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情報メディア特殊研究

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令和元年度以前入学者 情報メディア特殊研究
教員名 中森広道
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド授業(Blackboardを予定)ならびに課題学習(Blackboardを予定)を併用して実施する予定(Blackboard ID:20211994)。対面授業が可能になった場合は、対面授業を行う予定である。
授業概要 テーマ:マス・メディアから考える日本の世相
メディア史・現代史について触れながら、新聞記事などの文書情報を比較・分析しながら授業を進めていく。対面授業が可能となった場合は、新聞だけでなく映像やテレビ番組などを紹介し、それらの資料から、日本の現代史と世相について考えていく予定である。
授業のねらい・到達目標 <知識><技能>
①実際の報道やメディアの記録から、日本の現代史を再考する。
②メディアの特性について理解できるようになる。

<能力>
上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。
・多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について,社会学の専門領域の観点から説明し,その解決案を提示することができる。(A-4-3: 問題発見・解決力)
・個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。(A-5-3: 挑戦力)

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4・5、及びカリキュラムポリシーCP4・5に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【課題学習】(状況が変われば【講義】でも行う)
配信した複数の新聞等の資料について、各自、記事の内容の比較や分析を行い、コメントを書くという形式で授業を行う。対面授業が可能となった場合(あるいは映像の配信が可能となった場合)は、テレビ番組史・映画史の講義とともにテレビ番組の視聴したり、映画の鑑賞して、番組・映画の感想や番組・映画の内容・表現を踏まえた疑問点・問題点などについて考えコメントを書く、という形式で授業を進める。

※対面授業の出席が難しい場合は、Blackboardでの課題提出とする。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)。ただし、対面授業が難しい場合は、以下の内容を大幅に変更することもある。
【事前学習】マス・メディアについての資料を読む (2時間)
【事後学習】新聞の現状について考える (2時間)
2 報道の内容分析の方法(A-4-3)
【事前学習】現代史の資料を読む (2時間)
【事後学習】現代の世相について資料などから考える (2時間)
3 報道の事例(1)(A-4-3)
【事前学習】現代史の資料を読む (2時間)
【事後学習】事例で取り上げた出来事について調べる (2時間)
4 報道の事例(2)(A-4-3)
【事前学習】現代史の資料を読む (2時間)
【事後学習】事例で取り上げた出来事について調べる (2時間)
5 報道の事例(3)(A-4-3)
【事前学習】現代史(特に1960年代・1970年代)の資料を読む (2時間)
【事後学習】事例で取り上げた出来事について調べる (2時間)
6 映画館でニュースを見た時代(1)昭和(戦前・戦中)のニュース映画(A-5-3)
(変更の可能性あり)
【事前学習】ニュース映画について調べる (2時間)
【事後学習】現代史の資料を読む (2時間)
7 映画館でニュースを見た時代(1)昭和(戦後)のニュース映画(A-4-3)
(変更の可能性あり)
【事前学習】ニュース映画について調べる (2時間)
【事後学習】現代史の資料を読む (2時間)
8 テレビ番組(1)
(変更の可能性あり)
【事前学習】テレビ放送についての資料を読む (2時間)
【事後学習】現在と昔のテレビ番組について調べる (2時間)
9 テレビ番組(2)(A-5-3)
(変更の可能性あり)
【事前学習】テレビ放送についての資料を読む (2時間)
【事後学習】テレビ番組の変遷について調べる (2時間)
10 テレビ番組(3)(A-5-3)
(変更の可能性あり)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間)
【事後学習】テレビ番組の変遷について調べる (2時間)
11 テレビ番組(4)
(変更の可能性あり)
【事前学習】テレビ番組についての資料を読む (2時間)
【事後学習】授業で扱ったデータ以外の資料を調べる (2時間)
12 昭和39(1964)年 東京オリンピック(第18回夏季オリンピック大会)と報道(A-4-3)
(変更の可能性あり)
【事前学習】東京オリンピックについての資料を読む (2時間)
【事後学習】前回の東京オリンピックと当時の日本の世相についての資料を読む (2時間)
13 昭和から平成へ(当時の報道)
(変更の可能性あり)
【事前学習】1980年代(昭和後期)の歴史を振り返る (2時間)
【事後学習】昭和から平成に変わった1989年について調べる (2時間)
14 平成から令和へ(当時の報道)
(変更の可能性あり)
【事前学習】前回の内容を復習する (2時間)
【事後学習】平成の歴史を振り返る (2時間)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(授業内テストと解説)
【事前学習】これまでの授業内容を復習する (2時間)
【事後学習】報道やメディアに関する社会学(ならびに関連分野)の論文等を読む (2時間)
その他
教科書 使用せず
参考書 授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、課題(50%)
・課題は毎回提出を求める。(A-4-3: 問題発見・解決力)
・授業内テストは授業の最終回に行う予定である(状況によっては、試験ではなくレポートを課すこともある)。授業内容についての理解度と考察力、文章作成力で評価する(A-4-3: 問題発見・解決力)(A-5-3: 挑戦力)。
・最終回の授業内テストを受けなかった場合は単位を認定しない。
オフィスアワー 授業中に伝える
備考 ・課題提出の方法・フィードバック方法については、授業開始時に指示する。
・毎回、新聞記事を読み、内容を比較してコメントを書く授業であることを留意して受講すること。
・この授業は完成科目の1つである。特に、ゼミナールや卒業論文を選択しない学生にとっては、それらに代わる科目でもあることを忘れないこと。

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