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教育学演習4

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令和元年度以前入学者 教育学演習4
教員名 北野秋男
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面式授業(場合によってはZOOM)も取り入れた「課題研究」」(Bbを通じた学習資料配信)として対応します.シラバス上に課題を明記します。追加の課題や資料、変更点などがある場合には、Blackboard にてお知らせします。ただし、コロナウィルスの感染状況に応じて、対面式授業(ZOOM)での授業は変更になる場合もあります。授業形式の基本は、テキストや資料を読んで2回(8回目、13回目)の課題に答えてもらいます。特別な事情がある場合には、課題の提出は、15回目に受け付けます。何か特別な事情があれば、申し出て下さい。
授業概要 日本の「ローカル・テストの実施状況」の歴史を調べよう!
全国の都道府県を7ブロックに区分し、各自が1県を担当し、「学力向上政策への取り組み」と「学力テストの実施状況」を調べます。まず、各自の申告に基づいて調査する県を決めます。担当県が決まった後には、その県の「学力向上策」と「学力テストの実施状況」に関する課題レポートを作成します。内容は、現状を中心に調べますが、場合によっては戦後からの歴史的な内容を調べることでも構いません。
授業のねらい・到達目標 この演習では、日本の47都道府県における、「学力向上政策への取り組み」と「学力テストの実施状況」を各自が調べ、課題レポートとして提出します。特に、学力テストに関しては現状を調べてレポートとして報告します。日本のローカル・テストの歴史は戦後直から開始されており、今日まで様々な学力テストが実施されてきました。その実施目的は、学力向上や学習指導の改善でした。本演習では、全国の都道府県における「学力向上政策への取り組み」と「学力テストの実施状況」に焦点化して、各都道府県の政策の類似性や差異性を確認し、全国的な動向を明らかにします。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP7に対応しています。
授業の方法 本演習では、最初に前期の内容であった「学力格差」や「希望格差」などの問題を前提として、全国の全国の都道府県における「学力向上政策への取り組み」と「学力テストの実施状況」を調べます。受講学生一人ひとりが担当する都道府県を一つ決め、「県議会議事録資料」「教育委員会資料」「教育研究所や教育センター資料」を基にレポートを作成することを求めます。最後に、現状に関する都道府県の学力調査の実態も考察し、学力の高い県と低い県におけるローカル・テストの実施状況の差異なども確認する。提出されたレポートは修正、もしくは再提出を求めることもあります。追加の資料などは、Bbで追って知らせます。
履修条件 特になし。
授業計画
1 ガイダンス・接続テスト。シラバスをよくお読みください。課題をシラバス上で明示します。追加の課題や資料、変更などあれば、Blackboardで知らせます。
【事前学習】シラバスをあらかじめ読んで、授業内容を確認すること。興味ある県の学力状況を調べておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
2 [対面式授業の実施]:課題内容の説明と課題担当のアンケートを行います。
【事前学習】指定されたアンケートや課題に答える。 (2時間)
【事後学習】担当する県に関する資料内容を事前に調べておく。 (2時間)
3 [対面式授業の実施]:欠席者はアンケートで決定
担当県の決定。その他として「文科省」「中国」も可。*課題説明*資料の配布
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
4 最終決定通知一担当する県や課題内容の最終決定を知らせます。
【事前学習】配布されたアンケートや課題を確認する。指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】担当する県に関する資料内容を事前に調べておく。 (2時間)
5 資料の講読:全国学力テストの昔と今(県別ランキングの違い)
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
6 資料の講読(全国の都道府県別の学力向上政策の実施状況と問題点)県教委、教育センター、県議会議事録などのWEB上の記事を確認してください。
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
7 中間アンケートorヒアリング
【事前学習】調査の進捗状況や課題に関するアンケートを実施。質問に答えます。 (2時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (2時間)
8 [対面式授業の実施]:1回目の課題の草稿提出:「県の学力向上政策」を調べ、レポートにします。
40字X40行で4枚以内。6,000字程度。書き方は自由です。学科・学年・番号・氏名は必ず記入してください。その際に、以下の点は必ず調べて、記述してください。参考文献は多いほど点数は上がります。詳しくはBbで知らせます。
【事前学習】課題レポートを作成し、提出準備をすること。 (3時間)
【事後学習】提出した課題レポートの再確認。 (1時間)
9 1回目の課題の完成原稿の提出:提出された課題の総括を行い、修正や再提出を求める場合もある。
【事前学習】提出した課題レポートの修正と訂正。 (3時間)
【事後学習】次回の課題に向けた準備を計画する。 (1時間)
10 資料の講読(全国の都道府県別学力テスト実施状況)県教委のWEB上の記事を確認してください。
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。 (3時間)
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 (1時間)
11 資料の講読(都道府県別学力テストの問題点、利活用の仕方など)県教育センターのWEB上の記事を確認してください。
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。 (3時間)
【事後学習】報告したレジュメの修正と完成。 (1時間)
12 資料の講読(都道府県別学力テストの問題点、利活用の仕方など)県議会議事録のWEB上の記事を確認してください。
【事前学習】課題レポートを作成し、提出準備をすること。 (3時間)
【事後学習】提出した課題レポートの再確認。 (1時間)
13 「対面式授業の実施」2回目の課題レポート:「県の学力テスト政策」を調べ、レポートにします。40字X40行で4枚。書き方は自由です。学科・学年・番号・氏名は必ず記入してください。詳しくはBbで知らせます。参考文献は多いほど点数は上がります。各自、全国の中から1県だけ取り上げて、県教委のWEB上で現状の学力テストの実態を調べてみよう。
*テストの名称、開始年、学年と教科、調査方法(悉皆か抽出か)、目的、テスト問題、分析方法、実施主体、その他。
【事前学習】提出した課題レポートの修正と訂正。 (3時間)
【事後学習】補足資料などを調べる (1時間)
14 2回目の課題の完成原稿の提出:提出された課題の総括を行い、修正や再提出を求めます。
【事前学習】課題内容を確認し、提出物を作成する。 (3時間)
【事後学習】相互評価表を確認し、問題点の修正を検討する。 (1時間)
15 まとめ(授業の総括)
特別な事情があった人は、最終回での提出も認めます。
【事前学習】授業内容の総復習をする。 (2時間)
【事後学習】課題内容を復習し、重要な点を再確認し、次年度の授業に備える。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
課題レポート、課題レポートの修正・再提出など、授業への参画度などにより、総合的に評価する。
オフィスアワー 質問や意見などあれば、メールにてお願いします。
課題レポートは全てBlackboardに送ってください。質問などある場合にはak0924@minuet.plala.or.jpに送ってください。その場合は、必ず「科目名」を明記した上で、質問内容を明確にして送信してください。
備考 何かの事情で期限内に課題が提出できない場合には、理由を申し出て頂ければ、考慮します。
何か不明な点や質問があれば、メールにてお願いいたします.
追加の課題や資料、変更などがある場合には、Blackboad にてお知らせします。

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