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令和元年度以前入学者 | ドイツ文学演習1 | ||||
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教員名 | 関口なほ子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | Zoomによる同時双方向型のオンライン授業を中心に、一部課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)を組み合わせる。 授業開始までにBlackBoardに登録し、初回授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 Blackboard コースID: 20211813, コース名:2021ドイツ文学演習1(関口なほ子・前・火2)に登録しておくこと。 |
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授業概要 | ドイツ語圏を代表する詩人の一りであるリルケの詩作品や日記体小説『マルテの手記』(1910)を講読(抜粋)し、世紀転換期文学の特徴を考察する。作品の内容を理解し(読解力養成)、言語様式の特徴を学び、さらに解釈の幅を広げていくことを目指す。 問題点や疑問点を意見交換しながら、作品の主人公が置かれている社会状況やそれに対する心理を考察していく。作品の理解を深めるために、19世紀末・20世紀転換期文学の特徴、ドイツの社会、歴史に関する知識も併せて習得していく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・作品を主体的かつ積極的に調べ、その内容を正確に捉え、さらに行間の意味を探求することで、作品を掘り下げて受容する訓練ができる(A-3-3)。 ・「手記」という文学形式における表現方法の可能性(効果)を理解する(A-3-3)。 ・作家や作品の時代背景を調べることで、作品を解釈する視野を拡大し、文学作品へのアプローチ方法を習得することができる(A-3-3,A-4-3)。 ・世紀転換期の文学における作家と作品の文学史上の位置づけを考え、文学作品の歴史的・社会的役割を具体的に説明することができる(A-3-3,A-4-3)。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3, DP4及びカリキュラムポリシーCP3, CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式。受講生による発表と意見交換(議論)、教員による解説を交えて進行する。 発表者は、配布テキストの担当箇所を熟読し、自ら内容を整理しまとめる。それを自らの意見や解釈とともに発表する。 発表を受けて、受講生は意見交換を行う。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ: 【同時双方向型授業】 学習計画立案:授業の進め方・目的、到達目標、テキスト・評価方法等について説明します(A-3-3)。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。個人の時間割案を作成しておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、自分の授業目標と計画を立てる(A-4-3)。 (0.5時間) |
2 |
リルケの作品について(概説)【同時双方向型授業】
【事前学習】作家について文学史関連書籍等から情報を収集しておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で学んだ内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
3 |
『形象詩集』から代表的な詩を読み、グループワークと意見交換。【同時双方向型授業】 「形象」とは何か考える。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3) (0.5時間) |
4 |
「事物詩」から代表的な詩を読み、グループワークと意見交換。【同時双方向型授業】 「事物詩」の特徴について考える。 【事前学習】上記の引用について考え、意見をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3)。 (0.5時間) |
5 |
『マル手の手記』導入 【同時双方向型授業】 キーワード「大都市」について考察:作品の主人公の見た大都市とは。あなたが考える大都市とは。 【事前学習】該当箇所について調べ、内容・疑問点をまとめておく。語り手である「私」の考えについてまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
6 |
「大都市の夜」ついて:作品の主人公の見た大都市の夜とはどのようなものか考え、意見をまとめる。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
7 |
「見ること」について::作品の主人公が考える「見ること」とはどのようなものか。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加えまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
8 |
「恐れ」について:作品の主人公の心情について考える。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
9 |
「過去」について:作品の主人公の回想ついて考える。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
10 |
「大都会での死」について考える。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3) (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間) |
11 |
「結婚」について::作品の主人公の結婚観ついて考える。疑問点の抽出を行う。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間) |
12 |
主人公の抱くさまざまな疑問について、あなたはいかに考えるか。【同時双方向型授業】 疑問点の考察を行う。 【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間) |
13 |
「詩の言葉とは」:主人公の見解とあなたの意見について。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間) |
14 |
パリ雑感:主人公の関心事を掘り下げる。【同時双方向型授業】
【事前学習】該当箇所を調べ、内容を考える。、疑問点をまとめておく(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】授業で注意されたことに基づいて、必要に応じて修正を加え、学習内容の要点をまとめておくこと(A-4-3) (0.5時間) |
15 |
これまでの復習と習得度の確認 【同時双方向型授業】
【事前学習】これまでに学習した内容を踏まえて本作品に特徴的な事柄を考える(A-3-3)。 (0.5時間) 【事後学習】前期の内容をもとに、19世紀末の他の文学作品について調べておく(A-4-3)。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | Blackboardを通じて資料(テキストの抜粋)を配布します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度:課題への取り組みとその評価・提出状況・グループワークへの参加(50%) 課題・レポートはBlackboardを通じて提出する。 |
オフィスアワー | メールやBlackBordを用いて質疑応答を行います。 |
備考 | 授業前日までにブラックボードに教材を配置し、連絡事項にZoomのURLを掲示する。 |