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令和2年度以降入学者 | 社会学特殊講義Ⅴ | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学応用講義Ⅰ | ||||
教員名 | 久保田裕之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoom によるライブ中継) Blackboard コースID:20211984 |
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授業概要 | 恋愛と自己の社会学:恋愛という制度が近代的自己とどのような関係にあるのか、社会学的アプローチを通じて理解する |
授業のねらい・到達目標 | 恋愛や愛情を含む人間の感情は、つい生物学・心理学の領域に属すると考えがちだが、社会学においても重要なテーマのひとつである。また、感情を社会学的に検討することは、社会学という学問領域の特徴を理解する上でも格好の素材であるといえる。 この授業では、Eva Illouz の著作『Why Love Hurts』(翻訳未刊行:なぜ人は愛に傷つくのか)の英語原文と日本語版試訳を用いて、近代における愛と自己の関係について議論することを通じて、恋愛に関する通俗的な理解を批判的に検討できるようになる。また、卒論やレポートで恋愛や情緒性を扱う際に適切に欧米の文献を参照できるようになる(A-5-3)。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 英語の原書を教科書として指定するが、基本的には授業担当者が準備した日本語試訳原稿をもとに、グループワークの中でレジュメを作成して購読と議論を進めていく。英語の文献を扱うが、英語の授業ではないため、自由に英語を読みこなす必高い英語能力は必要ないが、大学生として英語で専門書を読んでみたい人、せめて読む雰囲気を味わいたいという人は、一緒にぜひチャレンジしてみてほしい。 具体的には、議論の全体像をつかみ/レジュメ作成の方法を習得するために準備作業を行い、その後、受講人数とグループの数にもよるが、各グループで各章を分担してレジュメを作成していく。各自、必ず電子辞書または紙の辞書を用意すること。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画 | |
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1 |
【準備講義】「近代における恋愛と自己」
【事前学習】ガイダンス資料(動画)を視聴し授業の概要を理解しておく (2h時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめておく (2h時間) |
2 |
【購読準備】序章「愛という名の不幸」(前半)レジュメサンプル
【事前学習】序章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
3 |
【購読準備】序章「愛という名の不幸」(後半)レジュメサンプル
【事前学習】序章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
4 |
【購読準備】終章「おわりに」各班レジュメ作成の練習(前半)
【事前学習】終章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
5 |
【購読準備】終章「おわりに」レジュメ作成と内容の検討(後半)
【事前学習】終章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
6 |
【購読】第2章「愛の大転換、またの名を、結婚市場の誕生」(前半)
【事前学習】2章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
7 |
【購読】第2章「愛の大転換、またの名を、結婚市場の誕生」(後半)
【事前学習】2章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
8 |
【購読】第3章「コミット恐怖症とロマンティックな選択の新たな構造」(前半)
【事前学習】3章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
9 |
【購読】第3章「コミット恐怖症とロマンティックな選択の新たな構造」(後半)
【事前学習】3章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
10 |
【購読】第4章「承認をめぐる要求:自己の脆弱性と愛」(前半)
【事前学習】4章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
11 |
【購読】第4章「承認をめぐる要求:自己の脆弱性と愛」(後半)
【事前学習】4章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
12 |
【購読】第5章「愛、理性、アイロニー」(前半)
【事前学習】5章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
13 |
【購読】第5章「愛、理性、アイロニー」(後半)
【事前学習】5章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
14 |
【購読】第6章「ロマンティックな幻想から幻滅へ」(前半)
【事前学習】6章前半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
15 |
【購読】第6章「ロマンティックな幻想から幻滅へ」(後半)
【事前学習】6章後半を読み、レジュメ(2頁程度)を作成してくる (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて、レジュメを修正しておく (2h時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | Eva Illouz, Why Love Hurts: A Sociological Explanation, Polity, 2013, 1 edition 原書は紙媒体でも古本でも電子書籍でもかまわないので、2回目の授業までに入手しておくこと。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業内ディスカッション(45%)、グループでの報告(55%) |
オフィスアワー | 授業期間中の火曜4限 本館4階の久保田研究室 ※大学に来られない場合は、教員のメールアドレスに直接問い合わせること |