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令和元年度以前入学者 | 特殊研究ゼミナール2 | ||||
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教員名 | 紅野謙介 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業とオンライン授業(Zoom形式)、課題研究を組み合わせる。11月以降は感染状況をみながら臨機応変に対応する。 BlackboardコースID:20211485 |
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授業概要 | 小説分析の方法を学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | 数篇の小説をとりあげ、テクスト分析を中心に近現代小説を徹底的に解読する。 ・小説を読み、研究するにはどのようなアプローチがあるのかを把握する。 ・小説の内容や表現を細かく分解しながら、考察する手順を身につける。 ・研究方法を学ぶとともに、論文やレポートの書き方を学習する。 ・教職志望者にはとりわけテクスト分析、ワークショップ形式の修得ができる。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3) ・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら,責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら,学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3) ・中学高校の教員としての経験、また教科書編集にあたってきた経験にもとづき、発表やプレゼンテーションのしかた、質疑や討論の方法についても指導を行う。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 演習形式のゼミとする。3年生を中心に分担してオンラインで発表を行う。発表に際しては必ず資料を作成し、どのような問題意識のもとでテーマ設定したかを明確にしながら、報告を行なう。毎回、4年生から司会、コメンテーターなどの役割を決めて議論が活発に展開できるようにする。学期末にはレポートを書く。レポートのフィードバックの方法等については、授業内で指示する。対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で対応する。 |
履修条件 | 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、特殊研究ゼミナール1(前期)の第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。対面+オンライン授業)
【事前学習】シラバス通読、テキストの入手。 (2時間) 【事後学習】発表担当のテクストを確認する。 (2時間) |
2 |
短篇小説「ドライブ・マイ・カー」についての発表と討議01(対面+オンライン授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
3 |
短篇小説「ドライブ・マイ・カー」についての発表と討議02(対面+オンライン授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
4 |
短篇小説「ドライブ・マイ・カー」についての発表と討議03(対面+オンライン授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
5 |
短篇小説「ドライブ・マイ・カー」についての討議04(対面+オンライン授業)
【事前学習】これまでの発表や議論の整理と復習。 (2時間) 【事後学習】短篇小説をどう読むかの振り返りと反省。 (2時間) |
6 |
短篇小説「プラネタリウム」についての発表と討議01(対面+オンライン授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
7 |
短篇小説「プラネタリウム」についての発表と討議02(対面授+オンライン業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
8 |
短篇小説「プラネタリウム」についての討議03(対面授業)
【事前学習】これまでの発表と議論の整理と復習。 (2時間) 【事後学習】短篇小説をどう読むかの振り返りと反省。 (2時間) |
9 |
長篇小説「夏物語」(川上未映子)についての発表と討議01(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
10 |
長篇小説「夏物語」(川上未映子)についての発表と討議02(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
11 |
長篇小説「夏物語」(川上未映子)についての発表と討議03(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
12 |
長篇小説「夏物語」(川上未映子)についての発表と討議04(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
13 |
長篇小説「夏物語」(川上未映子)についての発表と討議05(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
14 |
まとめと総括(対面授業)
【事前学習】発表者は資料作成、他はテクストの熟読。 (2時間) 【事後学習】質疑と解説をへたあとでの発表の振り返りと反省。 (2時間) |
15 |
小説の分析方法をめぐるレポートの作成(課題研究)
【事前学習】ゼミの発表全体の反省。 (2時間) 【事後学習】今後の論文計画の構想立案。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 川上未映子 『夏物語』 文藝春秋(文春文庫) 2021年 短篇小説はすでに配布済み。長篇『夏物語』は各自で入手すること。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は,毎回のディスカッション、発表等で評価。対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価する。 |
オフィスアワー | 火曜日の昼休み、ゼミ終了後、研究室にて。来校できない人はメールあるいはZoomで対応する。 |