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令和2年度以降入学者 | 中国学入門4 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 中国学入門4 | ||||
教員名 | 山口守 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型遠隔授業を中心とする。 BlackboardコースID:20211509 |
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授業概要 | 近代中国文化の形成過程を、その歴史性や地域性に注意しながら学ぶ。具体的には、21世紀の今日に至る近代史の知識を確認しながら、主として文化面で近代中国や台湾における言語表象の流れを把握することで、2年次以降の学習の基礎を作る。 |
授業のねらい・到達目標 | 近代中国文化がどのように形成されてきたか,その歴史と文化諸相を文学,言語,メディア,表象文化などを中心に学習して、基本的な理解を得ることができる。さらに個別テーマを学ぶ方法論や理論を習得できる。 世界に氾濫している様々な情報を自ら収集し、分類・整理することができる。(A-3-1) この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3に対応しています。 |
授業の方法 | 講義形式。教材や資料はブラックボード(Bb)からダウンロードする。Bbを通じて課題を提出することが不可欠である。この課題は採点後フィードバックする。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 |
履修条件 | なし。 |
授業計画 | |
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1 |
近代とは何かという問いにどう答えるか、手掛かりとなる視点や方法論を学ぶ。また授業のテーマや到達目標の設定、及びそれを達成する方法についても明確に理解する。
【事前学習】シラバスを読んで授業計画を把握し、学習計画を立てる。 (0.5時間) 【事後学習】中国近代史年表の空白個所を完成させ、提出の準備をする。またBlackboardから第2回以降の教材をすべてダウンロードし、プリントアウトする。 (1時間) |
2 |
近代中国における国語の成立について、その概念形成や成立の経緯を学ぶ。
【事前学習】第2回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第2回「国語の成立」の課題レポートを完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
3 |
近代中国のメディアと文学について、その歴史や具体例を学ぶ。
【事前学習】第3回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (1.5時間) 【事後学習】第3回「近代メディアと文学」の課題レポートを完成させる。また第1,2,3回の課題レポートを指定された日時・場所に提出する。 (3時間) |
4 |
第1,2,3回のレポートに関して、模範的な回答例を学んだうえで、学習ポイントを理解する。(A-3-1)その後、中国の地方と農村の格差について、歴史的経緯と現状を学び、今後の課題について考察する。
【事前学習】第4回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (1.5時間) 【事後学習】第4回「中国の地方と農村」の課題レポートをを完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
5 |
中国の都市について、その歴史と現状を学び、中国特有の都市問題を考察する。
【事前学習】第5回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (1.5時間) 【事後学習】この回の課題は二つある。まず第5回「中国の都市」の課題を完成させる、次に中国の白地図に都市名や省名を書き込んで完成させる。両課題とも提出の準備をする。 (3時間) |
6 |
中国の民族問題に関して、その社会的意味と非漢族漢語文学を学ぶ。
【事前学習】第6回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第6回「中国の民族問題」の課題レポートを完成させる。また第4,5,6回の課題レポート及び白地図を指定された日時・場所に提出する。 (3時間) |
7 |
第4,5,6回の課題レポート及び白地図に関して、模範的な回答例を学んだうえで、学習ポイントを理解する。(A-3-1)その後、今日の日本と中国及びアジア諸国の関係に大きな影響を及ぼした日中戦争の歴史について学ぶ。
【事前学習】第7回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第7回「日中戦争」課題レポートを完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
8 |
中華人民共和国の成立と社会主義について学ぶ。今回は特に民国期の社会主義運動の歴史を中心に理解を深める。
【事前学習】第8回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第8回「中華人民共和国と社会主義」の課題レポートを完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
9 |
中華人民共和国成立後の歴史的動向と文化について学ぶ。今回は特にプロレタリア文化大革命と新時期文学を中心に理解を深める。
【事前学習】第9回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第9回「プロレタリア文化大革命と新時期文学」の課題レポートを完成させる。また第7,8,9回の課題レポートを指定された日時・場所に提出する。 (3時間) |
10 |
第7,8,9回の課題レポートに関して、模範的な回答例を学んだうえで、学習ポイントを理解する。(A-3-1)その後、台湾学というディシプリンの意味と意義について学ぶ。
【事前学習】第10回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第10回「台湾学の意味と意義」の課題レポートを完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
11 |
台湾の近代の成立について、コロニアル・モダニティの視点を学びながら、特に国語問題について理解を深める。
【事前学習】第11回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第11回「台湾の近代と国語」の課題レポートを完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
12 |
台湾文学の通史の学習を踏まえたうえで、台湾文学の今後の可能性について学習を進める。
【事前学習】第12回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第12回「台湾文学の可能性」の課題レポートを完成させる。また第10,11,12回の課題レポートを指定された日時・場所に提出する。 (3時間) |
13 |
第10,11,12回の課題レポートに関して、模範的な回答例を学んだうえで、学習ポイントを理解する。(A-3-1)その後、華語語系文学の概念を学び、さらに実践例について理解を深める。
【事前学習】第13回の資料を読み、かつ課題レポートの内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】第13回「華語語系文学の可能性」の課題を完成させ、提出の準備をする。 (2時間) |
14 |
第1-13回の学習内容を整理したうえで、中国と台湾の近代文化について、どこまで学習が進んだか、目標への自分の到達度を試験によって確認する。
【事前学習】第1回から第13回までの全教材を復習し、学習内容をきちんと把握する。 (4時間) 【事後学習】自己採点で試験結果を予想し、自分の学習で何が足りなかったか明確化する。また第13回課題レポート提出を指定された日時・場所に提出する。 (1時間) |
15 |
試験の結果を踏まえ、自分の学習内容を総点検して、不明の点について明確化し、今後の学習へ繋げる。第13回の課題レポートに関して、模範的な回答例を学んだうえで、学習ポイントを理解する。(A-3-1)
【事前学習】中国と台湾の近代文化について、第1-13回の学習内容を総復習したうえで、授業時の質問事項をまとめる。 (1時間) 【事後学習】試験結果の総括を行い、アジアにおける近代とは何かについて、自分なりの考察をまとめることで、目標への到達度をしっかり認識し、2年次以降の学習へと繋げる。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 教材や課題レポート用紙はすべてブラックボード(Bb)からダウンロードする。 |
参考書 | 授業中指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度には課題提出、到達度試験を含む。(A-3-1) |
オフィスアワー | ブラックボード(Bb)で連絡すること。 |
備考 | 必ずブラックボード(Bb)で受講登録すること。 |