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地球科学調査研究法2

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令和元年度以前入学者 地球科学調査研究法2
教員名 竹村貴人
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 Zoomによる同時双方向(5回)による遠隔授業,野外実習(3回)対面授業(5回),課題授業(2回)を組み合わせて行う.
(野外実習や対面授業に参加できない場合は課題で対応する)
Blackboard ID : 20212843
授業概要 地質・地圏科学の調査および研究手法を学習する
授業のねらい・到達目標 ねらい:
4年次の卒業テーマ研究を効果的に行うために必要な地質科学の知識,調査法,分析 法,結果のまとめ方,発表の仕方および与えられた課題を解決するための手法を習得する.

到達目標:学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり:
「(D)デザイン能力」(1‒15),「(E)コミ ュニケーション能力」(1‒15),に寄与する.

[個別事項]
1. 野外において露頭の記載方法や試料の採取方法を習得する(1-3)。
2. データの解析方法、分析方法を習得する(4-11)。
3. 結果の解釈・取りまとめ方を習得する(12-15)。
※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

地球科学科 ディプロマ・ポリシー(D.P.):
(D)デザイン能力を身につけている
(E)コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力を身につけている
に対応する。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 授業の形式【ゼミ】
・本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
・野外における調査の仕方、取得したデータや試料を用いた分析・解析の仕方を学んでいく。 野外・室内の実習、講義とゼミ形式の発表などを組み合わせて行う。
[共通項目]
その他、関連して以下が行われる。
・データ解析・野外調査実習など
以下の1.2.を付随する場合がある.
1 Geofestivalポスター展への参画とコアタイムでの発表・討論
2 報告会における発表・討論・そのための準備(野外調査・データ解析を含む)や,Geofestivalポスター展のための準備(討論・解析等)
履修条件 地球システム科学科の地球システム科学調査研究法1・2履修要件を満たしていること。
授業計画
1 調査地概要の文献収集(Zoomによる同時双方向)
【事前学習】事前に配布するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】授業を行ったことを文章にまとめておく (2時間)
2 調査地概要の文献収集発表(Zoomによる同時双方向)
【事前学習】事前に配布する堆積構造に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】堆積構造を文章にまとめておく (2時間)
3 調査地の図作成(地図データ)(Zoomによる同時双方向)
【事前学習】事前に配布する地図に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】試料処理の方法を文章にまとめておく (2時間)
4 調査地の図作成(イラスト作成)(Zoomによる同時双方向)
【事前学習】事前に配布するイラストに関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】解析方法を文章にまとめておく (2時間)
5 調査地概要のまとめ(Zoomによる同時双方向)
【事前学習】事前に配布する調査地に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】データをまとめておく (2時間)
6 野外実習1(堆積構造の記載)
(野外実習)
【事前学習】事前に配布する堆積構造に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】データをまとめておく (2時間)
7 野外実習2(地質の記載)
(野外実習)
【事前学習】事前に配布する地質に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】データをグラフ等にまとめておく (2時間)
8 野外実習3(試料の採取)
(野外実習)
【事前学習】事前に配布する試料に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】試料記載の方法をまとめておく (2時間)
9 データ分析1(顕微鏡観察)対面授業
【事前学習】事前に配布する顕微鏡に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】顕微鏡の使い方をまとめておく (2時間)
10 データ分析2(電子顕微鏡観察)対面授業
【事前学習】事前に配布する電子顕微鏡に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】電子顕微鏡の使い方をまとめておく (2時間)
11 データのまとめ1(堆積):対面授業
【事前学習】事前に配布するデータ処理に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】データをまとめておく (2時間)
12 データのまとめ2(記載):対面授業
【事前学習】文献検索を行っておく (2時間)
【事後学習】文献リストの作成をしておく (2時間)
13 報告書の執筆2(結果のまとめ方) (課題授業)
【事前学習】文献検索の結果をまとめておく (2時間)
【事後学習】発表のための目次の作成をおこなっておく (2時間)
14 報告書の執筆3(結果の解釈と議論)(課題授業)
【事前学習】結果のまとめの発表準備をしておく (2時間)
【事後学習】結果を文章にまとめておく (2時間)
15 結果の発表:対面授業
【事前学習】発表内容を文章にしておく (2時間)
【事後学習】報告書としてまとめておく (2時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 狩野謙一・村田明広  『 構造地質学』 朝倉書店 1998年 第1版
ウィリアム J.フリッツ,ジョニー N.ムーア著 原田憲一訳 『層序学と堆積学の基礎』  愛智出版 1999年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、発表・討議(40%)
レポート(60%)、発表・討議(40%)
レポートは3回行う発表時に作成するレポートにより評価します.
発表・討議は毎回の発表や討議の内容により評価します.
成績評価の方法および基準
1. 野外において露頭の記載方法や試料の採取方法を習得する(20点)。
2. データの解析方法、分析方法を習得する(53点)。
3. 結果の解釈・取りまとめ方を習得する(27点)。 レポート(60%)、発表・討議(40%)、
総合的に判断し60点以上を合格とする.
※1~3は到達目標の番号。

対面参加できない場合については、初回で説明する。
オフィスアワー 授業日にBlackbord登録メールアドレスにて対応

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