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令和元年度以前入学者 | 教育学演習4 | ||||
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教員名 | 間篠剛留 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業と対面授業を組み合わせて実施 参加方法は事前にBlackboardにて確認すること |
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授業概要 | 英語文献から教育を考える 前期「教育学演習3」に引き続き、英語文献を輪読する。後期は全体としての共通テーマは設けず、参加者の興味関心に基づいてテキストを探すところから取り組む。4年次に取り組む卒業論文に複数の英語文献を引用できる準備をすることを、本科目はねらいとしている。下記「授業計画」の第3回~第11回、第13回、第14回に記したのは想定されるテーマの例である。学生の関心に応じてこの点は変更されるが、変更に当たっては履修者と相談し、合意を得る。 なお、本科目は「何の手助けもなく独力で英語を読むこと」を目指すものではない。英語文献を読み進めるにあたっては、DeepL翻訳やGoogle翻訳など、現在利用できる様々なツールを活用して構わない。ただし、それらのツールを利用することが重要なのであって、それらのツールが示すことを鵜呑みにせず自分自身で検討することを忘れないこと。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、「教育学演習1・2」で学んだことを活かしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。また、担当教員は高校教員向けのアクティブラーニング研修会講師を務めた経験がある。その経験から、アクティブラーニングの具体的方法についても、授業内で解説する。 本授業の到達目標は以下のとおりである。 (1)英語文献をもとに、自分なりの問題設定ができる(A-4-3) (2)他者と協同し他者の力を引き出しながら英文を読みすすめ、より良い解釈に至ることができる(A-7-3) (3)英語文献を複数引用してレポートを作成することができる この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの6,8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:ゼミ <授業の進め方> 毎回授業の担当者を割り振り、担当者が授業を運営する。 授業担当者は授業前週までに文献に関する予習課題を提示する。 受講者はその予習課題に取り組んだうえで当日の授業に参加する。 また、授業後には小レポートに取り組む。 <個人研究レポート> 文献講読の他、本科目では読み取った内容を参考文献に用いたレポートを執筆する。 テーマは教育に関連するものであれば自由。指定のフォーマット(40字×30行)で7枚以上。詳細は授業中に説明する。 個人研究レポートに関する作業やアナウンスの時間を、各回の授業で15分程度とる。 |
履修条件 | 同一教員の「教育学演習3」(前期)、「教育学演習4」(後期)をあわせて履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス――相互の関心の共有、担当箇所決め
【事前学習】テキストを概観し、担当箇所の希望を考える (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
2 |
英語文献の収集
【事前学習】関心のあるテーマについて論じた文献のリストを作成する (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
3 |
高等教育とデモクラシー
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
4 |
学力格差の克服に挑む学校(1)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
5 |
学力格差の克服に挑む学校(2)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
6 |
デモクラシーと学校(1)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
7 |
デモクラシーと学校(2)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
8 |
学習に対する評価の可能性と限界(1)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
9 |
学習に対する評価の可能性と限界(2)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
10 |
教科書に描かれた偏見(1)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
11 |
教科書に描かれた偏見(2)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
12 |
個人レポート草稿の相互検討
【事前学習】個人レポート草稿の作成 (2時間) 【事後学習】個人レポート草稿の修正 (2時間) |
13 |
教員の働き方と専門職性(1)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
14 |
教員の働き方と専門職性(2)
【事前学習】指定文献を読み、予習課題に取り組む (2時間) 【事後学習】事後レポート (2時間) |
15 |
個人研究レポート草稿の相互検討、全体の総括
【事前学習】個人研究レポート草稿の執筆 (2時間) 【事後学習】個人研究レポートの完成 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | テキストは購入不要。読み進める文献は、ウェブ上で閲覧可能なものに限る。 |
参考書 | 日本比較教育学会編 『比較教育学事典』 東信堂 2012年 教育思想史学会編 『教育思想事典(増補改訂版)』 勁草書房 2017年 上記のもののほか、教育に関する辞典や事典を大いに活用してほしい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(40%)、授業参画度:毎回の小レポート、議論への参加(30%)、担当回の授業運営(30%) 毎回の小レポートには、予習課題と事後レポートが含まれる。 成績評価方法それぞれの主な評価の観点は以下の通り。 ・期末レポート:到達目標1・2・3 ・毎回の小レポート、議論への参加:到達目標1・2 ・担当回の授業運営:到達目標1・2 |
オフィスアワー | 火曜日 13:30-14:30 間篠研究室 メールの場合は初回授業で案内するメールアドレス宛に送ること |
備考 | ①初回授業には必ず出席すること ②演習科目であるため、基本的に全回出席し、積極的に参加すること(欠席が3回に達した場合履修放棄とみなす。特段の事情がある場合には必ず間篠に報告・相談すること) ③同じ授業を受講している仲間の成果に対して積極的に、批判的に、建設的にコメントすることが求められる。 ④コロナ禍の状況や対面授業の日程調整によっては、授業のスケジュールを変更する場合がある。その際にはBlackboardにて通知する。 |