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環境化学実験

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令和元年度以前入学者 環境化学実験
教員名 仁木拓志
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面(実験・実習)
Blackboard ID : 20212815
授業概要 地球環境,とくに水質を理解するための化学実験を行う。
授業のねらい・到達目標 地球環境,とくに水質を理解するための基礎となる化学実験を行い,それらの原理や分析技術を習得し,理解を深める。実験結果を第三者に正しく伝えるレポートの書き方を習得する。

学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標:
「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する。
※括弧内の数字は授業計画内の実施回

地球科学科ディプロマ・ポリシー(D.P.):
「(G)地球科学の専門知識を修得している」に対応する。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4, 及びカリキュラムポリシーCP4に対応する。
授業の方法 履修者をA,Bの2班に分け,交互に実施する。班分けは初回授業までにBlackBoardの連絡事項に掲示するので,各自登録しておくこと。
現地調査法及び水質測定法の一連を実習し,測定データを取りまとめてレポートを作成・提出する。
授業計画
1 授業のテーマとねらいや進め方 / 現地調査機材の使用法(A班)
【事前学習】水質に関連する他講義の復習をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】採水法,野外調査機材の原理・構造・使用法,注意点を復習すること。 (1時間)
2 授業のテーマとねらいや進め方 / 現地調査機材の使用法(B班)
【事前学習】水質に関連する他講義の復習をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】採水法,野外調査機材の原理・構造・使用法,注意点を復習すること。 (1時間)
3 pH, EC, アルカリ度の測定 (A班)
【事前学習】pH, EC, アルカリ度の測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
4 pH, EC, アルカリ度の測定 (B班)
【事前学習】pH, EC, アルカリ度の測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
5 吸光光度法によるケイ酸塩濃度の測定(A班)
【事前学習】ケイ酸塩濃度の測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
6 吸光光度法によるケイ酸塩濃度の測定 (B班)
【事前学習】ケイ酸塩濃度の測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
7 化学的酸素要求量(COD)の測定 (A班)
【事前学習】COD測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
8 化学的酸素要求量(COD)の測定 (B班)
【事前学習】COD測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
9 イオンクロマトグラフィーによる一般水質の測定 (A班)
【事前学習】イオンクロマトグラフィーの原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】IC装置の構造,操作について理解しておくこと。 (1時間)
10 イオンクロマトグラフィーによる一般水質の測定 (B班)
【事前学習】イオンクロマトグラフィーの原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】IC装置の構造,操作について理解しておくこと。 (1時間)
11 イオンクロマトグラフィーデータの解析 / これまでの測定データのまとめ (A班)
【事前学習】ICの原理,IC装置の構造を理解しておくこと。これまでの測定データを整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
12 イオンクロマトグラフィーデータの解析 / これまでの測定データのまとめ (B班)
【事前学習】ICの原理,IC装置の構造を理解しておくこと。これまでの測定データを整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
13 質量分析装置による同位体測定 (A班)
【事前学習】質量分析装置による同位体測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
14 質量分析装置による同位体測定 (B班)
【事前学習】質量分析装置による同位体測定原理を理解しておくこと。 (1時間)
【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間)
15 水質分析結果のまとめと総合考察 (AB班)
【事前学習】これまでの測定データをまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】得られた考察をまとめ,レポートに反映させること。 (1時間)
その他
教科書 必要なプリントを配布する。
参考書 日本分析化学会北海道支部 『水の分析』 化学同人 2005年 第5版
半谷高久・小倉紀雄 『水質調査法』 丸善 1995年 第3版
斎藤信房 『大学実習 分析化学(改訂版)』 裳華房 1988年
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、実験・実習(30%)
総合的に判断し,60点以上を合格とする。
達成度基準は以下の通り:
1. 基本的な化学実験の器具の取り扱いを習得している。
2. 水質分析の現地調査の方法を身につけている。
3. 容量分析の原理と実験操作を習得している。
4. イオンクロマトグラフィ等機器分析の原理と実験操作を習得している。
5. 基本的な実験レポートの書き方を習得している。
オフィスアワー 授業前後に実験室等で随時対応する。
備考 授業の最後に次回の予定を説明するので事前に予習してくること。実験ノートを必ず作成し、予習内容・実験過程・気づき・生データ等を詳細に記録すること。

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