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令和元年度以前入学者 | ケアマネジメント論 | ||||
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教員名 | 上之園佳子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | (1)主に同時双方向型授業(Zoomミーティング) (2)一部オンデマンド授業(PowerPointスライド資料・解説ノート形式等配信)と課題提出の併用 (3)課題研究(Blackboardを通じた教材配信/課題の提示、回収等)を数回組み合わせる Blackboard ID :20212149 |
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授業概要 | 地域包括ケアシステム、地域共生社会の推進により重要となる「地域で自立した生活を継続する」ための包括的な支援としてのケアマネジメントについて学修する。、ケアマネジメントの援助方法は、疾病や障害あるいは加齢により、医療・介護ニーズだけでなく日常生活、社会生活全般にわたり多様なニーズを持つ人に対するチームアプローチであり包括的支援のであること、また具体的なサービス提供マネジメントについて事例検討、ケアプラン策定のプロセスを通じて理解する。ケアマネジメントの手法を障害者福祉、児童福祉分野でも活用する支援計画について学修する。 担当する教員は、行政機関における保健師、介護支援専門員(ケアマネジャ)等の実務経験があり、その経験と知識を元にケアマネジメントについて講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・ケアマネジメントの理念と方法を理解し、地域での包括的支援として応用することができる。 ・ケアマネジメントをチームアプローチ(包括的な支援)として展開できる。 ・介護保険制度でのケアマネジメントの具体的なプロセスや方法を説明することができる。 ・障害者福祉、児童福祉分野の包括的な支援としてのケアマネジメントを展開できる。 ・地域包括ケアシステムでの地域ケア会議、包括的支援ネットワークで地域生活を支えるチームアプローチ(チームケア)として応用することができる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習,研究】 (1)講義は、同時双方向型授業(Zoomによるオンライン授業)、Blackboardを通じた教材(パワーポイント)資料配信する。チャットでの授業の双方向での確認するとともに質疑を含めリアクションペーパー(Zoonチャットに記載)を提出する。リアクションペーパーに対して次回授業にて回答、全体的な結果を解説する。 (2)演習は、授業内でブレイクアウトセッションを活用しグループワークでディスカッションを行う。そのグループ学習の結果を発表、意見交換をする。その結果に対してリアクションパーパーにて提出する。 (3)研究は、事例研究でニーズアセスメント、ケアプラン作成案など課題研究を各自で介護サービス・介護保険制度等を調べて指定計画書(介護サービス計画等)に記載し作成する。また、研究結果をグループ学習・発表会(同時双方向型授業)でプレゼンテーションする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 地域包括ケアシステムでのケアマネジメントの重要性【同時双方向型授業】
【事前学習】シラバスを事前に確認し授業全体の流れを理解すること。 (2時間) 【事後学習】ケアマネジメントの説明につて調べておくこと。 (2時間) |
2 |
ケアマネジメントの理念と歴史 イギリスのコミュニティケア改革とケアマネジメント【オンデマンド授業】
【事前学習】地域包括ケアシステムについて復習をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】ケアマネジメントの歴史の背景から理念について確認しておくこと。 (2時間) |
3 |
ケアマネジメントの目的と機能 本人主体、ニーズに基づく包括的な支援についての事例研究【オンデマンド授業】
【事前学習】ケアマネジメントの理念について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】ケアマネジメントの目的と機能をまとめておくこと。 (2時間) |
4 |
ケアマネジメントのプロセス(1) 事例研究:プロセスとアセスメント【同時双方向型授業】
【事前学習】アマネジメントの目的・機能を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】ケアマネジメントのプロセスをまとめておくこと。 (2時間) |
5 |
ケアマネジメントのプロセス(2) 事例研究:アセスメント・目標設定(グループワークによる事例研究)【同時双方向型授業】
【事前学習】アセスメントについて、他の科目での学修の復習をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】アセスメント結果に対して自分なりの意見をまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
ケアマネジメントのプロセス(3) 事例研究:目標設定・介護サービス(グループワークによる事例研究)【同時双方向型授業】
【事前学習】介護保険サービスの種類を調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】作成したケアプランに自分の考えをまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
ケアマネジメントのプロセス(4) 事例研究:ケアプラン策定【課題研究】
【事前学習】グループワークでのケアプラン策定を完成させておくこと。 (2時間) 【事後学習】各自のケアプランについての視点、内容について、整理し課題として提出すること。 (2時間) |
8 |
介護保険制度とケアマネジメント(1)介護サービス計画とサービス担当者会議(グループワークによる事例研究)【同時双方向型授業】
【事前学習】各自のケアプランを説明できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】介護サービス計画(ケアプラン)を基にカンファレンスでの気づきを追加しておくこと。まとめておくこと。 (2時間) |
9 |
介護保険制度とケアマネジメント(2)サービス担当者会議(ケアカンファレンス)のロールプレイ【同時双方向型授業】
【事前学習】サービス担当者会議について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】多職種連携と包括的支援についての整理をしておくこと。 (2時間) |
10 |
障害者総合支援と児童福祉分野でのケアマネジメント 障がいや精神疾患のある人、子ども、若ものや医療的ケア児のケアプラン(個別支援計画・自立支援計画等等)【オンデマンド授業】
【事前学習】障害者の福祉サービスについて、履修したことを復習しておくこと。と (2時間) 【事後学習】障害者福祉でのケアマネジメントの特徴をまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
地域包括ケアシステムとケアマネジメント(1) 個別支援と地域支援体制(地域ケア会議【オンデマンド授業】)
【事前学習】児童福祉分野での支援について、履修したことを復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】児童福祉でのケアマネジメントの特徴をまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
地域包括ケアシステムとケアマネジメント(2) 地域アセスメントと地域マネジメント【オンデマンド授業】
【事前学習】地域包括ケアシステムについて、履修したことを復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域ケア会議の目的について確認しておくこと。 (2時間) |
13 |
地域包括ケアシステムとケアマネジメント(3)地域ケア会議と包括的支援ネットワーク【同時双方向型授業】
【事前学習】アセスメントについて他の科目での履修を含め復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域をマネジメントする視点を確認しておくこと。 (2時間) |
14 |
地域包括ケアシステムとケアマネジメント(4)【課題研究】
【事前学習】これまでの授業でのケアマネジメントのプロセスを振り返ること。 (2時間) 【事後学習】包括的支援(チームアプローチ)としてのケアマネジメントを課題レポートとしてまとめること。。 (2時間) |
15 |
ケアマネジメント論のまとめ 多職種連携・協働の地域包括マネジメントの総括【同時双方向型授業】
【事前学習】これまでの授業内容について復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】ケアマネジメントの理論とプロセスについてまとめておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に指定なし |
参考書 | 適宜、推薦図書、公的刊行物を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(40%) (1)授業参画度とは、同時双方向型授業でのグループワーク・発表等での参加状況とチャットによるリアクションパーパーを評価する。 (2)授業内テストはオンデマンド教材の視聴状況と課題(リアクションペーパー)提出を評価する。 (3)レポートは、事例研究の課題研究(ケアプラン作成等)、総括としての課題レポート提出をもって総合的に評価する。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardを用いて質疑応答する。 |