文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 体育学科 > スポーツリハビリテーション演習
日本大学ロゴ

スポーツリハビリテーション演習

このページを印刷する

令和元年度以前入学者 スポーツリハビリテーション演習
教員名 小山 貴之
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 対面型授業(8回)およびオンデマンド型授業・課題研究
Blackboard コースID: 月曜1限20212440 月曜2限20212441
授業概要 スポーツ外傷・障害に対するコンディショニングの手法のなかから、ストレッチングとテーピング、マッサージについて演習を行う。担当教員はこれまで理学療法士として大学病院でのスポーツ理学療法の実務経験と、アスレティックトレーナーとして国際大会を含むスポーツ現場での実務経験を有しており、教科書記載の演習内容に加えて自身の経験や実施上の工夫についても教授する。
授業のねらい・到達目標 ・スポーツ外傷・障害のリハビリテーションやコンディショニングで用いられる処置法について理解することができる(A-1-3)。
・各コンディショニング手法の適応や禁忌が判断できる(A-3-3)。
・選手の状態に合わせてコンディショング手法が選択できる(A-4-3)。
・機能解剖に基づいて、効果的なストレッチングやマッサージ、テーピングが実施できる(A-8-3)。
・スポーツ現場で実施可能なレベルのコンディショニング手法の技能を習得できる(A-8-3)。
・この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,3,4,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
ストレッチング、マッサージ、テーピングの各コンディショニング方法についてオンデマンド型講義を行う。ストレッチング、マッサージについてはオンデマンド型の実技指導を参照のうえ、各自で演習を行う。対面形授業の際に、ストレッチングとマッサージの要点を解説する。テーピングはすべて対面型授業で直接指導を行う。
授業中は常時マスクを着用して演習を行う。
履修条件 スポーツリハビリテーション(2年次前期開講)の単位を習得していること。
3年生は1限、2限とも番号指定を厳守すること。4年生は1限、2限のどちらを履修してもよい。
履修希望者はBlackboardでコース登録したうえで、オリエンテーションの動画を必ず聴講すること。
授業計画
1 コンディショニングの手法(オンデマンド型)
【事前学習】教科書を入手しコンディショニングの定義について調べて理解を深めておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】教科書中のテーピング、マッサージ、ストレッチングの項を熟読し、自身が現在習得している技能について整理しておくこと(A-3, A-4, A-8)。 (2時間)
2 ストレッチング(1)上肢・体幹オンデマンド型)
【事前学習】上肢の各関節の構造、主動筋の作用・走行について復習しておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
3 ストレッチング(2)下肢(オンデマンド型)
【事前学習】下肢の各関節の構造、主動筋の作用・走行について復習しておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
4 マッサージ(1)上肢・体幹(オンデマンド型)
【事前学習】上肢・体幹の表面解剖学について図書を検索して熟読し、筋の分布がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
5 マッサージ(2)下肢・体幹(オンデマンド型)
【事前学習】下肢・体幹の表面解剖学について図書を検索して熟読し、筋の分布がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
6 テーピング(1)テーピングの基本手技(対面授業)
【事前学習】足関節の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
7 テーピング(2)足関節の基本テーピング(アンダーラップ、アンカー、スターアップ、ホースシュー)(対面型授業)
【事前学習】足関節の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
8 テーピング(3)足関節の基本テーピング(サーキュラー、ヒールロック、フィギュアエイト)(対面型授業)
【事前学習】足関節の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
9 テーピング(4)膝関節靭帯損傷(対面型授業)
【事前学習】膝関節の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
10 テーピング(5)足関節基本テーピングテスト・フィードバック,柔軟性評価(対面型授業)
【事前学習】足関節の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
11 テーピング(6)肘関節捻挫・手関節捻挫(対面型授業)
【事前学習】肘・手関節の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
12 テーピング(7)腰部・肉離れ(対面型授業)
【事前学習】腰部の機能解剖について図書を検索して熟読し、構造がイメージできるようにしておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】演習で上手くできなかった技能について、自身の課題を分析し練習して修正しておくこと(A-8)。 (2時間)
13 ストレッチング・マッサージの要点(対面形授業)
【事前学習】柔軟性評価の結果をまとめて自身の柔軟性レベルについて考察しておくこと(A-1)。 (2時間)
【事後学習】自身の関わる競技について、コンディショニングの手法を調べておくこと(A-8)。 (2時間)
14 課題研究:柔軟性と競技特性
【事前学習】自身の関わる競技で生じやすい怪我について調べておくこと。(A-3,A-4)。 (2時間)
【事後学習】自身の関わる競技の競技特性と必要な柔軟性について調べておくこと(A-8)。 (2時間)
15 課題研究:コンディショニング
【事前学習】課題研究で調査した内容をまとめて課題を確認すること(A-3,A-4)。 (2時間)
【事後学習】調査内容をもとに自身のコンディショニング手法についてまとめておくこと(A-8)。 (2時間)
その他
教科書 『「アスレティックケアーリハビリテーションとコンディショニング」 (小山 貴之 (著, 編集),平山 邦明 (著),広瀬 統一 (著),陣内 峻 (著),中丸 宏二 (著),成田 崇矢 (著),佐藤 正裕 (著),穐山 大輝 (著),坂田 淳 (著),大路 駿介 (著),相澤 純也 (著),中田 周兵 (著), &5 その他)』 2015年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業内テスト:テーピングテスト(20%)、オンデマンド型講義の確認テスト(40%)
授業内テストは、制限時間5分以内に足関節の基本テーピングを適切に実施できることを到達課題とする。テーピングのテスト実施に当たっては、各学生に技能レベルのフィードバックを行う。レポートは自身の柔軟性と関節弛緩性に関する測定値から、競技特性を踏まえたコンディショニング手法について文献的、内省的考察を行う。レポートについては、事後にフィードバックする。
オフィスアワー 月曜・水曜・木曜の昼休み,遠隔での相談希望の場合は、Blackboadからメールで対応します。
備考 ・体調管理に努め、自身の不調や同居家族の不調があった場合は事前に連絡のうえ出席を見合わせること。
・授業に参加する際は大きな声で騒がず、大人数で密にならないように集合し、授業後は速やかに大学構内から帰宅すること。
・学内ではマスクを装着し、手洗い消毒を行うこと。
・新型コロナウィルスの影響により対面授業への参加が難しい場合には、対面授業開始前までに相談すること。遠隔オンライン授業により対応する。

このページのトップ