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令和元年度以前入学者 | 社会福祉学特別講義1 | ||||
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教員名 | 上之園佳子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | (1)同時双方向型授業(Zoomによるオンライン授業) (2)対面授業(学科演習室等での授業) *履修学生の前後授業(ゼミ等の授業)により形態は検討する。 (3)課題研究Blackboardを通じた教材資料配信と課題研究(課題の提示、回収等)を組み合わせる。 Blackboard ID :20212154 |
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授業概要 | 少子高齢化、人口減社会の未来(2060年)を展望するために多角的な福祉の視点で現代社会の課題について講義とともに議論を通じて理解を深めていく。2060年の未来は現代社会の延長にあること、現在はこれまでの過去を受け継ぐ社会であることを踏まえ、将来の社会像として全世代型地域ケアや地域共生社会について学修する。 また、卒業研究等を視野にテーマごとで文献検索、公的資料検索方法の取扱い記載など論文執筆への基本的な作法について学修する。 |
授業のねらい・到達目標 | 高齢・障害・児童・生活困窮などの分野横断的視点と史的変遷も辿り、これまでの社会福祉の理念と現状、課題の学びを振り返りさらに深めることを授業の目標とする。 ・少子化社会の多様な要因と課題と支援について考えを述べることができる。 ・孤立と孤独死防止について福祉的課題と支援について説明できる。 ・認知症ケアの本人と家族の意思決定支援と地域生活の課題ついて述べることができる。 ・地域包括ケアシステムについて意義と課題を説明できる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習】 (1)講義は、対面授業・同時双方向型授業(Zoomによるオンライン授業)ともに、Blackboardを通じた教材(パワーポイント)・各自の文献講読資料を配信し、授業内でのディスカッションを行う。質疑を含めリアクションペーパー(Zoonチャットに記載)を提出する。 (2)演習は、同時双方向型授業の場合はブレイクアウトセッション機能にてグループワークを行い、その結果を発表、意見交換をする。 *対面授業に出席できない時はオンライン(Zoom)での授業配信、オンデマン授業(教材配信)、課題レポートで視聴を確認する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 高齢人口減社会の未来(2060年)とは:人口構成や世帯構成など統計資料から将来の社会への変動と課題を理解する。【同時双方向型授業】
【事前学習】シラバスについて確認をし授業全体の流れを理解すること。 (2時間) 【事後学習】2060年高齢社会での課題について整理しておくこと。 (2時間) |
2 |
孤立・孤独と社会福祉(1)孤立・孤独死の現状と要因、影響について理解する。【同時双方向型授業】
【事前学習】孤立・孤独について復習し確認しておくこと (2時間) 【事後学習】孤立・孤独の及ぼす影響について整理(ノート)しておくこと。 (2時間) |
3 |
孤立・孤独と社会福祉(2)孤立防止と対策についてグループワークで議論し理解を深める。【同時双方向型授業】
【事前学習】孤立対策について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】孤立・孤独への社会的支援について整理(ノート)しておくこと。 (2時間) |
4 |
孤立・孤独と社会福祉(3)孤立防止と対策のグループワーク結果を発表し、各自社会福祉の視点から考えを深める。【同時双方向型授業】
【事前学習】これまでの資料・議論をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】グループワークと各自の考えをまとめ課題を提出すること。 (2時間) |
5 |
少子化社会と福祉(1)少子化社会の実態と課題について理解をする。【同時双方向型授業】
【事前学習】少子化社会の実態について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】少子化社会へ課題をまとめておくこと。 (2時間) |
6 |
少子化社会と福祉(2)少子化の多様な要因と政策の動向についてグループワークで議論し理解を深める。【同時双方向型授業】
【事前学習】少子化の要因について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】少子化社会の多様な要因と社会保障、政策の動向についてまとめておくこと。 (2時間) |
7 |
少子化社会と福祉(3)グループワーク結果の発表を通じ各自社会福祉の視点から考えを深める。【対面授業】
【事前学習】これまでの資料・議論をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】グループワークと各自の考えをまとめ課題を提出すること。 (2時間) |
8 |
孤立・孤独と社会福祉、少子社会と福祉に関する授業(グループワーク)での課題から、これからの社会に求められること【課題研究】
【事前学習】これまでの授業を振り返り整理しておくこと。 (2時間) 【事後学習】課題研究のレポートを提出すること。 (2時間) |
9 |
認知症ケア政策(1)認知症の当事者、家族介護者から政策提言について理解を深める。【オンデマンド授業】
【事前学習】認知症当事者からの発信について確認をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】当事者の政策提言について整理をしておくこと。 (2時間) |
10 |
認知症ケア政策(2)認知症の人が住み慣れた地域で生活が継続できる地域づくりについて、グループワークでの議論を通じて学ぶ。【同時双方向型授業】
【事前学習】認知症の人を支える地域つづくりの情報を集めておくこと。 (2時間) 【事後学習】グループワークでの議論結果を踏まえ自分の考えをまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
認知症ケア政策(3)認知症の人が住み慣れた地域で生活が継続できる地域づくりについて【対面授業】
【事前学習】地域づくりをしている事例について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】認知症とともに地域で生活する地域に必要な条件を整理しておくこと。 (2時間) |
12 |
地域共生社会への道のり(1)地域共生社会の実現に向けた課題について理解をする。【オンデマンド授業】
【事前学習】地域共生社会について確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域共生社会を実現するためについて整理してまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
地域共生社会への道のり(2)地域住民の参画と協働により、誰もが支え合う共生社会の実現を考える。【同時双方向型授業】
【事前学習】地域住民の参画の活動事例を確認しておくこと。 (2時間) 【事後学習】地域共生社会へ向けての課題解決のための政策、地域社会の要件を整理しておくこと。 (2時間) |
14 |
これまでの振り返り・少子高齢化、人口減社会の未来(2060年)を展望する【課題研究】
【事前学習】これまでのテーマを振り返り、理解を深めること。 (2時間) 【事後学習】最も関心の課題についてまとめ、課題レポートを提出すること。 (2時間) |
15 |
社会福祉学特別講義1のまとめ:課題レポートからの総括【対面授業】
【事前学習】最も関心の課題についてまとめ、課題レポートを提出すること。 (2時間) 【事後学習】課題の考察を深めること。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に指定しない |
参考書 | 各自の課題や関心に合わせた文献や資料を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(40%) (1)授業参画度とは、対面授業・同時双方向型授業でのグループワーク・発表等での参加状況を評価する。 (2)授業内テストは、対面授業・同時双方向型授業での課題(リアクションペーパー)提出を評価する。 (3)レポートは、事例研究の課題研究での課題レポート、総括としての課題レポート提出をもって総合的に評価する。 対面授業に参加できなかった場合は、授業教材(PPT解説付き)をBlackboard配信、課題(リアクションペーパー)提出で評価する。 |
オフィスアワー | 授業後に対応する。また、メールやBlackboardを用いて質疑応答する。 |