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令和2年度以降入学者 | 地域福祉の理論と方法2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 地域福祉の理論と方法2 | ||||
教員名 | 諏訪徹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | ZOOMを用いたオンライン型授業(同時双方向型)と一部対面授業(ハイフレックス型) Blackboard コースID︓20212090 |
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授業概要 | 本科目では、ボランタリーな福祉活動が生成・発展するプロセスとその支援・推進の考え方、制度的な福祉とボランタリーな福祉との協働による問題解決のアプローチの視点や仕組みづくりの考え方について、さまざまな具体例に基づきながら解説、演習する。これにより、学生が、地域福祉の推進方策の基本的な着眼点を理解し、地域福祉らしい問題解決への発想力やアプローチを身につけることをめざす。 担当教員は全国社会福祉協議会、厚生労働省における実務経験を有し、また現在も各種団体の委員会・審議会等での職務、実務者向けの研修講師等を行っている。この経験を踏まえ、現実の政策・実践と結びつけた講義や演習等を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・地域福祉を推進する各種のアクターの特性や活動内容について、具体例をあげて説明できる。(A-6-3) ・ボランタリーな活動の生成と発展過程について、具体例をあげて説明できる。(A-6-3) ・コミュニティワークの展開過程そって、地域アセスメント、福祉学習と主体形成、主体の組織化・プログラム開発、ネットワーキング、ソーシャルアクションの具体例を列挙できるとともに、その際の視点・方法論・留意点について説明できる。(A-5-3)(A-6-3) ・制度の狭間の問題に対処するための、地域づくりの重要性や包括的な相談支援体制構築のポイントについて、説明できる。(A-7-3) ・地域づくりや包括的な相談支援体制構築するうえでの、地域福祉計画の機能、策定方法等について、説明できる。(A-7-3) この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のDP5,CP5,DP6,CP6,DP7,CP7,に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・資料は印刷し冊子で配布する。毎回持参すること。「Blackboard Learn」にもデータを掲載しておく。 ・リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了時に提出すること(授業参画度として評価) ・毎回の学習内容の習得のため、確認テストを行う(事前・事後学修課題)。毎回、事前・事後学修を行うこと。各2時間程度の学習を目安とする。 ・授業中提示した参考文献等の学習を奨励する。 ・私語はしないこと。スマートフォンはしまうこと。注意しても繰り返す場合は退出を命じる。 |
履修条件 | ・社会福祉協議会への実習を検討している学生は、2年生の時に履修をしておくことが望ましい ・社会福祉士の受験の有無にかかわらず、ボランティア・NPO・CSRや社会的企業に興味のある者、地方公務員をめざす者には受講を勧める。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション~地域福祉を広げるとは【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
2 |
地域の圏域構造と多様な主体と資源【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、身近な地域の資源についてまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
3 |
地域福祉の主体(アクター)とその特性 ①町内会、民生委員【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、身近な町内会の活動についてまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
4 |
地域福祉の主体(アクター)とその特性 ②ボランティア、NPO、当事者組織【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、興味あるボランティア団体についてまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
5 |
地域福祉の主体(アクター)とその特性 ③協同組合、住民参加型、企業、社会福祉法人【対面(ハイフレックス)】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、企業の社会貢献事例をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
6 |
地域福祉の主体(アクター)とその特性 ④社会福祉協議会、行政【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、社協の活動についてまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
7 |
コミュニティワークとコミュニティソーシャルワーク【対面(ハイフレックス)】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、CWとCSWの概念をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
8 |
ボランタリーな活動の生成と発展の過程【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、自らの福祉教育経験をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
9 |
地域アセスメント【対面(ハイフレックス)】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、地域アセスメントのポイントをまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
10 |
福祉学習・福祉教育と当事者性【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
11 |
主体の組織化とプログラム開発、ソーシャルアクション【対面(ハイフレックス)】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、ソーシャルアクションの実例をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
12 |
包括的な支援体制の構築【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、制度の狭間の問題が起きる原因をまとめること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
13 |
地域福祉計画と地域福祉活動計画【対面(ハイフレックス)】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】配布資料の該当部分を読み、自分の市町村の地域福祉計画を調べること (1時間) 【事後学習】確認テストによって理解度を確認し、不明な点は配布資料を再度確認すること (3時間) |
14 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める)【ZOOM】(A-5-3,A-6-3,A-7-3)
【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめること (1時間) 【事後学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめること (3時間) |
15 |
期末試験とその解説(A-5-3,A-6-3,A-7-3)【対面】
【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをノートにまとめること (3時間) 【事後学習】本科目の学習内容で不明確であった点を復習・整理すること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 社会福祉学習双書編集委員会 『地域福祉論 地域福祉の理論と方法 (社会福祉学習双書2019)』 全国社会福祉協議会 2019年 川島ゆり子・永田祐・榊原美樹・川本健太郎 『地域福祉論』 ミネルヴァ書房 2017年 牧里毎治・杉岡直人・森本佳樹 『ビギナーズ 地域福祉』 有斐閣 2013年 ビル・リー 『地域が変わる社会が変わる 実践コミュニティワーク』 学文社 2005年 岩間伸之、原田正樹 『地域福祉援助をつかむ』 有斐閣 2012年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、レポート(20%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(20%) ・授業参画度はZOOM授業への出席・チャットへの書き込み・リアクションペーパーの提出で出席・授業参画したものとみなす。欠席については減点する。事前の連絡等がなくZOOM授業に出席しなかった(チャットへの書き込み等が無かった)場合欠席として扱う。 ・授業内テストの評価は、確認テストの提出をもって行う。提出が無かった場合は減点する。 ・期末試験を実施する場合は対面で行う。その時期の新型コロナの感染状況等によっては試験は行わず、レポート評価等に切り替える可能性がある。 |
オフィスアワー | メールや Blackboard を用いて質疑応答を行う。 |