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地域分析法(含実習)

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令和2年度以降入学者 地域分析法(含実習)
令和元年度以前入学者 地域分析法(含実習)
教員名 佐藤浩
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業である。第1回は,同時双方向型授業(Zoom によるライブ中継)を併用するが,その後,状況をみて併用を取りやめる(対面授業のみ)に移行する。第2回は休講とし,補講日を第1回授業時に受講生と相談して決める。一部,課題研究(Blackboard を通じた学習資料配信)。

Blackboard ID: 20212737
授業概要 地方市町村の自然・産業・文化と社会・災害について調査結果を報告する能力を身に付けることができます。
授業のねらい・到達目標 前期の13~15回の課題研究で各自が調査した資料・データに基づく分析と報告を行うことで、地域調査の結果をまとめる方法が習得できます。
・日本及び世界諸国の自然環境や社会,経済,文化などの現状および相互関係を,自己の理解に基づいて説明することができる。(A-2-2)
・提示された客観的な情報を基に,論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-2)
・資料や事象を観察・検討して問題を発見し,解決策について考えることができる。(A-4-2)
・集団活動のなかで,他者との連携を深めながら,協働することができる。(A-7-2)
・自己の学修について振り返り,その成果と課題について客観的に評価することができる。(A-8-2)

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP1,CP3,CP4に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【実習】
前期(第8・9回の野外実習(巡検))と夏季休暇中に野外実習(巡検)で収集した資料・データについて分析・考察を行い、授業中に提示・討論する。その結果をまとめて口頭発表した後、報告書を作成する。
授業内に作成して提出してもらった報告書などは、pdfファイル等によって受講生間で共有するとともに、評価の採点対象とする。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 前期に同一担当者の野外調査法(含実習)を履修するとともに,夏季休暇中の野外実習巡検に参加(やむを得ない事情での欠席を除く)したものの履修を認める。
授業計画
1 調査の方法と調査結果のまとめ方について昨年度の例を講義するとともに本年度の対象地域について地図を用いた実習(具体的には、調査結果に基づき、さらに地形や土地利用を深く把握・理解できるような内容など)を行う(A-2-2)
【事前学習】シラバスを読むとともに前期の野外調査法の内容を復習する。 (2時間)
【事後学習】授業で解説した内容を振り返り、調査の方法や補足の仕方を理解すること。 (2時間)
2 野外実習(巡検)で入手した資料等の整理と分析(1)(A-4-2)
【事前学習】図書館やWebで調べる内容を検索して資料を入手するとともに2~3に絞り込むこと。 (2時間)
【事後学習】授業内における教員のアドバイスを受けて、絞り込んだ内容が調査可能な対象か考察するととともに足りない資料を事前に検索して入手すること。 (2時間)
3 野外実習(巡検)で入手した資料等の整理と分析(2)(A-4-2)
【事前学習】絞り込んだ内容が調査可能であれば調査方法を検討し、調査不可能であれば調査内容の代替案を考えるための資料を図書館やWeb検索で入手すること。 (2時間)
【事後学習】絞り込んだ調査内容について得られた知識を再整理すること。 (2時間)
4 分析結果の発表と討論(1)(A-7-2)
【事前学習】前回の討論のうち授業で教員が指摘した内容を振り返ってノートにまとめるとともに授業での質問事項を整理すること (2時間)
【事後学習】補足すべき内容を整理してWebの記事や図書館の科学的文献のコピーを入手すること。 (2時間)
5 分析結果の発表と討論(2)(A-7-2)
【事前学習】前回の討論のうち授業で教員が指摘した内容を振り返ってノートにまとめるとともに授業での質問事項を整理すること (2時間)
【事後学習】補足すべき内容を整理してWebの記事や図書館の科学的文献のコピーを入手すること。 (2時間)
6 補足資料の収集と分析(3)(A-4-2)
【事前学習】授業に持参すべき資料を確認するとともに入手した資料を読むこと。 (2時間)
【事後学習】持参した資料が表として整理できるものと地図に表せるものに分けられることを理解すること。 (時間)
7 補足資料の収集と分析(4)(A-8-2)
【事前学習】持参した資料のうち表として整理できる項目を選んで表を作成すること。 (3時間)
【事後学習】補足すべき内容を整理してWebの記事や図書館の科学的文献のコピーを入手すること。 (1時間)
8 プレゼンテーションの内容の検討(1)(A-7-2)
【事前学習】持参した資料のうち地図に示せるものを選んで地図を作成すること。 (3時間)
【事後学習】ポスター発表の場合はどの位置に地図を貼り付けると効果的に聴衆の理解が促せるか考えること。 (1時間)
9 プレゼンテーションの報告内容の検討(2)(A-7-2)
【事前学習】スライド数は概ね20枚を想定してプレゼンテーションの構成を練ること (3時間)
【事後学習】スライドに掲載すべき表の文字や数字の大きさを確認して効果的に聴衆の理解が促せるか考えること。 (1時間)
10 発表したプレゼンテーションの内容の再検討(1)(A-4-2)
【事前学習】発表スライドの作成に着手すること。 (2時間)
【事後学習】発表内容が論理的に組み立てられているか、内容を把握すること。 (2時間)
11 発表結果を踏まえた報告内容の再検討(2)(A-4-2)
【事前学習】発表練習を事前に行い、実際に発声して発表の練習をすること。 (2時間)
【事後学習】授業における教員の指摘を踏まえてスライドを修正すること。 (2時間)
12 報告書の原稿作成(1)(A-8-2)
【事前学習】報告書の構成(章・節・小節)を考えること。 (2時間)
【事後学習】授業における教員の指摘を踏まえて、構成を改めること。 (2時間)
13 課題研究:報告書の原稿作成(2)(A-8-2)
【事前学習】改めた構成に基づき草稿を執筆すること。 (2時間)
【事後学習】授業における教員の指摘を踏まえて、草稿を原稿レベルに仕上げること。 (2時間)
14 報告書の完成(A-3-2)
【事前学習】原稿を仕上げて完成原稿に仕上げること。 (2時間)
【事後学習】授業における類似原稿の執筆者との内容分担に基づき内容を改めること。 (2時間)
15 第1回から第14回までの講義内容について質疑応答を行う(A-2-2)
【事前学習】完成原稿の誤字・脱字や論理的な誤りを確認すること。 (2時間)
【事後学習】報告した原稿を他学生のものと集成して報告書を完成すること。 (2時間)
その他
教科書 特に無し
参考書 特に無し
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(60%)
・授業における教員の指摘に応えるか否かを授業参画度として測り、完成した報告書をレポートの評価として読み替える。
・教員の提供したテンプレート(ワードファイル)を利用しないレポートには評価を低く見積もる。
オフィスアワー stu メールアドレス: ~#stu.chs.nihon-u.ac.jpで問い合わせください(#を@に変更する)。
備考 特に無し。

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