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令和2年度以降入学者 | スポーツ社会学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | スポーツ社会学1 | ||||
教員名 | 水上 博司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド型授業(録画授業配信、スライド資料配信) blackboard ID:20212294 |
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授業概要 | 日本人のスポーツ享受モデルの特徴を解説し、教育需要に基づいた知育実践と生活需要に基づいたスポーツ実践の違いと意義、さらには、これらの関係性をスポーツライフスタイル論やスポーツ空間論の認識枠組みを用いて理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | 「スポーツ宣言日本」および「第2期スポーツ基本計画」で謳われたスポーツの社会的意義を理解し、近代スポーツの危機とスポーツの現代化が進行しつつあることを説明できるようにする。とくに生涯スポーツ論の立場からスポーツの文化論,集団論,指導論,規範論の展望を具体的に構想し、その構想を実現するための具体的なスポーツ環境整備について提言できるようにする。なお,本講義では教科書の「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめ」で提唱されたスポーツ空間論の「コートの中」と「コートの外」概念を用いて,どのようにスポーツ環境整備を推進するのか,スポーツプロモーションの理念とそのためのスポーツ環境を理解する. この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP2,CP3,CP4に対応しています。これらディプロマポリシーとカリキュラムポリシーは,新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)と旧カリキュラムの「スポーツ社会学1」において同様で変更はありません. ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる(A-2-2)。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-2)。 ・問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる(A-4-2)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・授業はオンデマンド型授業で行います.毎週指定した曜日・時間に講義動画,映像資料,補足資料をblackboardへアップしますので,学生は自分のライフスタイルに合わせてオンデマンド動画を受講します. ・担当講師の編著書「スポーツクラブの社会学(青弓社)」を本講の教科書として出講するので、必携すること。各回の授業では,教科書を約10ページ程度の分量で進めていきますから,オンデマンド動画を視聴する前には,予習のつもりで教科書の指定ページを熟読するようにします. ・講義動画は,教科書と補足資料(パワーポイントでのスライド資料)を用いますが,補足資料には教科書以外から関連する論稿や論文,新聞記事等を活用しますので,それらもblackboardから事前にダウンロードし,講義動画を視聴する前に読んでいくようにします. ・出欠確認及び毎回の授業に対する評価は、リアクションペーパー(ミニレポート)の提出に代えて毎回の授業で行う。授業終了後,2日から3日後に提出締切日を設定します.締切後の提出は評価対象になりません.なおリアクションペーパーについては,blackboardの成績表ページからフィードバックをおこなうが,受講生には各回の授業の最初に前回授業のリアクションコメントに対するフィードバックを全受講生向けにおこなう. ・授業形態,授業概要,授業のねらい・到達目標,授業方法,成績評価については、第1回目のガイダンス授業時に詳細を説明するとともに,Googleフォームへの受講登録と合わせて,不明な点はGoogleフォームから質問できるような時間を設定して受講生との質疑に答えられるようにします. ・最終レポートはblackboardから提出します。 ・本授業の事前・事後学習は,各1時間(合計2時間)の学習を目安とします。 |
履修条件 | ・国内外のスポーツに関するニュースや情報などに興味・関心を持って、接すること。 ・「する」「みる」「ささえる」、どのような形でも良いが、積極的にスポーツや身体運動に自ら関与してください。 ・「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」(青弓社)」を必ず入手し、事前学習(予習)・事後学習(復習)に務めること。 |
授業計画 | |
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1 |
本講義のねらいを確認する.その上で,授業の開講形態,授業概要,ねらいと到達目標,授業の方法,シラバス の内容,成績評価,教科書の入手方法についてガイダンスをおこなう.受講生はGoogleフォームの受講登録と必要事項の入力・送信をする.その際,授業の進め方について質問がある場合には,Googleフォームより入力・送信する.
