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ツーリズム論

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令和元年度以前入学者 ツーリズム論
教員名 落合康浩
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 選択
授業の形態 オンデマンド型の遠隔授業を実施する。

Blackboard ID:20212729
授業概要 地域資源を活用したツーリズムのあり方と実態・課題等について講義する。
授業のねらい・到達目標 ツーリズムは、地域における特色すなわち地域資源を活かし、地域主体の企画によって成立・展開するものである。一方、そのあり様は、地域を訪れる人々の志向に関わる時代・文化的背景や社会・経済的要因によって規定される。この授業では、そうしたツーリズムの実態について具体的な事例を紹介し解説するので、この授業を受講することでツーリズムを推進する地域の抱える問題や課題について評価、理解できるようになる。

この科目は文理学部（学士（地理学））のディプロマポリシーＤＰ1及びカリキュラムポリシーＣＰ1に対応している。（経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる(A-1-3)。日本及び世界諸国の自然環境や社会、経済、文化などの現状および相互関係を、地理学的視点に基づいて説明することができる(A-2-3)。)
授業の方法 ツーリズムの背景となる伝統・文化やツーリズムに果たす地域資源の役割に関する資料ならびに画像などを提示しながら、講義形式で授業を行う。
授業計画
1 ガイダンス：ツーリズムとは
【事前学習】シラバスを確認して、学ぶべき項目を理解しておく。 （1時間）
【事後学習】「ツーリズム」の意味と使われ方を整理・理解する。 （2時間）
2 ツーリズムの背景Ⅰ　－マスツーリズムから生じた諸問題－
【事前学習】日本におけるマスツーリズム発展の経緯を確認しておく。 （1時間）
【事後学習】マスツーリズムがもたらした功罪について整理・理解する。 （2時間）
3 ツーリズムの背景Ⅱ　－ツーリズムの持続性－
【事前学習】日本における今日的な観光の趨勢を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】持続的なツーリズムとはどのようなものかを考える。 （2時間）
4 地域資源とその活用　－ツーリズムのテーマと舞台－
【事前学習】地域資源という言葉の意味を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】観光に活用できる地域資源について整理・理解する。 （2時間）
5 地域資源とツーリズムⅠ　－自然環境とツーリズム－
【事前学習】日本における自然環境の地域的特徴を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】自然環境を観光に活用する方法と課題について整理・理解する。 （2時間）
6 地域資源とツーリズムⅡ　－地域の伝統・文化とツーリズム－
【事前学習】日本における伝統・文化の地域的特徴を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】伝統・文化を観光に活用する方法と課題について整理・理解する。 （2時間）
7 地域資源とツーリズムⅢ　－まちなみ景観とツーリズム－
【事前学習】日本におけるまちなみ景観の地域的特徴を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】まちなみ景観を観光に活用する方法と課題について整理・理解する。 （2時間）
8 地域資源とツーリズムⅣ　－農業・農村とツーリズム－
【事前学習】日本における農業・農村の地域的特徴を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】日本的なグリーンツーリズムの方法と課題について整理・理解する。 （2時間）
9 地域資源とツーリズムⅤ　－産業とツーリズム－
【事前学習】日本における製造業の地域的特徴を確認しておく。 （2時間）
【事後学習】日本的な産業観光のあり方と課題について整理・理解する。 （2時間）
10 ツーリズムによる地域開発の諸問題Ⅰ　－東南アジアの事例－
【事前学習】東南アジアの観光資源には何があるか確認しておく。 （1時間）
【事後学習】東南アジアで観光開発を進めるための課題について整理・理解する。 （3時間）
11 ツーリズムによる地域開発の諸問題Ⅱ　－パミール地域の事例－
【事前学習】パミール地域の環境・景観はどのようなものか確認しておく。 （1時間）
【事後学習】パミール地域で観光開発を進めるための課題について整理・理解する。 （3時間）
12 ツーリズムによる地域開発の諸問題Ⅲ　－ヨーロッパの事例－
【事前学習】ヨーロッパの観光資源には何があるか確認しておく。 （1時間）
【事後学習】ヨーロッパにおける観光地整備の実状と特徴を整理・理解する。 （3時間）
13 ツーリズムによる地域開発の諸問題Ⅳ　－日本の事例－
【事前学習】日本で近年注目される観光地について確認しておく。 （1時間）
【事後学習】日本で有名な観光地域がかかえる課題について整理・理解する。 （3時間）
14 ツーリズム研究の視点とテーマの整理（質疑と応答）
【事前学習】ここまでの授業で学んできた内容を整理し、疑問・不明点を挙げておく。 （2時間）
【事後学習】質問についての回答を踏まえて理解を深める。 （2時間）
15 理解度の確認（レポート型試験）と講義内容の総括（A-1,A-2）
【事前学習】これまでの授業内容を整理・理解しておく。 （4時間）
【事後学習】理解度確認作業の中で理解できていなかったことを整理し、理解を深める。 （2時間）
その他
教科書 使用しない。授業中に資料を配布する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:レポート型を予定している(80%)、授業参画度:教材の視聴状況と質問への回答内容等(20%)
オフィスアワー 水曜日・金曜日12:10～13:00　8号館4階A408研究室

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