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イギリス文学史3 (共通)

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令和元年度以前入学者 イギリス文学史3 (共通)
教員名 前島洋平、閑田朋子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 基本的に同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)を行います。
ただし、技術上の問題や時間割の都合で授業に出席できない場合は、課題研究としますので、2回目の授業までにBlackboard上で申し出てください。
第15回目の授業(含授業内試験)は、対面を予定しています。

BlackboardコースID
20211689(3年前半)(前島洋平・前・木1)
20211690(3年後半)(閑田朋子・前・月5)
* 初回授業時までにBlackboardでコース登録をし、こまめに情報を確認すること。
*(Blackboardのコース登録に加え)履修登録期間中にCHIPSで履修登録を行うこと。
授業概要 18世紀末~19世紀イギリス文学の流れを、その歴史的・社会的背景のなかで概観すると同時に、それぞれの時代を代表する作家・作品について基本的な知識を得る。また、高等学校で英語を教えていた経験をもとに、教職コースを受講している学生が、将来、高等学校で英語を教えるなかで、比較的平易な英語で書かれた文学作品を紹介できるように配慮して、授業を行う。
授業のねらい・到達目標 ●18世紀末から19世紀のイギリス文学の流れを、当時のイギリスの歴史的・社会的背景のなかに位置づけて、理解できるようになることをねらいとします(A-1-3)。
●18世紀末から19世紀のイギリス文学の代表的な作家・作品について基本的な知識を学び、それらについて説明できるようになる(A-4-2)。
●18世紀末から19世紀のイギリス文学の代表的な作品において、一般によく知られている文章に慣れ親しみ、それがどのような場面であり何を意味するのか、自分なりに解釈できるようになる(A-3-3)。
この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、3、4に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【講義】
毎回、授業の初めに、その回の講義のテーマを伝えます。次に歴史的・社会的背景に簡単に触れた上で、それぞれの作家の代表作を概観します。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 授業内容・方法・評価基準などについての説明・確認
イギリス文学史2の復習を行い、イギリス文学史3との連続性を説明する。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】イギリス文学史1・2の学習内容を復習しておくこと (2時間)
【事後学習】授業内容をノートにまとめ、理解を深めること (2時間)
2 ジャーナリズムと職業作家:英国におけるジャーナリズムと職業作家の登場について、前提となる歴史的・社会的背景について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】第7章を読み、18世紀のジャーナリズムについて、自分の考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
3 ゴシック・ロマンス:Horace Walpole、William Beckford、Ann Radcliffe、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】 教科書pp.88-89を読み、Walpole、Beckford、Radcliffeの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
4 ロマン派第1世代:William Blake、William WordsworthとSamuel Taylor Coleridge、およびそれぞの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp.92-99を読み、Blakeと比較してWordsworthやColeridgeの作品の特徴について、考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
5 ロマン派第2世代:Goerge Gordon Byron、Percy Bysshe Shelley、John Keatsおよびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp.99-104を読み、ロマンは第2世代について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
6 Walter ScottとJane Austen、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp.89-91,104-105を読み、ScottとAustenそれぞれの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
7 Jane Austenと比較して、Mary Shelleyおよびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp.89-91を読み、AustenとMary Shelleyの作品の特徴の違いについて考える。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
8 ヴィクトリア朝の小説(1):Charles Dickens及びその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp. 118-23を読み、Dickensの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
9 ヴィクトリア朝の小説(2):Charles Dickensと比較して、William Thackerayおよびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp. 123-25を読み、DickensとThakerayの作品の特徴の違いについて考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
10 ヴィクトリア朝の小説(3):Elizabeth GaskellとBrontë姉妹、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書のpp.125-27を読み、Brontë姉妹それぞれの作品の特徴について、考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
11 ヴィクトリア朝の小説(4):George Eliotおよびその作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書のpp127-29を読み、Geroge Eliotの作品の特徴について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
12 ヴィクトリア朝の小説(5)―詩と比較して学ぶ:Alfred TennysonとRobert Browning、Elizabeth Barrett Browning、とMatthew Arnoldおよびラファエロ前派の詩について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp.107-15を読みヴィクトリア朝の詩について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
13 ヴィクトリア朝の小説(6)―散文と比較して学ぶ:Thomas Carlyle、Matthew Arnold、John Ruskin、Walter Horatio Pater、およびそれぞれの作品について学ぶ。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】教科書pp.106-107、109-113を読み、ヴィクトリア朝の散文について考えをまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で扱った作家・作品について一覧表を作成し、授業内容をまとめておくこと。 (2時間)
14 18世紀末から19世紀末イギリス文学購読実践を行う。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【同時双方向型】
【事前学習】前期に紹介した作品のうち、興味を持った作品を読む。 (2時間)
【事後学習】事前学習で扱った作品の作家・時代背景について調べる。 (2時間)
15 総括と全体の振り返り
前期で行った全体の授業内容を振り返り、授業内試験を行い、授業の理解を深める。(A-1-3, A-3-3, A-4-2)【対面】
【事前学習】前期の学習について、総合的に復習をし、理解を深める。 (2時間)
【事後学習】授業において理解不足が感じられた点について、復習すると同時に、各自参考文献を調べる。 (2時間)
その他
教科書 川崎寿彦 『イギリス文学史』 成美堂
出版年、版を問わない。
参考書 John McRae, The Penguin Guide to Literature in English , Penguin
出版年、版を問わない。他にも随時、授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度は、毎回の授業の初めに伝えた講義テーマについての問いへの答えや授業最後の簡単なクイズなどによって、評価されます。
授業内試験を受けられなかった場合、Zoomによる口頭の試験および、それぞれの授業冒頭で伝えたテーマに関するレポートと授業ノートの提出によって、評価します。
オフィスアワー 授業後の時間、またはメールやBlackboardを用いて、質問等を受け付ける。
備考 進度や授業の詳細については、実際の授業の進展や受講生の学習度・興味に応じて、多少変更されることがあります。

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