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平成28年度以降入学者 | 心理学ゼミ4 | ||||
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教員名 | 飯田諒介 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | Blackboardを通じたオンデマンド型の遠隔授業に加えて,適宜Zoomを利用した双方向型授業を行う。 Blackboard ID:20212583 |
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授業概要 | 心理学における実験研究を認知心理学および応用認知心理学から学ぶ。認知心理学および応用認知心理学の理論と方法、そしてその実証的成果について、実践を通して学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では認知心理学および応用認知心理学の生み出した知識がどのようにして創生されてきたのかを、すでに講読したと論文から導かれた新たな検討仮説を、実際の実験を通して学習することにある。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6,7,8及びカリキュラムポリシーCP7,7,8に対応している。つまり、次の項目が到達目標となる。 他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝え,さらに議論を深めることができる(A-6-4)。 集団内で他者と連携しなが ら,リーダーシップを発揮し,協働者の力を引き出し,支援することができる(A-7-4)。 心理学を活かしながら,自己を振り返り,自らの資質を高める方法を見出すことができる(A-8-4)。 |
授業の方法 | 授業の形式:[研究] この授業では、Blackboardを通じたオンデマンド型の授業を中心に,既に行なった実験的研究に基づき新たな検討仮説を用意し,実験を準備・実施し,データを取得し,解析して報告書を作成する。研究の進捗状況に応じてZoomを利用した双方向型の授業も取り入れる。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 報告書の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
前期の実験から得られた結果から新たな仮説を導き、実験計画を議論する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】すでに行なった実験データから次の実験計画の詳細を再確認する。 (2時間) 【事後学習】検証すべき仮説を検討しておく。 (2時間) |
2 |
刺激の提示方法について検討する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】具体的な刺激内容、刺激数、定時方法、従属変数について考えておく。 (2時間) 【事後学習】実験の準備を用意し,刺激作成に取りかかる。 (2時間) |
3 |
実験の準備(実験装置による練習)を行う(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】実験計画の詳細を再確認する。 (2時間) 【事後学習】次回以降の本実験の準備を用意する。 (2時間) |
4 |
実際の実験のための被験者集めの検討を行う(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】実験計画の詳細を再確認すること。そして予備実験を行う。 (2時間) 【事後学習】実験手続きに不備はないか確認する。 (2時間) |
5 |
実験を実施する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】実験の手続きについて再確認し問題を解消しておく。 (2時間) 【事後学習】内省報告の内容分析を行い、課題の方略等をリストアップする。 (2時間) |
6 |
実験を実施する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】データの整理を行う。 (2時間) 【事後学習】使用する記述統計について調べておく。 (2時間) |
7 |
実験を実施する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】データの整理を行う。 (2時間) 【事後学習】使用する記述統計について調べておく。 (2時間) |
8 |
実験を実施する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】データの整理を行う。 (2時間) 【事後学習】使用する記述統計について調べておく。 (2時間) |
9 |
実験データの整理を行う(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】データの整理を行う。 (2時間) 【事後学習】使用する推測統計について調べておく。分析ソフトの復習を行う。 (2時間) |
10 |
実験データの整理を行い,結果を図表にまとめる(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】実験のデータを整理する。 (2時間) 【事後学習】実験のデータを整理する。方法について文章化しておく。 (2時間) |
11 |
実験データの整理を行う。さらに統計的分析を行う(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】実験のデータを分析する。仮説とデータとの関係について文章化しておく。 (2時間) 【事後学習】実験のデータを分析する。仮説が事実によって支持されたかどうか検討する。 (2時間) |
12 |
検討すべき仮説を精緻化し、文章化する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】実験のデータを分析する。仮説とデータとの関係について文章化しておく。 (2時間) 【事後学習】実験のデータを分析する。仮説が事実によって支持されたかどうか検討する。 (2時間) |
13 |
研究報告書の作成を行う(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】指定された文字数内で問題、方法、結果、考察を下書きしておく。 (2時間) 【事後学習】レポートの仕上げを行う。 (2時間) |
14 |
実験研究のプレゼン用のスライドを作成する(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】レポートを見直し,スライド作成の準備をする。 (2時間) 【事後学習】プレゼン用のスライドを仕上げる。 (2時間) |
15 |
実験研究の報告と討論会を行う(A-6-4, A-7-4, A-8-4)。
【事前学習】発表の練習をしておく。 (2時間) 【事後学習】実験研究の意味を考える。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | Memory and Cognition, Psychonimic Society, 2020 Applied Cognitive Psychology, Wiley, 2020 |
参考書 | なし(適宜プリントを配布する) |
成績評価の方法及び基準 | レポート:それぞれの課題に応じたレポートを提出するが、その内容により評価(例えば独創性など)(80%)、授業参画度:意見の交換や議論の多寡、内容によって評価する(20%) この授業は参加する学生の主体性を重んじる。特に、実験研究を行うことで認知心理学の理解を深めることを目的としているので、授業における実験計画の立案、実験方法の検討、実験の実施、データ分析等への参画度が、授業参画度として評価されることを認識することが大切である。 |
オフィスアワー | 水曜4限 上記時間以外はメールで質問を受け付けます(連絡先は初回授業で提示)。 |