 |
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授業概要 | 江戸都市の言語の実相を知るとともに東京語につながる「江戸のことば」の変化要因を探る。 |
授業のねらい・到達目標 | 現在行われている共通語のルーツを東京語にもとめ、その基盤となる「江戸語」―江戸と言う都市でおこなわれたことば―を知ることが目標である。 東京語のどのようなところに江戸語の痕跡が見受けられるか、江戸で生活する人々がどのように「変化」を受容して行ったかを理解する。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 資料配布をもとにした学習を進める。隔週程度に動画を挿入した授業をおこなう予定である。 レポートについては、基本的には提出締め切り後に全体的な解説を予定しているが、必要に応じBlackboardやメールなどで個別指導を行う。 |
履修条件 | 選択必修の要件を満たしていること |
授業計画 | |
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1 |
はじめに 江戸のイメージと偏見
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておく (2時間) 【事後学習】資料に目をとおしておく (2時間) |
2 |
江戸語から東京語へ ことばの変化要因 ①
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
3 |
江戸語から東京語へ ことばの変化要因 ②
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
4 |
江戸語の成立(初期の江戸語) ①軍事都市としての江戸と江戸語
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
5 |
江戸語の成立(中期・後期の江戸語) 都市の性格とことば
【事前学習】資料に目を通しておくー江戸の地域を理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
6 |
江戸語の資料を考える ① 江戸時代のマナー本
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
7 |
江戸語の資料を考える ② 江戸時代の方言書
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
8 |
滑稽本にみられる江戸語 式亭三馬の作品から ① 年寄りと子供のことば
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】疑問点をチェックしておく (2時間) |
9 |
滑稽本にみられる江戸語 式亭三馬の作品から ② 富裕な店の妻女と長屋の女房のことば
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】疑問点をチェックしておく (2時間) |
10 |
咄本にみられる江戸語 ①
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】疑問点をチェックしておく (2時間) |
11 |
咄本にみられる江戸語 ②
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】疑問点をチェックしておく (2時間) |
12 |
階層差と江戸語 女房詞・長屋の女
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】疑問点をチェックしておく (2時間) |
13 |
外国人から見た江戸のことば ローマ字表記された江戸のことば
【事前学習】与えられた資料に目を通し、全体像を理解しておく (2時間) 【事後学習】疑問点をチェックしておく (2時間) |
14 |
補い 第4回から第12回までの授業内容について質疑応答をおこなう
【事前学習】資料の全体的な流れを理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
【事前学習】資料の全体的な流れを理解しておく (2時間) 【事後学習】資料の内、分からないことはチェックしておく (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に指定しない。配布プリントはレポート提出時に必要になるので、保管すること |
参考書 | 教場でリストを配布する。江戸時代を題材とした書籍は非常に沢山出版されている。授業で取り上げる『浮世風呂』や『東海道中膝栗毛』などを読んでおけば、講義内容の理解がたやすくなる。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業時に課題を指示する。(80%)、授業内テスト:資料を読めるようにするためのミニテスト(20%) レポート・ミニテストが主な評価対象になる。 |
オフィスアワー | 授業後必要な場合は連絡の事。指定したアドレスを指示する。 |