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令和2年度以降入学者 | 野外調査法(含実習) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 野外調査法(含実習) | ||||
教員名 | 関根智子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 同時双方向型授業(Zoom)と課題研究(Blackboard)を組み合わせる。 Blackboardを通じて学習資料や課題等を配信する。 Blackboard ID:木曜3限 20212710 |
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授業概要 | 日本の地域の特性を考慮しながら、地形、歴史、伝統産業、生活環境、商業、景観、観光、文化などの地理的事象について、グループごとにテーマを設定し、文献、統計、地図などの資料やデータ等の入手、フィールドワーク(現地調査)を行う。また、地理情報技術を用いた現地調査の方法を教授する。 |
授業のねらい・到達目標 | 地域や研究テーマに沿った文献を収集することができる。また、分析に必要な資料、データなどを収集するための基本的なフィールドワーク(現地調査)ができる。また、調査した結果をまとめて考察し、プレゼンテーションの資料を作成して発表できるようにする。 ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。(A-2-2) ・提示された客観的な情報を基に,論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-2) ・資料や事象を観察・検討して問題を発見し,解決策について考えることができる。(A-4-2) ・地理学分野の課題を整理し,その取り組み方法について考えることができる。(A-5-2) ・授業における課題を通じて議論する中で,他者を理解し,自分の考えを伝えることができる。(A-6-2) この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1、DP3、DP4、DP5、DP6及びカリキュラムポリシーCP1、CP3、CP4に対応している。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の⼊学者)では,この科⽬は⽂理学部(学⼠(地理学)) のディプロマポリシーDP2~6、及びカリキュラムポリシーCP2~6に対応している。 ・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。(A-2-2) ・提示された客観的な情報を基に,論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-2) ・資料や事象を観察・検討して問題を発見し,解決策について考えることができる。(A-4-2) ・地理学分野の課題を整理し、その取り組み方について考えることができる。(A-5-2) ・授業における課題を通じて議論する中で、他者を理解し、自分の考えを伝えることができる。(A-6-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義,演習,実習】 研究テーマに基づいてグループに分かれ、それぞれのグループが事前に調査・実習を行い、それらの成果や現地調査の計画などを発表し、全体で議論する。授業は、研究テーマに基づくグループ単位で実習を進めるが、全受講生がそれぞれの分担を決めて、各自が主体的に取り組み、調査能力を習得できるように工夫する。 4回程度の日帰りの現地調査を実施する予定である。なお、現地調査は、新型コロナウィルスの状況を勘案しながら弾力的に実施する。その場合には、授業時に説明する。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | ①開講前に学科で受講調整を行うので、決められた時限・教員の授業を受講すること。 ②後期の関根担当の「地域分析法(含実習)」を履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:調査地域の概要について
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】第2回目以降の授業に備え、授業で説明した内容について整理し、理解しておくこと。 (2時間) |
2 |
研究テーマの選定とグループ分け(A-5-2)
【事前学習】研究テーマを考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】グループごとに研究内容の詳細について話し合い、分担を決めておくこと。 (2時間) |
3 |
文献・資料・データの収集方法について(A-3-2、A-4-2)
【事前学習】研究テーマに関する各種情報を収集しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で説明した収集方法を用いて、文献、資料、データを収集しておくこと。また、事前学習で収集した情報を選別しておくこと。 (2時間) |
4 |
文献(従来の研究)に関する発表(1):グループA、B、C(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】研究テーマに関する文献を読んで、その内容をまとめて、パワーポイントを作成して発表できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間) |
5 |
文献(従来の研究)に関する発表(2):グループD、E、F(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】研究テーマに関する文献を読んで、その内容をまとめて、パワーポイントを作成して発表できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間) |
6 |
資料・データに基づく地域概要に関する発表(1):グループA、B、C(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】資料とデータから地域概要についてまとめ、発表できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間) |
7 |
資料・データに基づく地域概要に関する発表(2):グループD、E、F(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】資料とデータから地域概要についてまとめ、発表できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、発表内容を追加・修正しておくこと。また、発表したグループ以外の受講生は、発表者が述べた内容をノートに整理しておくこと。 (2時間) |
8 |
地理学での現地調査の方法について(A-4-2、A-5-2)
【事前学習】現地調査にはどのような方法があるかを考えて、まとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】研究テーマに応じた現地調査の方法を考えて、まとめておくこと。 (2時間) |
9 |
現地調査の計画:グループ別に調査を計画し,現地調査の方法を議論する。(A-3-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】第8回の授業を参考にして、現地調査の計画を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導や議論の内容を参考にして、現地調査の計画を完成させておくこと。 (2時間) |
10 |
現地調査に関わる資料の収集(1):今昔マップ、古地図、地形図、都市地図等の地図、及び論文、書籍、既刊の報告書等の文献(A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】補充する必要がある地図や文献を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】収集した地図や文献を整理し、まとめておくこと。 (2時間) |
11 |
現地調査に関わる資料の収集(2):デジタル地理空間データ(A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】デジタル地理空間データとは何かについて、まとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】必要なデジタル地理空間データをダウンロードしておくこと。 (2時間) |
12 |
現地調査に関わる資料の整理(A-4-2)
【事前学習】第10回と第11回で収集した資料をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回と第11回で収集した資料を整理し、第9回で作成した現地調査計画に反映させておくこと。 (2時間) |
13 |
研究テーマの進展度と現地調査計画の発表と確認:全グループ(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2、A-6-2)
【事前学習】研究テーマについて、また、現地調査計画について発表できるようにしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導や議論を参考にして、発表した内容に追加・修正をしておくこと。 (2時間) |
14 |
現地調査用ハンドブックの作成(1):各グループの今までの研究テーマに関して調査・分析したことや現地調査計画等をまとめる。(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】研究テーマに関して調査・分析したことや現地調査計画をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】現地調査用ハンドブックの原稿を作成しておくこと。 (3時間) |
15 |
現地調査用ハンドブックの作成(2):印刷された原稿をまとめ、現地調査用のハンドブックを完成させる。授業のまとめ。(A-2-2、A-3-2、A-4-2、A-5-2)
【事前学習】現地調査用ハンドブックの原稿を印刷しておくこと。 (2時間) 【事後学習】完成した現地調査用ハンドブックを読んで、確認し、現地調査に備えておくこと。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 適宜、授業中に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:現地調査計画書(30%)、授業参画度:発表や現地調査の状況(40%)、発表や調査内容(30%) |
オフィスアワー | 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。 詳細は、第1回の授業で説明する。 |
備考 | 現地調査の詳細は、2年生ガイダンスで配布する資料を参照すること。 |