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令和2年度以降入学者 | フィールドワーク2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | フィールドワーク入門2 | ||||
教員名 | 田中ゆかり | ||||
単位数 | 3 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | (1) 同時双方向型授業(14回)+野外実習(1回) (2) BlackboardのIDと「コース名」:20211459 「2021フィールドワーク2/フィールドワーク入門2(田中ゆかり・後・水4)」 |
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授業概要 | 言語景観・言語サービス研究入門 本科目の一部では日本の言語政策を扱う。文部科学大臣及び文化庁長官諮問機関・文化審議会臨時委員(国語分科会)の実務経験から日本国における言語政策策定の背景などについて具体的に教授する。 |
授業のねらい・到達目標 | わたしたちの身の回りには、さまざまな言語を使用した「看板」「案内」「広告」などであふれている。そこで使用されている言語を通して、日本語社会におけるそれぞれの言語の「意義」「価値」を知ることができる。また、情報発信に際して、どのような言語変種を選択するのかによって、発信者の配慮の水準がうかがえる。ある言語社会における言語選択とその背景を読み解き、言語選択の観点からよりよい世の中を考える研究を、社会言語学の1分野である言語景観・言語サービス研究と呼ぶ。 この科目では、言語景観研究を通して日本語社会をとりまく言語と言語変種について考える視点を獲得することを目指す。同時に言語研究の企画・実施、データの整理ならびにデータに基づく分析と報告までの一通りを学ぶことも目的とする。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP2,3,4,5,6,7に対応しています。 ・日本文学・日本語学研究を学びながら、それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) |
授業の方法 | (1)授業の形式:【演習】 (2)授業の方法 ①開講曜日限(水4)にzoomによるオンライン型授業を実施する。 ②毎回のzoomへの招待URLは、開講曜日前日までにBlackboardを通じ、案内する。「連絡事項」とBb「Eメール」 ③連絡ならびに資料配布、フィードバックなどはBbを活用する。 ④研究トピックに関連した導入的講義と模擬調査等を通じ、履修者各自の調査対象を選択する。調査対象ごとにデータ収集・調査を行い、それに基づく発表と討議を行う。なお、模擬調査には、隣地調査の方法を学ぶための模擬調査を含む。模擬調査はオンライン模擬調査とし、第2回に行う。 ⑤事前・事後の学修をつなぐものとして小課題を課す予定。 ⑥各自発表はパワーポイントを使用したものを予定(画面共有形式)。 ⑦最終課題は、各自に与えられたフィードバックを踏まえ、発表を発展させた内容とする。最終課題は、授業報告サイト等で公開予定。 ⑧この授業についての質問・相談は、Bbの「掲示板」や「Eメール」を通じて受け付ける。 |
履修条件 | 20人を上限に人数調整を行う予定。 履修希望者は第1回授業前日までにBb自己登録を完了の上、第1回講義に参加のこと。 人数調整を行う場合は、第1回小課題の提出ならびに内容、学年等を考慮する。 第2回授業までの間に、Bbを通じて履修許可者名簿を案内する。 ※第1回は9/22(水)4限 ※第1回のzoomへの招待URLは、開講曜日前日までにBlackboard「連絡事項」と「Eメール」を通じて案内する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスをよく読み、遠隔授業受講の準備をする(Bb自己登録、教材のダウンロードなど) 身の回りの言語景観・言語サービスに目を配る (2時間) 【事後学習】模擬調査域の赴く銀座・有楽町エリアの歴史・地理・経路・商業施設等についての調査 (4時間) |
2 |
銀座・有楽町エリアのオンライン模擬調査
【事前学習】銀座・有楽町エリアの歴史・地理・経路・商業施設等についての調査 (3時間) 【事後学習】銀座・有楽町エリア言語景観・言語サービスプレ調査の記録とまとめ (3時間) |
3 |
言語景観・言語サービス調査方法の基礎を学ぶ
【事前学習】調査対象域候補の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象域の選定と対象域概要の作成 (3時間) |
4 |
調査対象域候補の報告と検討
【事前学習】調査対象域の選定と対象域概要の作成 (3時間) 【事後学習】調査対象地域における調査項目・分析観点の検討 (3時間) |
5 |
調査項目・分析観点の報告と検討
【事前学習】調査対象地域における調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象地域における調査項目・分析観点の確定 (3時間) |
6 |
言語景観・言語サービス調査
【事前学習】調査対象地域の言語景観・言語サービス調査 (3時間) 【事後学習】調査対象地域の調査の簡単な報告の作成 (3時間) |
7 |
言語景観・言語サービス調査の簡単な報告とフィードバック
【事前学習】調査対象地域の調査の簡単な報告の作成 (3時間) 【事後学習】調査対象地域の調査報告準備 (3時間) |
8 |
報告と討議①
【事前学習】調査対象地域の調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) |
9 |
報告と討議②
【事前学習】調査対象地域の調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) |
10 |
報告と討議③
【事前学習】調査対象地域の調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) |
11 |
報告と討議④
【事前学習】調査対象地域の調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) |
12 |
報告と討議⑤
【事前学習】調査対象地域の調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) |
13 |
最終報告作成解説
【事前学習】フィードバックを受けた報告の修正 (3時間) 【事後学習】最終課題の作成準備 (3時間) |
14 |
最終報告の提出
【事前学習】最終報告の作成 (3時間) 【事後学習】提出された最終課題についてのふりかえり (3時間) |
15 |
授業全体のふりかえり
【事前学習】提出された最終課題についてのふりかえり (4時間) 【事後学習】授業全体のふり返り (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。適宜資料を配布する。 |
参考書 | Blackboardに参考文献の一部を格納する。その他については、授業中指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業内外の課題への取り組み、発表、フィードバック等含む(50%)、最終課題(50%) |
オフィスアワー | 授業に関連した質問・相談はBb内に設ける「掲示板(質問・相談)」とBb「Eメール」で受け付けます。 |
備考 | 【参考サイト】「田中ゆかり授業報告」http://www.chs-jp.info/tnk/index.html 過年度の言語景観・言語サービス入門をテーマとした授業成果報告書が掲出されている。 ※20人を上限に人数調整を行う予定。 ※履修希望者は第1回授業前日までにBb自己登録を完了の上、第1回講義に参加のこと。人数調整を行う場合は、第1回小課題の提出ならびに内容、学年等を考慮する。 ※第2回授業までの間に、Bbを通じて履修許可者名簿を案内する。 ※第1回は9/22(水)4限 ※第1回のzoomへの招待URLは、開講曜日前日までにBlackboard「連絡事項」と「Eメール」を通じて案内する。 |