文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会学科 > 社会調査実習2
日本大学ロゴ

社会調査実習2

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 社会調査実習2
教員名 山北輝裕
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 同時双方向型、課題研究
BlackboardコースID:20211990
授業概要 「社会調査士コース」の3年次必修科目である。社会調査協会の「社会調査士」資格を取得するためには、社会調査の全プロセスを経験を通し て学ぶ「社会調査実習科目」の履修が義務づけられている。この授業は、調査計画の作成から報告書の発行(結果の公表)までの社会調査の 全プロセスを、1年間かけて(前期「社会調査実習1」、後期「社会調査実習2」)一通り実習することを目的とする。調査テーマは「新型コロナウィルス蔓延状況下における大学生の生活実態に関する聞き取り調査」。
授業のねらい・到達目標 <知識・技能>
後期は、前期を引き継ぎ、本調査の実施<10〜11月>、フィールドデータの整理とコーディング<11月末まで>、分析と論点の抽出<12月末 まで>、報告書の分担執筆と編集作業<1月末まで>、刊行と刊行と調査協力者への結果のフィードバック<3月までに>を、一通りこなしてい く。

<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。
・具体的な社会現象や社会問題を入り口に,「あたりまえ」の理解からは読み取れない現代社会の多層性と多様性を,社会学の専門領域の知見を踏まえ論理的・批判的に理解することができる。(A-3-3: 論理的・批判的思考力)

この科目は文理学部(学士(社会学)のDP3及びCP3に対応しています。
授業の方法 実習(同時双方向型: zoomを使用し調査の進捗状況を確認する。 課題研究: 質的調査)
履修条件 社会調査士コースのセレクションを通過した学生
授業計画
1 【本調査(1)後期作業の確認】(A-3-3)
【事前学習】本調査項目リストを今一度確認しておく。 (2時間)
【事後学習】調査趣旨の確認および調査依頼表の内容を確認する。 (2時間)
2 【本調査(2)調査対象者の一覧化と実施日時の決定】(A-3-3)
【事前学習】調査予定者の一覧表の作成 (2時間)
【事後学習】インタビュー項目の最終決定 (2時間)
3 【本調査(3)インタビュー調査】(A-3-3)
【事前学習】本調査項目リストの最終確認をする。 (2時間)
【事後学習】トランスクリプトの作成をおこなう。 (2時間)
4 【本調査(4)インタビュー調査】(A-3-3)
【事前学習】トランスクリプトの作成をおこなう (2時間)
【事後学習】トランスクリプトの作成をおこなう (2時間)
5 【フィールドデータの集計と整理】(A-3-3)
【事前学習】トランスクリプトの作成 (2時間)
【事後学習】調査結果の整理 (2時間)
6 【コーディング(符号化)(1)】(A-3-3)
【事前学習】調査結果の整理 (2時間)
【事後学習】コーディング作業の展開 (2時間)
7 【コーディング(符号化)(2)】(A-3-3)
【事前学習】コーディング作業の展開 (2時間)
【事後学習】コーディング作業の完成 (2時間)
8 【各ケースを貫く論点の抽出と仮説検証】(A-3-3)
【事前学習】コーディング作業の完成 (2時間)
【事後学習】包括的論点の整理 (2時間)
9 【「新型コロナと学生の生活」をめぐる分析と論点の整理】(A-3-3)
【事前学習】当該調査と対応しそうな社会学理論を調べておく (2時間)
【事後学習】社会学と個別の事例をどう接続できるのかをレジュメにまとめる。 (2時間)
10 【報告書の内容構成をめぐる検討】(A-3-3)
【事前学習】社会学と個別の事例をどう接続できるのかをレジュメにまとめる。 (2時間)
【事後学習】各自の執筆内容を構想する。 (2時間)
11 【ドラフト(草稿)の執筆と報告】(A-3-3)
【事前学習】草稿を執筆する (2時間)
【事後学習】草稿を改稿する (2時間)
12 【報告書第一次原稿の提出と検討(1)】(A-3-3)
【事前学習】論考を完成させる (2時間)
【事後学習】論考の改稿をおこなう (2時間)
13 【報告書第一次原稿の提出と検討(2)】(A-3-3)
【事前学習】論考を完成させる (2時間)
【事後学習】論考の改稿をおこなう (2時間)
14 【最終原稿の提出(印刷所への入稿)】(A-3-3)
【事前学習】各論考の誤植のチェックをおこなう (2時間)
【事後学習】入稿予定データの最終確認をおこなう (2時間)
15 【報告書の刊行と発送と総括】(A-3-3)
【事前学習】トランスクリプトを読み返しておく (2時間)
【事後学習】各自の課題をレポートにまとめる (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度:実習への取り組みおよび聞き取りの成果物で評価する(A-3-3)(100%)
オフィスアワー メールで対応
備考 シラバスの内容は受講者の規模、あるいはその学修の状況を考慮して、変更することがある。

このページのトップ