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国際理解教育論

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令和2年度以降入学者 国際理解教育論
令和元年度以前入学者 国際理解教育論
教員名 間篠剛留
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 同時双方向型(Zoomを使用)
授業概要 国際理解教育について、理念、歴史、及び具体的な実践という観点から学ぶ。国際理解教育がどのような理念のもとにどのような展開を経てきたのか、そのコンテンツとして具体的にどのようなものがあるのか、またその背景としてグローバル化によって教育がどのような影響を受けてきているのか、といった問題について学び、考え、議論する。また、学生自身が授業を行う回も設ける(国際理解教育論についての授業を行ってもよいし、中学校・高校でも実践できるような国際理解教育の授業を行っても構わない)。
授業のねらい・到達目標 国際理解教育そのものについて理解すると同時に、国際理解教育の具体的実践を構築できるようになることを、本科目はねらいとしている。中学生・高校生向けの実践では、単にレベルを落とすということではなく、学問的な基盤に立った内容をわかりやすく示すことが求められる。また、国際理解について考えることを通して、広い意味での異文化理解を促すことも本科目の目指すところである。
 本科目の到達目標は以下の通りである。
(1)国際理解教育に ついて、具体的な事例に触れながら総合的に説明できる。(A-2-3)
(2)受講者の力を引き出し高めるような国際理解教育(論)の授業を運営することができる。(A-7-3)
(3)教育のグローバル化について説明できる

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシー及びカリキュラムポリシーの2、7に対応しています。
授業の方法 授業の形式:講義
 第1回の授業は、全体的なイントロダクションを行う。第2階~第8回の授業は、予習文献を読んだうえで補足の講義を教員が行い、それに基づいて学生同士で議論を行う。第9回~第13回は3人程度のグループに分け、学生自身が授業運営を行う。第14回には授業内試験を行い、第15回にはその解答をもとにディスカッションを行う。
履修条件 なし
授業計画
1 イントロダクション、国際理解教育の取り組み(1)国際理解教育の歴史的展開
【事前学習】シラバスを読み込み、国際理解教育のイメージをまとめる (2時間)
【事後学習】次回の予習文献を読み込む (2時間)
2 国際理解教育の取り組み(2)国際理解と教育
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
3 国際理解教育の取り組み(3)国際理解の授業実践を考える
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
4 国際理解教育のコンテンツ(1)国際理解と教科書
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
5 国際理解教育のコンテンツ(2)文化・宗教と教育
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
6 国際理解教育のコンテンツ(3)グローバル・イシューと教育
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
7 グローバルな観点から教育を問い直す(1)グローバル化と教育
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
8 グローバルな観点から教育を問い直す(2)国家と教育
【事前学習】予習文献を読み、予習レポートに取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
9 学生による授業(1)
【事前学習】授業担当から示された予習課題に取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
10 学生による授業(2)
【事前学習】授業担当から示された予習課題に取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
11 学生による授業(3)
【事前学習】授業担当から示された予習課題に取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
12 学生による授業(4)
【事前学習】授業担当から示された予習課題に取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
13 学生による授業(5)
【事前学習】授業担当から示された予習課題に取り組む (2時間)
【事後学習】事後レポート (2時間)
14 全体の振り返り、授業内試験
【事前学習】試験準備 (2時間)
【事後学習】試験答案の振り返り (2時間)
15 全体の総括、授業内試験答案に基づくディスカッション
【事前学習】試験答案の振り返り (2時間)
【事後学習】振り返りレポート (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 日本国際理解教育学会 『国際理解教育ハンドブック』 明石書店 2015年
文部科学省 『国際理解教育実践事例集 中学校・高等学校編』 教育出版 2008年
成績評価の方法及び基準 レポート:毎回の予習レポート、事後レポート(40%)、授業内テスト:(第15回の振り返りレポート含む)(30%)、担当回の授業運営(30%)
成績評価の観点は、それぞれ以下の通り
レポート:到達目標1
授業内テスト:到達目標1・3
担当回の授業運営:到達目標1・2

なお、履修者が多く全員が授業運営に参加する時間を確保できない場合には、3000字程度のレポートで代替する可能性もある。
オフィスアワー 火曜日13:30-14:30 間篠研究室
メールの場合は初回授業で案内するメールアドレス宛に送ること

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