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基礎化学2

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令和2年度以降入学者 基礎化学2
令和元年度以前入学者 基礎化学2
教員名 杉本隆之
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 オンデマンド授業(13回)、課題研究(2回)で行う。
BlackBoard ID : 土曜2限→20213163

ガイダンス資料及び動画は授業開始前に配信。
授業概要 現代の生命科学において化学は重要な基盤である。生命科学を学ぶ上で必要不可欠である化学的な考え方を身につける。
基礎化学2では基礎化学1で修得した内容をもとに、熱や酸化還元による反応、無機有機物の性質について理解する。
授業のねらい・到達目標 <知識>
生命を構成する物質の性質を理解できるようになる。
基礎化学2では原子・分子の熱による影響、酸・塩基の状態、無機・有機物の性質やそれぞれの反応について理解できる。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーD)3, 4およびカリキュラムポリシーCP3, 4に対応している。
・物事を理論的に説明することができる(DP3-1)。
・日常生活における減少に潜む科学的問題を見出すことができる(DP4-1)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
授業の方法 授業の形式:【講義】
オンデマンド授業として、動画(限定公開のYoutube)を配信する。YoutubeへのアクセスのURLは毎週水曜日にBlackboardを通じて連絡する。
※限定公開のため、検索しても動画は出てきません。URLからのアクセス以外は視聴ができません。

授業動画の講義内容についての課題として、毎週金曜日の9時に課題内容をBlackboardを通じて配信する。その問題を指定期間(原則とし、翌週の月曜日の9時)までにBlackboardを通じて提出する。

課題やレポートに対しては解答例や解説の配信などを行う。課題の解説は、毎週月曜日の9時に配信する。レポートの解説は15回目の講義で配信する。解説おける質問などはメールで行っていく。

詳しい説明は1回目のガイダンスの動画で説明する。
授業計画
1 化学エネルギーと熱(第5章):(オンデマンド授業)
物質の化学エネルギーや熱エネルギーについて学ぶ。
【事前学習】教科書p.68-74を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
2 自由エネルギー(第5章):(オンデマンド授業)
エントロピー・エンタルピー・ギブズエネルギーを理解し、熱によるエネルギー変化について学ぶ。
【事前学習】教科書p.75-83を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
3 反応速度(第6章):(オンデマンド授業)
物質の濃度変化と反応速度について学ぶ、また反応速度に影響する活性化エネルギーなども学ぶ。
【事前学習】教科書p.85-93を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
4 平衡(第6章):(オンデマンド授業)
物質が溶解している状態の時の変化について学ぶ。
【事前学習】教科書p.94-99を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
5 酸と塩基(第7章):(オンデマンド授業)
酸と塩基の物質の特徴や中和によるpHの変化について学ぶ。
【事前学習】教科書p.101-109を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
6 酸化と還元(第7章):(オンデマンド授業)
酸化剤・還元剤の特徴を理解し、電気エネルギーの取り出し方を学ぶ。
【事前学習】教科書p.109-119を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
7 無機物質の性質(第8章):(オンデマンド授業)
3属以降の原子の構成、軌道、結合の特徴を学ぶ。
【事前学習】教科書p.121-143を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
8 混成軌道(第8章):(オンデマンド授業)
sp,sp2、sp3混成軌道のによる原子の結合性を学び、有機物の結合の理解に繋げる。
【事前学習】教科書p.121-143を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
9 有機化学の基礎、炭化水素(第9章):(オンデマンド授業)
アルカン・アルケン・アルキンについての物質の特徴を学ぶ。
【事前学習】教科書p.145-149を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
10 官能基、合成高分子(第9章):(オンデマンド授業)
官能基の種類や特性、合成高分子を得るための物質の結合を学ぶ。
【事前学習】教科書p.150-153を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
11 アミノ酸、タンパク質(第9章):(オンデマンド授業)
アミノ酸やタンパク質の種類やその特性を学ぶ。
【事前学習】教科書p.154-156を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
12 糖、脂質(第9章):(オンデマンド授業)
糖・炭水化物・脂肪酸の構造や特徴を学ぶ。
【事前学習】教科書p.156-158を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
13 核酸(第9章):(オンデマンド授業)
DNA、RNAの構成や結合、その特徴について学ぶ。
【事前学習】教科書p.158-159を通読し、各自の理解度を把握する。これにより「問題発見。解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】配信のスライドの内容を中心に学習した内容を整理する。これにより「理論的・批判的な判断思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
14 まとめ:(課題研究)
各回で学んだ内容について説明および理解ができているかをレポートを通じて確認する。
【事前学習】各回で配布したプリントやテキストの内容を説明できるようにしておく。 (2時間)
【事後学習】試験問題の内容を整理する。 (2時間)
15 まとめ:(課題研究)
レポートの解説、全体の復習・解説を行い授業の理解を深める。
【事前学習】これまでの内容でわからなかった点を整理してくる。 (2時間)
【事後学習】各自のレポート内容を確認し、内容の理解を深めておく。 (2時間)
その他
教科書 大月 穣 『基礎化学』 東京化学同人 2014年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート課題により、各回で学んだ内容について説明や理解ができているかどうかで、理論的・批判的な判断思考力(A-3)を評価する。(60%)、授業参画度:毎回リアクションペーパーを回収し、その内容を、問題発見・解決力(A-4)として評価する。リアクションペーパーについては,初回の講義で説明する。(40%)
オフィスアワー メールでの問い合わせ(8時から21時まで)

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