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令和元年度以前入学者 | 教育学演習3 | ||||
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教員名 | 望月由起 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 望月ゼミの大学院生や卒論ゼミ生も交えながら、同時双方向授業(Zoomを使用)と課題研究型を併用して行う。学部のガイドラインに沿い、対面型授業も実施する予定である。 ※「連絡事項」「資料」「課題」などは、Blackboardを用いる(ZoomのミーティングIDやパスワードもBlackboard経由で伝えます)。 Blackboard ID:20212211 |
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授業概要 | 現代の日本社会・学校における教育課題について、複眼的な視点からとらえる(常識を疑う視点をもつ)。 小・中・高等学校の教員対象の研修等を担当する教員が、そこで得た学校教育現場の声も伝えることにより、実態に即した議論を展開していく。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、教育や学校に対する自身の「常識」を問い直すことをめざす。 具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。 次の項目について十分習得することが期待される。 小論文・レポート作成のための文献の検索と収集/文献の批判的講読と論理の組み立て/個人報告やグループ報告によるプレゼンテーションの仕方/小論文・レポートの修正と完成など。 本授業の到達目標は以下のとおりである。 (1)課題に対して自らの論理や主張を提示し、小論文・レポートの形式にまとめることができる。(A4-2) (2)個人報告やグループ報告の形でプレゼンテーションを行うことができる。教員や他の履修者からのアドバイスをもとに、自らの課題・論理を修正し、まとめることができる(A8-2) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの4, 8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 教科書による知識や自身の経験だけでなく、様々な視点から教育問題をとらえることができるよう、「資料収集・活用」「プレゼンテーション」「ディスカッション」「自分の意見を自分の言葉でまとめて論ずる」ことなどを課す。 ・「連絡事項」や「課題」などのやりとりは、Blackboardを通して行う(履修者は必ず登録すること)。 ⇒「課題」を期日までに5回以上未提出の場合には、「プレゼンテーション」や「最終レポート」の出来に関わらず単位を付与しない。 ※詳細は第2回授業時に提示するので、必ず参加すること。 |
履修条件 | 原則として、同一教員の教育学演習3・4をセットで履修すること(「教育学演習4」のシラバスも確認しておくこと)。 Blackboard経由で送信されるメールのチェックはこまめに行うこと。 卒業論文指導を望月ゼミで希望する場合には、この授業を履修しておくことが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
「教育学演習3」の内容の熟考と希望の検討【課題研究】
【事前学習】シラバスを熟読し、教育学演習の内容を確認する。 (2時間) 【事後学習】ブラックボードに登録をし、連絡事項や資料等を確認する。 (2時間) |
2 |
オリエンテーション(授業の概要、ねらい・到達目標、方法の説明。ゼミ長・副ゼミ長の決定、発表グループ分け・顔合わせなど)【対面】
【事前学習】担当したい役割や発表したい章を検討する。 (2時間) 【事後学習】グループ内での分担や計画を確認し、作業を進める。 (2時間) |
3 |
発表に向けての作業(1)発表ポイントを絞る【課題研究または対面をグループで選択】
【事前学習】作業内容をグループメンバーと確認する。 (2時間) 【事後学習】各自の視点から「進捗」と「作業場の課題」を報告する。 (2時間) |
4 |
発表に向けての作業(2)発表資料(パワーポイント)を完成させる【課題研究または対面をグループで選択】
【事前学習】教科書の「序章」を読む。進捗状況や課題をグループメンバーと確認する。 (2時間) 【事後学習】発表資料を完成させ、提出する。 (2時間) |
5 |
発表と議論(1)資質・能力ベースのカリキュラム改革【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
6 |
発表と議論(2)個別化・個性化された学び【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
7 |
発表と議論(3)対話的・協同的な学び【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
8 |
発表と議論(4)プロジェクト型学習【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
9 |
発表と議論(5)インクルーシブ教育【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
10 |
発表と議論(6)外国語コミュニケーション【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
11 |
発表と議論(7)エビデンスに基づく教育【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
12 |
発表と議論(8)社会に開かれた教育課程【Zoom】
【事前学習】発表者は発表準備を行う。それ以外の学生は、議論に向けて、該当章の情報を収集する。 (2時間) 【事後学習】発表者は課題への対応を行う。それ以外の学生は、自分の考えをまとめる。 (2時間) |
13 |
発表や議論の省察、「教育学演習4」に向けて【対面またはZoom】
【事前学習】全体を通しての疑問を挙げる。「教育学演習4」で取り上げたいテーマを検討する。 (2時間) 【事後学習】疑問に対する自分なりの意見をまとめる。 (2時間) |
14 |
発表を担当した章の理解を深める【課題研究】
【事前学習】発表内容を省察する。 (2時間) 【事後学習】発表を担当した章に関して学びを深め、レポートとしてまとめる。 (2時間) |
15 |
これまでの内容をまとめる【課題研究】
【事前学習】これまでの学習内容に対する自分の意見を整理する。 (2時間) 【事後学習】レポートとして、総括的にまとめる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 石井英真、熊井将太、川地亜弥子 ほか 『流行に踊る日本の教育』 東洋館出版社 2021年 受講確定者は、遅くとも第3回までに教科書を入手すること(Kindle版(電子書籍)でも可)。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終課題(20%)、授業参画度:各授業回の「課題」の提出状況や内容(50%)、発表(グループ発表)の内容や関与度(30%) ・「授業参画度」は、「最終課題」以外の授業回の課題の提出状況や内容により評価する。期日までに課題を5回以上未提出の場合には、「発表の内容や関与度」「最終課題」の結果に関わらず単位を付与しない。 ・「最終課題」は、第14回・第15回の課題を通して評価する。 ※詳細は、第2回授業時に提示する。 |
オフィスアワー | Blackboardやメールを通しての質問とする。アポイントメントを入れた上で、Zoomや対面でも受け付ける。 回答は、主にblackboardの「連絡事項」あるいは「資料」をとおして行う。 ※詳細は、第2回授業時に提示する。 |
備考 | Zoomの使用が難しい場合には、事前に教員宛に連絡を入れること。 |