【事前学習】シラバスの内容と授業全体の流れを事前に確認すること(A-2) (1時間) 【事後学習】第2回の授業に備え、指定教科書の「まえがき」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
2 |
スポーツ空間論とスポーツの豊かさ
【事前学習】第2回の授業に備え、指定教科書の「まえがき」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第2回の配付資料をもとに復習し、次回に備え教科書の序章「「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
3 |
「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う
【事前学習】第3回の授業に備え、教科書の序章「「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第3回の配付資料をもとに復習し、次回に備え教科書の第1章「「コートの外」空間におけるクラブワークをめぐる揺らぎ」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
4 |
スポーツ集団論としてのチームワークとクラブワーク
【事前学習】第4回の授業に備え、教科書の第1章「「コートの外」空間におけるクラブワークをめぐる揺らぎ」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第4回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2章「トライアスロンにみるスポーツ空間の「ゆとり」」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
5 |
スポーツの「楽しさ」とスポーツに「なる」とは
【事前学習】第5回の授業に備え、教科書の第2章「トライアスロンにみるスポーツ空間の「ゆとり」」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第5回の配付資料をもとに復習し、教科書の第3章「「待つ」行為における「さぐり」:「共育」コーチングとして指導者に求められるもの」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
6 |
スポーツ指導者論としての「待つ」行為の意味
【事前学習】第6回の授業に備え、教科書の第3章「「待つ」行為における「さぐり」:「共育」コーチングとして指導者に求められるもの」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第6回の配付資料をもとに復習し、教科書の第4章「「語らい」と「熟議」がもたらす「つながり」」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
7 |
スポーツ組織の民主化とコミュニケーションの意義
【事前学習】第7回の授業に備え、教科書の第4章「「語らい」と「熟議」がもたらす「つながり」」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第7回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部1の「遊びの理論とスポーツ」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
8 |
スポーツ空間論の試み:遊びの理論とスポーツ
【事前学習】第8回の授業に備え、教科書の第2部1の「遊びの理論とスポーツ」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第8回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部2の「「コートの外」の意味と意義」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
9 |
「コートの中」と「コートの外」からみたスポーツ集団論
【事前学習】第9回の授業に備え、教科書の第2部2の「「コートの外」の意味と意義」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第9回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部3の「現代スポーツと「コートの外」」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
10 |
現代スポーツの変容とスポーツ空間論が貢献するもの
【事前学習】第10回の授業に備え、教科書の第2部3の「現代スポーツと「コートの外」」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第10回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部4の「スポーツ世界の社交論」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
11 |
スポーツの社交論
【事前学習】第11回の授業に備え、教科書の第2部4の「スポーツ世界の社交論」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第11回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部5の「スポーツ集団論の展開」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
12 |
チーム・クラブ・アソシエーションの補完性
【事前学習】第12回の授業に備え、教科書の第2部5の「スポーツ集団論の展開」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第12回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部6の「チームワークからクラブワークへ」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
13 |
チームワークからクラブワークへ
【事前学習】第13回の授業に備え、教科書の第2部6の「チームワークからクラブワークへ」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】教科書と第13回の配付資料をもとに復習し、教科書の第2部7の「ライフサイクル論の必要性」を予習すること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
14 |
スポーツクラブ論の中のライフスタイルスポーツの考え方
【事前学習】第14回の授業に備え、教科書の第2部7の「ライフサイクル論の必要性」を予習すること(A-2) (1時間) 【事後学習】第1回から第14回の復習をし、次回の授業内テストの事前学習をすること(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
15 |
本講義の振り返りと最終レポートのテーマを発表するのでレポート執筆に取り組む
【事前学習】第1回~第14回までの授業を振り返り、気になるトピックを3個以上、ノートにまとめておくこと(A-2) (1時間) 【事後学習】第1回~第14回の内容を振り返り、学修した内容を整理しておくこと(A-2,A-3,A-4) (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 水上博司編 『スポーツクラブの社会学:『「コートの外」より愛をこめ』の射程』 青弓社 2020年 第2版 1)スポーツクラブの社会学:『「コートの外」より愛をこめ』の射程』は、本講のテキスト(必携)です。 2)毎回の授業の事前学習(予習)、事後学習(復習)の教材となります。 3)事前に冨山房で購入手続きをしてください。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(20%)、授業参画度:毎授業時に提出するリアクションコメント(80%) 本講義はオンデマンド型方式です。オンデマンド講義動画視聴後には,リアクションコメントをblackboardから提出してもらいます。 |
オフィスアワー | ガイダンス時に連絡先のメールアドレスを伝えますので、何か質問等があれば、メールしてください。 |