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令和元年度以前入学者 | 教育の社会学1 | ||||
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教員名 | 武石典史 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンデマンド型の遠隔形式にて実施します。 |
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授業概要 | 教育および教育を取り巻く事象を社会学的な視点から理解を深めていきます。社会が教育を規定する側面と教育が社会を編成するという側面という二つの側面に着目しながら、複雑化する教育をめぐる議論についての考察を試みたいと思います。 |
授業のねらい・到達目標 | 社会的行為としての教育の意味と機能を社会学的に考察し、言語化できるようになることを達成目標とします。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1、DP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 講義形式でおこないます。 「パワポ資料(動画)」を用いるときもありますし、「PDF+音声ファイル」でおこなう時もあります。 授業をふまえてコメントを提出していただきます。 |
授業計画 | |
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1 |
教育制度と労働市場との関係
【事前学習】人材採用において、企業は何を重視しているのかを考える。 (2時間) 【事後学習】配布物に再度目を通し授業を振り返る。 (2時間) |
2 |
高等教育の構造:大学から専門学校まで
【事前学習】大学と専門学校の「違い」を調べてくる。 (2時間) 【事後学習】望ましい高等教育のありかたについて考察する。 (2時間) |
3 |
現代の大学:社会の変容と改革
【事前学習】欧州、北米、東アジアにおける高等教育費負担の違いを調べてくる。 (2時間) 【事後学習】日本の高等教育費負担の特徴について説明できるようにする。 (2時間) |
4 |
学校制度の機能
【事前学習】文科省のページにて、西欧の学校体系図に目を通してくる。 (2時間) 【事後学習】授業で触れた概念や用語を復習する。 (2時間) |
5 |
多様化時代における学校
【事前学習】日本における「マイノリティ」について考えてくる。 (2時間) 【事後学習】多文化共生社会における課題を捉えなおす。 (2時間) |
6 |
「評価主義・多様化」と学校教育
【事前学習】全国学力試験では何が測定されているのかを考える(学力以外で)。 (2時間) 【事後学習】教育改革の際、検討されるべき点について理解を深める。 (2時間) |
7 |
いじめ
【事前学習】なぜ教師はいじめを発見できないのか、について仮説を立ててみる。 (2時間) 【事後学習】いじめゼロ社会の達成は無理、という前提に立って、望ましい学校・教員のありかたを模索してみる。 (2時間) |
8 |
アメリカのエリート選抜
【事前学習】アメリカの一流大学の入試は「能力主義」かを考えてみる。 (2時間) 【事後学習】授業をふまえて、日本の大学のプラス面、マイナス面を改めて列記してみる。 (2時間) |
9 |
学力の問題
【事前学習】PiSA調査の報告書に目を通し関心を高める。 (2時間) 【事後学習】「学力問題」は何が問題なのかを考えてみる。 (2時間) |
10 |
能力に応じた教育
【事前学習】能力に応じた教育をすべきだ、というときの、能力を自分なりに定義する。 (2時間) 【事後学習】能力に応じない教育、について考えてみる。 (2時間) |
11 |
情報化社会と子供
【事前学習】ネット・スマホの普及は学校教育を難しくした、といわれるが、どういう意味で難しくなったのかを考える。 (2時間) 【事後学習】児童生徒はスマホを学校に持ってくるものだ、という前提に立ち、学校・教員がすべきこと、できないことを整理する。 (2時間) |
12 |
少年の逸脱
【事前学習】悪い事をしようとする自分を引きとめているのは何かについて考えてくる。 (2時間) 【事後学習】授業をふまえて、少年処遇をめぐる動向を調べてみる。 (2時間) |
13 |
若者文化
【事前学習】「リア充」なる用語を定義してみる。 (2時間) 【事後学習】今の若者が直面している状況を整理する。 (2時間) |
14 |
学級をめぐる諸相
【事前学習】欧米の学級と日本の学級の違いについてイメージしてくる。 (2時間) 【事後学習】自身の「学級」経験を再考する。 (2時間) |
15 |
社会と教育
【事前学習】これまでの授業でアップされた資料を復習し、「社会と教育」について改めて考えてみる。 (2時間) 【事後学習】望ましい社会のありかたを目指すために、教育はどうあるべきかを深く検討する。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 講義進行に必要な資料を配布(アップ)します。 |
参考書 | 講義中に適宜、紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度(30%) レポートの詳細については、講義期間内にお知らせいたします。 |
オフィスアワー | メール等で対応します。 |