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令和2年度以降入学者 | 都市と地域の社会学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 都市と地域の社会学 | ||||
教員名 | 後藤範章 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究(学修課題と教材を提示し、受講生が調べ/学んでレポートを提出し、それを踏まえて受講生と教員間及び受講生間で意見交換する)型の授業をオンデマンドで行います。学修課題と教材の提示、レポートの提出、意見交換と受講生へのフィードバックの全てを、Blackboard上で行います。履修希望者は、Bbにログインして、コースID:20211950「2021都市と地域の社会学(後藤範章・前・金4)」の「自己登録」を早めに行って、「教材」ページから「シラバス」と「授業の進め方」をDLし、授業が始まるまでに熟読しておいて下さい。 ※ 第1回(4/9)の授業に関する資料は、4/7(水)午後2時10分から閲覧可能となるように設定してあります。 |
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授業概要 | 授業のテーマは、「都市と地域を『社会学すること(Doing Sociology)』を通して現代・現代社会・現代人のあり方を洞察する」です。毎回、個別テーマを掲げ、教材(資料)を使って授業を展開します。 |
授業のねらい・到達目標 | 都市と地域に関わる社会学研究の視点・方法・成果を学ぶと共に、現代・現代社会・現代人のありようを再考し、「社会学的な眼力」を鍛えることが主たるねらいであり、到達目標です。 本授業では、「自ら考える力」(A-3-2論理的・批判的思考力)を育むことを目標とし、とりわけ「脱常識」の観点から社会を考察し、現代社会を論理的・批判的に捉える社会学的な枠組みや方法を身につけていきます。 この科目は、文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 毎回、個別テーマに関する教材(資料)をBbで提示し、受講生自らが調べ、分析と考察を加えることで理解と思考を深めていきます。また、Bbの掲示板で質問を受けたり意見交換を行ったりすることを通して、学生-教員間及び学生間の双方向・多方向のやり取り(意見表明・交換)も重ねていきます。 |
履修条件 | 特にありません。後期の金5限に開講する「東京と東京人の社会学」(後藤担当)は、本講がベースとなって(都市と地域を社会学的に見る眼を養った上で)展開します。シラバスを参照して、興味関心を抱いた人はこちらの科目もぜひどうぞ。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標、授業の進め方、課題、成績評価の方法、その他について (第1回~15回:A-3-2) 【事前学習】シラバスをよく読み、どのような授業なのかを思い描いておくこと (2時間) 【事後学習】掲示板フォーラムに参加して意見交換しながら授業に対する理解を深めること (2時間) |
2 |
日本社会総体の変動のプロセス ―統計(主要指標)でたどる日本の150年―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第2回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
3 |
農業・農村の時代から大都市の時代へ ―近代から現代への転換点;産業化・都市化・情報化・消費化―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第3回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
4 |
地域社会をめぐる社会学研究の展開 ―農村(村落)社会学と都市社会学と地域社会学―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第4回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
5 |
「東京」の地域社会学的研究 ―範域確定の試み―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第5回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
6 |
「東京」の空間変動分析 ―データ集成と1960~90年の経年変化―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第6回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
7 |
鉄道交通と巨大都市化の歴史的展開 ―交通インパクトの社会学的研究―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第7回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
8 |
都市・地域社会調査の方法論 ―量と質とビジュアルの混合研究法―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第8回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
9 |
交通インパクトと都市・地域社会の構造変動① ―埼京線と埼玉県戸田市―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第9回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
10 |
交通インパクトと都市・地域社会の構造変動② ―つくばエクスプレスと埼玉県八潮市―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第10回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
11 |
交通インパクトと都市・地域社会の構造変動③ ―写真と住宅地図によるミクロ分析―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第11回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
12 |
山間集落の局地的小宇宙性と村落結合 ―山梨県大垣外と青森県大秋の50年―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第12回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
13 |
下高井戸スタディーズ ―地域資源としての地元大学生と商店街との「ご縁」の創出―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第13回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
14 |
原発避難者の生活再編と地域再生 ―ベクレルフリーを求めて東京圏から避難・移住する人々―
【事前学習】掲げられているテーマに関して幅広く情報収集して検討を加え、自分なりに考えをまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第14回の課題に取り組み、7日間以内に提出すること (2時間) |
15 |
つむぎ合う、未来。―ポストフクシマの新しい生き方と社会像― 授業の振り返りと総まとめ 【事前学習】これまでの授業内容を振り返り、成果と課題について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業を振り返り、理解が及んでいないことを補うこと (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。詳細な資料を配布します。 |
参考書 | 後藤範章編 『鉄道は都市をどう変えるのか―交通インパクトの社会学― (ミネルヴァ社会学叢書)』 ミネルヴァ書房 2021年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(84%)、授業参画度(16%) 試験は実施しません。課題に対するレポートの評価点(14回課題を課し1回につき6点満点、合計点の最高は84点)に、Bbの掲示板フォーラムでの質問や意見のやり取り(最高16点)を加えて評価します。毎回、全体の講評と最優秀レポートの紹介を行うと共に、レポートに対する点数を各人に伝えます。なお、これらの得点(100点満点の素点)に加算する「特別加算レポート」を課すことがあります。なお、レポート提出回数6回を「最低要件」とし、合計得点が60点未満の6回以上提出者には追加の小課題に取り組むことで60点に到達できる道を用意します。 以上を踏まえ、A-3-2(論理的・批判的思考力)の修得状況を評価します。 |
オフィスアワー | 個別の相談に関しては、まずメールをngotoh@chs.nihon-u.ac.jp宛に送って下さい。メールもしくはオンラインでやり取りするようにします。 |
備考 | 後藤研究室に所属する学部生(演習生・ゼミ生)・大学院生・研究生で本授業の未履修者は、研究を行う上での理論的・方法論的な土台を固めるために、早い段階で履修するようにして下さい。 |