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令和2年度以降入学者 | 社会学演習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学演習1 | ||||
教員名 | 石岡丈昇 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究と同時双方性(Zoom)の議論を組み合わせておこなう。 Blackboard コースID: 木曜2限 20211934 |
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授業概要 | スポーツの事例を通じて社会学の概念や思考法を学ぶ。2020 年に出版されたベズニエ・ブロウネル・カーター著『スポーツ人類学』(共和国)の輪読を通じて学習していく。スポーツは、「する」だけでなく「みる」ものでもある。スポーツからどのように社会学を考えることができるのかを、本演習では考えていく。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> ・スポーツから社会学を構築しなおすスポーツ社会学の研究動向について理解する。 ・スポーツが政治/文化/経済をめぐる問題でもあることを理解する。 ・現在から過去を裁断する、あるいは〈こちら〉から〈あちら〉を裁断するような思考様式を、いったん疑ってみる研究姿勢を体得する。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・自身の認識の外側に存在する社会に対する関心を持ち,理解するために必要な情報や知識をみずから収集することができる。(A-5-2: 挑戦力) ・設定された課題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-2: コミュニケーション力) ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業をすることができる。(A-7-2: リーダーシップ・協働力) ・自身の学修経験の振り返りを継続的に行いながら,改善策を検討することができる。(A-8-2: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学)のDP5~8及びCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | 【演習】毎回の授業では、教科書『スポーツ人類学』の指定箇所を事前に読んできてもらった上で、「面白かった・興味深 かかった文章を3つ」引用したレジュメを、全員が毎回作成してくる。その上で、なぜその箇所に関心を持ったの かを全員に説明してもらう、という作業を繰り返しおこなう。 なお、各回における受講生からの報告や質問、提出されたミニレポートについては、Blackboardなどを用いて応答しつつ、受講者全体にフィードバックされるように授業を展開する。また翌週の回においても、重要な報告や質問について解説する時間を設ける。レポートについては、採点・記述のポイントを提示しつつ、複数のレポート例をもとにコメント・解説をおこなう。 |
授業計画 | |
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1 |
なぜスポーツが社会学の考察トピックになるのか(A-5-2)
【事前学習】教科書を通読しておく (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
2 |
第1章 スポーツ、人類学、歴史(1)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
3 |
第1章 スポーツ、人類学、歴史(2)(A-5-2)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
4 |
第2章 スポーツ、植民地主義、帝国主義(1)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
5 |
第2章 スポーツ、植民地主義、帝国主義(2)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
6 |
第3章 スポーツ、健康、環境(1)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
7 |
第3章 スポーツ、健康、環境(2)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
8 |
第4章 スポーツ、階級、人種、エスニシティ(1)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
9 |
第4章 スポーツ、階級、人種、エスニシティ(2)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
10 |
第5章 スポーツ、セックス、ジェンダー、セクシュアリティ(1)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
11 |
第5章 スポーツ、セックス、ジェンダー、セクシュアリティ(2)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
12 |
第6章 スポーツ、文化パフォーマンス、メガイベント
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
13 |
第7章 スポーツ、ネーション、ナショナリズム
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
14 |
第8章 世界システムにおけるスポーツ
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
15 |
スポーツ社会学の可能性と課題 (A-5-2、A-8-2)
【事前学習】教科書の該当箇所の論点をレジュメにまとめる (1時間) 【事後学習】当日の演習に対するリアクションペーパーを作成し、Blackboardを通じて提出する (1時間) |
その他 | |
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教科書 | ニコ・ベズニエ、スーザン・ブロウネル、トーマス・F・カーター 『スポーツ人類学:グローバリゼーションと身体』 共和国 2020年 教科書を必ず購入の上で、本演習に参加すること。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:スポーツが、いかに社会学の研究課題になるのかを考察して、レポートにまとめる(A-5-2, A-6-2, A-7-2, A-8-2)(60%)、授業参画度:Zoomを用いた同時双方性で議論の中での発言やレジュメの内容などを評価に組み入れる(40%) |
オフィスアワー | メールで事前に日時を決めた上で、個別にZoomで対応する。 |
備考 | シラバスの内容は受講者の規模、あるいはその学修の状況を考慮して、変更することがある。 なお、事前学習・事後学習の時間は目安である。 |