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令和元年度以前入学者 | 古生物・古生態学1 | ||||
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教員名 | 中尾有利子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | Black boardを利用したオンデマンド型遠隔授業. Black boardコースID:20212770 |
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授業概要 | 種とは何かをふまえ,過去に地球上で生息していた生物がどのように分類されるかを理解する.また,それらの生物から読み取ることができる過去の環境,生物の進化について学修する. |
授業のねらい・到達目標 | ねらい: 化石で産出する生物を理解するために必要な概念を理解し,化石記録から環境・生態・生物の進化を読み取るための基礎知識を習得することを目的とする. 到達目標: 1.古生物学とは何かを理解し,層序学の基礎を理解したうえで地質年代を説明できる(1, 2, 5, 6, 15) 2.種とは何かを理解し,古生物の分類の基礎知識を身につけている(3-6, 14, 15) 3.地層に保存された地球と生物の歴史を読み解く手法を理解している(6-9, 12, 14, 15) 4.化石に残された生命の様子を読み解く知識を身につけている(5, 9-12, 14, 15) 5.化石記録から明らかにされた生物の進化について知識を身につけている(6, 8, 9, 13, 14, 15) ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」に寄与する. 地球科学科ディプロマ・ポリシー(D.P.): 「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6,及びカリキュラムポリシーCP9に対応する. |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 Black boardを通してオンデマンド教材が配信される. 受講者は指定された期限内に教材を視聴あるいは利用し,計画的に学修すること. また,1回目から14回目の講義の後,達成度の確認(小テスト)を指定された期限内にBlack boardで行うこと. 15回目には課題を課すので,授業内に指示する事柄について各自でそれまでにまとめておくこと. フィードバックについて: 小テストは提出後に解説が表示されるので各自よく復習すること. 課題は提出期限後に解説を掲載する. |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
古生物学とはなにか(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
2 |
古生物学の歴史と層序学の基礎(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回授業の内容を復習しておくこと.特に,古生物学の位置づけ,古生物の研究とはどんなものがあるのかを整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
3 |
種の多様性と生物の分類(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に地質年代を覚え,また地質年代がどのように定義されたのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
4 |
種の概念と問題点(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習すること.特に生物の分類方法について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
5 |
古生物の種(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特にどのような種の概念があり,それぞれの問題は何かについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
6 |
化石とはなにか(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に古生物の種がはらむ問題点について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
7 |
化石層の形成と化石の産状(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石にはどのようなものがあるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
8 |
化石化作用と化石鉱脈(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石層はどのように形成されるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
9 |
化石記録の不完全性(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,世界の化石鉱脈にはどんなものがあるのか,どのような条件下で形成されたのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
10 |
化石の形態と変異(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石研究がはらむ問題点について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
11 |
化石の形態と成長(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石がもつ形態にはどのような意味があるのかについて整理しておくこと 【事後学習】 授業内容を復習すること (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
12 |
化石の形態とその機能(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石がもつ形態にはどのような意味があるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
13 |
系統と進化(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石がもつ形態にはどのような意味があるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
14 |
化石を用いた古環境復元(オンデマンド型遠隔授業)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石に記録からどのような生物の進化がわかるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) |
15 |
まとめ(これまでの復習を行い授業内容の理解を深める)(課題研究)
【事前学習】これまでのの授業内容をよく復習し,配信したノートを完成させておくこと. (3時間) 【事後学習】これまでに行った達成度の確認と解説をふまえ,自分が理解できていなかった事柄についてよく復習すること. (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(70%) レポートは15回目講義後に提出するまとめのレポート,授業内テストは1回から14回目に行うBlack boardでの達成度の確認とする. レポート(30%),授業内テスト(70%)の比率で60点以上を合格とする. 〈達成度評価基準〉 1.古生物学とは何かを理解し,層序学の基礎を理解したうえで地質年代を説明できる(20点) 2.種とは何かを理解し,古生物の分類の基礎知識を身につけている(20点) 3.地層に保存された地球と生物の歴史を読み解く手法を理解している(20点) 4.化石に残された生命の様子を読み解く知識を身につけている(20点) 5.化石記録から明らかにされた生物の進化について知識を身につけている(20点) |
オフィスアワー | Black board経由のメールで対応する. |