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令和2年度以降入学者 | 現代日本の社会構造 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 現代日本の社会構造 | ||||
教員名 | 工藤豪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)+オンデマンド Blackboard ID: 20211959 |
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授業概要 | 人口高齢化と少子化に関する基本的な概念を把握し、時代的な変化や国際比較を通じて日本の特質を理解するとともに、少子高齢化が現代日本の社会へどのような影響を与えているのかについて講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> (1)人口高齢化と少子化の推移・要因・影響について理解し、日本の特徴について説明できるようになることを目的とする。 (2)なぜ日本は少子化を克服することができないのかについて自身の考えを整理し、説明できるようになることを目的とする。 <能力> 上記の<知識・技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 グローバル化する現代社会における社会学の役割を理解し,そのことを踏まえ国際社会が直面する問題について,行為を中心に,構造や変動,自我や関係,などの観点から説明することができる。(A-2-2: 世界の現状を理解し,説明する力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 文献や既存資料を提示した上での学修課題の指示、学生が提出する学修課題の回収、課題についての解説等のフィードバックを行う方法とする。課題の提出およびフィードバックについては、Blackboardを利用して行う予定である。 |
履修条件 | 履修希望者が一定人数を超える場合は抽選により受講者を決定します。 その場合、期限までに第1回課題を提出した学生を対象として抽選を行い、履修可能者の学生番号を第2回講義資料配信と同じタイミングでBlackboardを通じて掲載します。 |
授業計画 | |
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1 |
講義のねらいと進め方についての説明(課題研究)
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておく。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、授業計画や参考文献等を確認しておく。 (1時間) |
2 |
人口と日本社会の動向(A-2-2)(課題研究)
【事前学習】人口ピラミッドの特徴を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】講義を振り返り、人口減少社会について説明できるようにしておく。 (3時間) |
3 |
人口高齢化(1)―人口高齢化の定義と老年人口割合の推移-(課題研究)
【事前学習】日本の老年人口割合の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、他の先進諸国と比較した日本の特質を説明できるようにしておく。 (2時間) |
4 |
人口高齢化(2)―長寿化の背景とライフサイクルへの影響-(課題研究)
【事前学習】日本の平均寿命の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】グループ考察を踏まえ、長寿化による社会への影響を説明できるようにしておく。 (2時間) |
5 |
人口高齢化(3)―人口移動と老年人口割合の地域差-(A-2-2)(課題研究)
【事前学習】都道府県別老年人口割合の推移を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、老年人口割合の地域差について説明できるようにしておく。 (3時間) |
6 |
少子化(1)―少子化の定義と合計出生率の推移-(課題研究)
【事前学習】日本の合計特殊出生率の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】講義を振り返り、少子化に関する概念について説明できるようにしておく。 (2時間) |
7 |
少子化(2)―少子化の要因と先進諸国の動向-(A-2-2)(課題研究)
【事前学習】先進諸国における合計特殊出生率の推移を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料や図を振り返り、日本における少子化の要因の特質を説明できるようにしておく。 (2時間) |
8 |
少子化(3)―少子化対策の展開-(課題研究)
【事前学習】日本の少子化対策の展開を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容と配付資料を振り返り、少子化対策の傾向を説明できるようにしておく。 (2時間) |
9 |
少子化(4)―少子化を克服できない要因・背景-(A-2-2)(課題研究)
【事前学習】これまでの講義内容を整理し、少子化に関する疑問点等をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、日本の少子化における特徴と課題について説明できるようにしておく。 (3時間) |
10 |
少子化(5)-未婚化の推移と現状-(課題研究)
【事前学習】日本の未婚率の推移を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、未婚率の現状と地域差について説明できるようにしておく。 (2時間) |
11 |
少子化(6)―未婚化の要因と仮説において想定されている未婚者像-(課題研究)
【事前学習】未婚化の要因について参考文献等を用いて、自分なりの考えを整理しておく。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、未婚化に関する研究の到達点を説明できるようにしておく。 (2時間) |
12 |
少子化(7)―未婚者像の妥当性と未婚化対策の関係性―(A-2-2)(課題研究)
【事前学習】講義内容を整理し、未婚化に関する疑問点等をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を振り返り、未婚化対策における特徴と課題について説明できるようにしておく。 (3時間) |
13 |
少子高齢化と社会保障(1)-少子高齢化と医療保障-(課題研究)
【事前学習】健康保険と国民健康保険の差異について確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、少子高齢化が医療制度に与える影響について説明できるようにしておく。 (2時間) |
14 |
少子高齢化と社会保障(2)-少子高齢化と公的年金制度-(課題研究)
【事前学習】国民年金と厚生年金の差異について確認しておく。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り、少子高齢化が年金制度に与える影響について説明できるようにしておく。 (2時間) |
15 |
確認作業と総括(課題研究)
【事前学習】第2回から第14回の授業内容を復習しておく。 (5時間) 【事後学習】学習した内容を整理し、知識として身につけられるよう工夫する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しません。 |
参考書 | 清水浩昭編著 『日本人口論』 放送大学教育振興会 1998年 第1版 松田茂樹 『少子化論』 勁草書房 2013年 第1版 清水浩昭ほか著 『新訂 少子高齢化社会を生きる』 人間の科学新社 2019年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末課題レポートの提出内容によって理解度を評価する(25%)、授業参画度:通常課題学修の提出内容によって評価する(75%) |
オフィスアワー | 教員のメールアドレスへ質問等を送ることによって対応するが、詳細は第1回講義資料にて案内する。 |
備考 | 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。 |