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平成28年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
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教員名 | 河野千佳 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | オンライン授業(Zoomを使用)と課題研究(オンライン授業の中で指示)、対面授業を組み合わせる。 Blackboard ID:20212557 |
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授業概要 | 心理学的な方法論を現実的なテーマに即して応用していく一つの方法として、まずは自身の振り返り作業を行う。そのためには青年期の発達課題である自我同一性の確立にむけて、自分自身について考える。 さらに心理検査について学び、種類や歴史的背景とその成り立ち、理論と目的、実施方法、結果の出し方および解釈の仕方を実践的に学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | さまざまな側面から将来の自己像をイメージし、自分自身について具体的に考えることができる。 心理検査について調べ、実際に実施できるレベルまで理解と技術を高めることができる。 これまで自身の行動について振り返り、集団活動をよりよくしていくためにはどのようにしたらよいか考えて実践することができる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6,DP7,DP8及びカリキュラムポリシーCP6,CP7,CP8に対応している。 ・他者の意見を聴き取ることができる(A-6-1)。 ・集団の中で、他者と連携できる(A-7-1)。 ・自己を振り返ることができる(A-8-1)。 ・他者の意見を聴き取って、自分と異なる価値観を理解・尊重した上で、自分の考えを伝えることができる(A-6-3)。 ・集団の中で、他者と連携しながら、リーダーシップを発揮して、協働者の力を引き出すことができる(A-7-3)。 ・自己を振り返り、自らの資質について、心理学を生かしながら理解することができる(A-8-3)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 オンライン授業では、毎回、課題が出され、これをもとに授業において全員でディスカッションする形で進める。 自分自身を振り返ることによって、これまでの自己像から将来の自己像へと目を向けることができるようになり、またゼミのメンバーの中で発表し、共有することによって、自身の認知や思考の癖を知ることができるようにする。 また、後期の心理学ゼミに向けて、実際の心理検査について学ぶので、検査の取り扱いも含めて真摯に取り組むこと。 資料作成や文献検索などは前もって準備し、授業に臨むこと。 対面授業に出席できなかった場合の対応については、授業内に説明する。 課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)・自己紹介(A-6-1、A-6-3)(オンライン授業)
【事前学習】各自、興味関心のあるテーマを含めた自己紹介について考える。 (2時間) 【事後学習】授業の進め方について理解する。ゼミのメンバーに対して関心を持ち、プレゼンテーションについて理解する。 (2時間) |
2 |
自己分析を行う その1 (A-8-1)(対面授業) 自己分析にはどのようなことが必要か YG性格検査の受検体験 自身のこれまでの人生の振り返りを行う 【事前学習】人生の振り返りをしてみる。 (2時間) 【事後学習】自己表現ワークシートを作成する。 (2時間) |
3 |
自己分析を行う その2 (A-8-1)(課題研究) 自己を知る 周辺にインタビューをして、自己理解を深める 【事前学習】自分の周囲の人に自分のことをインタビュー調査する。 (2時間) 【事後学習】インタビュー調査した内容を分析する。 (2時間) |
4 |
自己開示・プレゼンテーションする (A-6-1,A-6-3,A-7-3)(オンライン授業) 他者を知る ゼミメンバーに向けて、自己分析の結果を発表する。 【事前学習】プレゼンテーションの方法を考える。 (2時間) 【事後学習】他のメンバーの発表をみて、有効な方法についてまとめておく。 (2時間) |
5 |
YG性格検査の概略 (オンライン授業) YG性格検査について調べる 【事前学習】YG性格検査について各自で調べ、資料を集める。 (2時間) 【事後学習】調べたことを各自でレジュメにまとめる。 (2時間) |
6 |
YG性格検査の実施に向けて (対面授業) YG性格検査についてゼミのレジュメ、PP、配布資料を作成する 【事前学習】YG性格検査について各自で調べ、資料を集める。 (2時間) 【事後学習】調べたことを各自でレジュメにまとめる。 (2時間) |
7 |
YG性格検査についてゼミのレジュメ、PP、配布資料、解説を作成する(対面授業) 作成した資料を検討する 【事前学習】調べたことを発表できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】ゼミ内で分担した役割に必要なことを調べる。 (2時間) |
8 |
YG性格検査について予行演習を行う(A-7-3)(対面授業) ゼミのレジュメ、PP、配布資料を改善する 作成した資料を再検討する 【事前学習】分担した役割の資料を改善しておく。 (3時間) 【事後学習】分担した役割の資料を仕上げる。 (2時間) |
9 |
YG性格検査の集団実施(1)(A-7-3)(対面授業) 各自の役割を確認する 【事前学習】効果的なプレゼンテーションの方法を考える。 (2時間) 【事後学習】より効果的なプレゼンテーションに改善する。 (2時間) |
10 |
YG性格検査の解説実施(1)(A-6-3)(対面授業) YG性格検査の解説のための効果的な方法について振り返る 【事前学習】解説のための方法・資料、役割を考える。 (2時間) 【事後学習】解説の方法を具体化する。 (2時間) |
11 |
YG性格検査の集団実施(2)(A-7-3)(対面授業) 各自の役割を振り返る(対面授業) 【事前学習】より効果的なプレゼンテーションの方法を考える。 (2時間) 【事後学習】これまでの役割について自分の取るべき行動について考える。 (2時間) |
12 |
YG性格検査の解説実施(2)(A-6-3)(対面授業) 情報を共有し理解する(A-6-1) 【事前学習】心理検査の施行、解説について理解し、プレゼンテーションを分析する。 (2時間) 【事後学習】心理検査の実施、解説について振り返りを行う。 (2時間) |
13 |
後期に実施する心理検査について目的に合った候補を挙げる(A-6-3)(オンライン授業)
【事前学習】後期ゼミで取り上げる実施可能な検査の候補について調べる (2時間) 【事後学習】ゼミ内で話し合ったことを整理する (2時間) |
14 |
後期に実施する心理検査を決める(A-6-1,A-6-3)。(オンライン授業)
【事前学習】後期ゼミで取り上げる検査について候補を絞る。 (2時間) 【事後学習】後期に向けた段取りを考える。 (2時間) |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-1,A-8-3)(課題研究)
【事前学習】ゼミでの役割と貢献度について振り返る。 (2時間) 【事後学習】提示された心理学ゼミ2・4への課題について取り組む。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度は各回のディスカッションや発表、レジュメの作成、役割の遂行等によって評価する。(100%) 対面授業に出席できなかった場合の成績評価については授業時に説明する。 |
オフィスアワー | 質問等があれば適宜、ゼミの後やメールで受け付ける。 |
備考 | シラバスの内容は学生の学修状況を考慮して変更することがある。 |