検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 教授学習論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 教授学習論 | ||||
教員名 | 中橋雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(15回) Blackboard ID:20212222 |
---|---|
授業概要 | 本授業では、教育方法の理論と歴史、学びや授業、教育評価に関する基本な考え方について学ぶとともに、ICTの活用や多様な学習形態を用いる利点を知り、授業をデザインすることができるようになることをねらいとしている。具体的なテーマに沿って実践的に学ぶことを通じて、授業・プロジェクトをデザインするための基礎を身につけてもらいたい。 |
授業のねらい・到達目標 | 本授業は、学習者の学びと教師の成長に焦点をあて、以下の6点を到達目標とする。 1)教育方法の歴史、学びや授業、教育評価などの基礎的事項について説明できるようになること。(A-2-1) 2)学習者が主体となって学びを深めることができるようになるための授業やプロジェクトをデザインする重要性について説明できるようになること。(A-3-1) 3)教材研究の方法や授業の構成を考え、具体的なテーマに沿ってデザインできるようになること。(A-4-1) 4)教育メディア、ICTの活用について、授業における具体的な活用方法を考え、提案できるようになること。(A-4-1) 5)情報機器を活用して、学習者が調査したり、内容を編集したり、発表したりできるための指導法について説明できるようになること。(A-6-1) 6)学びの専門家としての教師・支援者の在り方について説明できるようになること。(A-3-1) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2、3、4、6に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業実施日に、Blackboardを通してオンデマンド教材を配信します。 受講生には、オンデマンド教材で示される授業内課題に取り組み、Blackboardで提出してもらいます。 Blackboardの掲示板機能を通して相互に学び合う機会を設けるので、積極的にコメントを書き込んでください。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
教授学習論とは何か、自分が受けてきた授業と自分の学びについて振り返る
【事前学習】事前にシラバスを読んで、自分が受けてきた授業について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (1時間) |
2 |
授業とは何か、教えると学ぶ
【事前学習】配布資料を読み、授業での教授と学びについてまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
3 |
学びの場/授業とはどういった場なのだろうか 授業におけるコミュニケーション
【事前学習】配布プリント及び教科書を読み、授業とはどんな場で、どんなことが起きているのかをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
4 |
教育方法の理論と歴史(1)
【事前学習】テキスト第2章を読み、教育方法の歴史について重要な点をまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
5 |
教育方法の理論と歴史(2)
【事前学習】テキスト第3章を読み、これまでの歴史と現在の教育方法について比較してまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
6 |
実践から考える①多様な学習形態
【事前学習】テキスト第6章を読み、自分が経験してきた学習形態について、その長所と短所を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
7 |
実践から考える②ICTの活用と教育情報の活用
【事前学習】テキスト第7章を読み、ICTを活用した授業について、その長所と短所を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を視聴し、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
8 |
実践から考える③グループワーク・プレゼンテーションを組み込んだ実践
【事前学習】自分が経験したグループワーク・プレゼンテーションについて、その特徴を考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
9 |
授業・プロジェクトをデザインする① カリキュラムとは何か
【事前学習】テキスト第8章や配布した資料を読み、カリキュラムについてまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
10 |
授業・プロジェクトをデザインする② 授業をデザインする
【事前学習】配布した資料を読み、授業デザインを考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業デザインを作成し、提出すること。 (4時間) |
11 |
学びのフィードバックを実践に生かす
【事前学習】学習者(子ども)の学びを理解するためには、どんな方法があり得るか考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
12 |
学びの評価とは何か
【事前学習】配布資料及びテキスト第8章を読み、有効な評価の方法について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
13 |
評価を考える(テストの作成)
【事前学習】配布プリント及び教科書を参考に、テストについて考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を参考に、テストを作成して、提出すること。 (4時間) |
14 |
「学習者の学びを支える教師」に求められる資質とはどのようなものか
【事前学習】配布プリント及び教科書第15章を読み、教師の役割と能力について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】配布した資料を読み、課題に取り組み提出すること。 (3時間) |
15 |
最終レポートとまとめ
【事前学習】これまでの内容をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】最終レポートを提出し、その全体フィードバックをふまえ、学修が不十分だったものについては復習しておくこと。 (1時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 小室弘樹・齋藤智哉 『教育の方法と技術』 ナカニシヤ出版 2019年 第1版 |
参考書 | 佐藤学 『教育の方法』 左右社 2010年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト: 毎回授業で提出する課題の回答内容(70%)、授業参画度:他者の考えに対するコメント(30%) 期末試験は実施しません。 |
オフィスアワー | Blackboardを通しての質問は直接回答します。 電子メールでも受け付けます。 nakahashi.yu★nifty.ne.jp(★を@に変えて送信すること) |
備考 | シラバスの内容は学生の皆さんの学修の状況を考慮して、変更することもあります。 |