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令和2年度以降入学者 | 神話・伝承研究 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 神話研究 | ||||
教員名 | 鈴木雅裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | (2)オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料配信) BlackboardのコースID:20211445 |
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授業概要 | 上代文学の神話を読む 日本文学史上、8世紀には『古事記』・風土記・『日本書紀』といったテキストが生み出された。いずれも自国の由緒を記すものだが、そこでは神話が一定の位置を占めている。本授業では、上代文学に記された具体的な神話を取り上げ、どのような神話かを理解し、神話から何が読み取れるのかを考えていくことにしたい。 |
授業のねらい・到達目標 | ・テキストを読むことを通じて、古典作品の読解方法を身につける。 ・上代文献に記された神話の読解を通じて、神話を語る事の意義を説明できる。 ・神話に対する理解を深めることで、古代文学の特色を理解すると同時に、現代を相対化する力を見につける。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では、この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCP3,4,5,8に対応している。 ・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら,新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら,自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・初回授業はZoomによる同時双方向型、その後はPowerPointによるスライド資料・動画を利用したオンデマンド型で講義を進める。事前学習として授業で扱う範囲の本文の読解と下調べ、事後学習として授業で扱った語句・内容を調べてもらい、発展的な学習を目指す。 ・授業回によっては課題提出を求める。提出後の授業動画内でフィードバックを行うが、併せて個別にコメント等を送付する予定である。 ・授業内容に関する質問事項等はメールで個別に受け付ける。適宜、利用してもらいたい。 |
履修条件 | 初回の授業はZoomにて、授業全体に関わる方針・成績評価・授業方法についての説明を行う。必ず参加すること。なお、事情により参加できない/できなかった場合は、その旨、連絡すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の進め方・講義内容の説明等)、上代文学に関する基礎知識の解説【同時双方向型】
【事前学習】上代文学の神話ににどのようなものがあるかを調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業内で提示した作品・語句について調べ、まとめておく。 (2時間) |
2 |
上代文学作品の成立基盤①:天武天皇の時代
【事前学習】壬申の乱、天武天皇の事績について調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
3 |
上代文学作品の成立背景②:持統天皇・文武天皇の時代
【事前学習】持統天皇・文武天皇の事績について調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
4 |
『日本書紀』を読む①:『日本書紀』とはどのようなものか?
【事前学習】配布資料1-1などを基に、『日本書紀』の基礎的な情報を集めておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
5 |
『日本書紀』を読む②:冒頭神話を支える知
【事前学習】配布資料1-2を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
6 |
『日本書紀』を読む③:本文と複数の一書
【事前学習】配布資料1-3を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
7 |
『日本書紀』を読む④:アマテラスとスサノヲの対立
【事前学習】配布資料1-4を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】第4~7回までの内容についてまとめ、『日本書紀』についての理解を深める(A-5・A-8)。 (2時間) |
8 |
『古事記』を読む①:『古事記』とはどのようなものか?
【事前学習】配布資料2-1を基に、『古事記』の基礎的な情報を集めておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
9 |
『古事記』を読む②:国生み神話からみる地理観
【事前学習】配布資料2-2を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
10 |
『古事記』を読む③:黄泉国はいかなる国か
【事前学習】配布資料2-3を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
11 |
『古事記』を読む④:天孫降臨の地を考える
【事前学習】配布資料2-4を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】第8~11回までの内容についてまとめ、『古事記』についての理解を深める(A-5・A-8)。 (2時間) |
12 |
『常陸国風土記』を読む①:風土記とはどのようなものか?
【事前学習】配布資料3-1を通じて、風土記についての基礎的な情報をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
13 |
『常陸国風土記』を読む②:フジとツクバの神
【事前学習】配布資料3-2を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】授業で解説した内容について復習し、まとめておく。 (2時間) |
14 |
『常陸国風土記』を読む③:神と人との境界
【事前学習】配布資料3-3を事前に読み、具体的な内容の理解と語句の下調べをしておく。 (2時間) 【事後学習】第12~14回までの内容についてまとめ、『常陸国風土記』についての理解を深める(A-5・A-8)。 (2時間) |
15 |
総括:古代の神話から現代へ(A-3・A-4)
【事前学習】これまで扱った内容およびまとめたものを確認しておく。 (2時間) 【事後学習】授業全体で扱ってことを今一度確認し、今後の学修に活かせるようにする(A-5・A-8)。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 授業で扱う範囲の資料をBlackboardで配信する。 |
参考書 | 授業で扱った範囲ごとに適宜紹介する。なお、JapanKnowledgeの利用を前提とするので、あらかじめ使い方を確認しておくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:学期末レポートの内容を通じて、A-3・A-4の達成度を評価する(50%)、授業参画度:授業動画の視聴状況および提出課題の取り組みを通じて、A-4・A-5・A-8の達成度を評価する(50%) |
オフィスアワー | メールを利用して、随時行う。 |