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スポーツ社会学演習

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令和元年度以前入学者 スポーツ社会学演習
教員名 水上 博司
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業と一部同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)
blackboard ID:20212428
授業概要 本演習の受講生は,2年次のスポーツ社会学1及びスポーツ社会学2の授業で使った「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」を教科書(基礎文献)とし,これを精読し、受講生自らのスポーツライフにおける課題の克服につながる基礎的知識を獲得する。なお対面授業と一部同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)を通して本授業のねらい・到達目標となる課題の習得に必要な知識の獲得を目指す。授業計画の各回の習得課題を的確にレポートする。
授業のねらい・到達目標 本演習では、2年次の授業で使った教科書(基礎文献)が取り上げているスポーツの諸課題について、その背景と課題克服の条件を理解できるようプレイ論,集団論,リーダー論,指導者論,規範論の各論から受講生自らがレジュメを作成し、受講生間でディスカッションができるようにする。この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP8及びカリキュラムポリシーCP1,CP3,CP4,CP8に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる(A-3-3)。
・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる(A-4-3)。
・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A-8-3)。
授業の方法 授業の形式:【演習】
「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」(基礎文献)が扱っているテーマをプレイ論,集団論,リーダー論,規範論の各論から探究できるように各回の授業において受講生は事前に各回で扱う対象ページを読んで予習をする.授業者は,各回で教科書の約10ページ程度を範囲にして授業を進めていく.授業内では,教科書の内容を補足する資料をPDFファイルで提示すると共に,これをブラックボードからダウンロードできるようにし,この資料も授業時に教科書と併せて活用できるようにする.授業後には,教科書の指定ページ内で最も印象に残った箇所を引用し,なぜ印象に残ったのかをリアクションコメントとして提出する.本授業の事前・事後学習は,各2時間(合計4時間)の学習を目安とします。
履修条件 特に履修条件はないが,2年次までに「スポーツ社会学1」(新カリキュラム:スポーツ社会学)と「スポーツ社会学2」(新カリキュラム:スポーツプロモーション論)を受講していることが望ましい.
授業計画
1 初回授業は「同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)」方式です.受講生は初回ガイダンスにzoomで出席し,自分が何グループ(どの班なのか)なのかを確認します.それがわかれば,第2回目以降,何時何分から対面授業を受けるのかについて確認できます.また,ガイダンスでは,対面授業での感染症予防策の確認,授業受講に際しての心構え,教科書・成績評価等についてレクチャーをします.
【事前学習】スポーツ社会学1(新カリキュラム:スポーツ社会学)とスポーツ社会学2(新カリキュラム:スポーツプロモーション論)の授業資料から授業の振り返りをしておく(A-1)。 (2時間)
【事後学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」」を事前に学習しておくこと(A-1)。 (2時間)
2 第2回目から対面授業をはじめます.スポーツと遊び(プレイ論)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「まえがき」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4)。 (2時間)
3 エンヂュランススポーツにおけるスポーツ価値と「ゆとり」(スポーツの定義)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第1章」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4)。 (2時間)
4 総合型地域スポーツクラブ政策の到達点とその困難(集団論)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2章」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4)。 (2時間)
5 コーチングにおける「待つ」行為とコーチの「さぐり」の身体性(指導者論)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第3章」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4)。 (2時間)
6 ミーティング空間における熟議と語らいの必要性(チームワークとリーダーシップ)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第4章」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4)。 (2時間)
7 スポーツ空間論の射程(リーダー論と規範論)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の1」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4)。 (2時間)
8 スポーツにおける能力主義の拡張(スポーツプロモーションの行方)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の2」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3, A-4)。 (2時間)
9 実社会と「コートの中」と「コートの外」の空間構造(スポーツマンシップ論)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の3」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
10 スポーツ行為の移動感覚(コーチングの行方)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の4」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
11 チームワークからクラブワークへ
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の4」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
12 スポーツの3つの空間と指導者の役割(コーチングとマネジメント)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の5」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
13 スポーツ空間とリーダーシップ論(規範論)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の6」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
14 ゲームズマンシップの必要性(ルールとマナー)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の7」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
15 スポーツ空間論を学ぶ意義(スポーツ文化とスポーツのグローバリゼーション)
【事前学習】「スポーツクラブの社会学:「コートの外」より愛をこめの射程」の「第2部の8」を読んでおくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書と補助資料教材を用いた学習後、課題レポートを提出し、blackboard上での質疑応答を行う(A-3,A-4,A-8)。 (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度:各回のリアクションコメント(70%)、対面授業と一部同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)におけるディスカッションの内容(30%)
各回のリアクションコメントは対面授業と一部同時双方向型授業(zoomによるライブ中継)における参画度を評価する重要な提出物なので毎回しっかりとブラックボードより提出すること.なお,対面授業に参加できなかった学生は,対面授業を撮影した動画をblackboardを通じて視聴し,あらかじめ提示した課題について指定された期日までにリアクションコメント(リポート)として提出します.提出されたリアクションコメント(リポート)は,その対面授業に参加できなかった授業回の成績評価の対象とします.
オフィスアワー blackboard上のコメント欄に質問をしてください。

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