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令和2年度以降入学者 | 生命科学特別講義3(健康美容科学) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 生命科学特別講義3(健康美容科学) | ||||
教員名 | 濵田和人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | オンデマンド授業(PowerPoint によるスライド資料配信) BlackboardコースID:金曜2限→20213208 |
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授業概要 | 化粧品や美容サプリメントの特性について科学的・技術的観点及び市場における商品の観点から解説する。また、それらの美容と健康に及ぼす影響を合わせて解説することにより化粧品や健康食品を体系的に理解する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識> 化粧品や美容サプリメントは身近な製品であるが、科学的・客観的情報が不足しており、製品の選び方、使い方、品質の見極め等が難しく、製品によっては肌トラブルが多かったりする。この講義では、香粧品の商品特性や処方内容、構成成分を始め、皮膚に対する安全性、有用性などの基本的な考え方を解説する。 これらを通して、 ①化粧品や美容サプリメントの各製品の特長や機能、原料の種類や特性を理解する。 ②皮膚に対する安全性や有用性の考え方と評価方法について理解する。 <能力> この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP2, 3, 4, 5およびカリキュラムポリシーCP2, 3, 4, 5に対応している。 ・現代社会における科学技術の状況や役割を理解し,国際社会が直面している問題を説明することができる(DP2-2)。 ・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(DP3-2)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて説明することができる(DP4-2)。 ・新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報を収集することができる(DP5-2)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-2(DP2・CP2):世界の現状を理解し,説明する力 A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力 A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力 A-5(DP5・CP5):挑戦力 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 5月15日から8月21日までの授業実施日(15回)にBlackboardを通じて、授業内容のレジメとオンデマンド教材を配信する。教材内容を把握して、授業内容のレジメに小テストの回答と質問・感想を記入して提出する。小テストの回答と質問へのコメントはBlackboardの掲示板機能などを通じて翌週までに提供するので、教材で復習するように。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
健康美容科学概論 化粧品の意義、基本的な役割、化粧品技術の進歩と課題、皮膚との関係等について解説する。あわせて化粧品を取り巻く社会の現状を解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)ならびに、世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。 (2時間) |
2 |
化粧品市場・マーケティング・商品開発 化粧品市場について概説し、化粧品開発におけるマーケティングと商品開発の基本について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
3 |
化粧品・医薬部外品の法的規制 薬機法による化粧品と医薬部外品に関する規制として、定義、法定表示事項、効能効果、製造販売業等の基本的事項について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
4 |
化粧品技術概要① 化粧品の製品技術として、スキンケア化粧品(洗浄剤、化粧水、美容液、乳液、クリーム等)の種類や特長、配合成分等について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
5 |
化粧品技術概要② 化粧品の製品技術として、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品の種類や特長、配合成分等について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める (2時間) |
6 |
化粧品技術概要③ 化粧品の一般的な配合成分と原料として、油性原料、保湿剤、水、高分子化合物、界面活性剤、色材(粉体)、香料、パーマ剤等について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
7 |
化粧品技術概要④ 化粧品の個別な配合成分と原料として、品質保持原料、化粧品用薬剤等について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
8 |
化粧品の配合成分調査実習 市販の化粧品や医薬部外品について、配合成分のリストを作成し、各成分の分類と配合目的を実習調査することにより化粧品の基本構成を理解する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
9 |
化粧品の安全性 化粧品や配合原料に関する安全性として、皮膚障害事件、安全性試験評価方法、肌トラブル例、敏感肌の実態、原料規制等について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
10 |
化粧品と皮膚科学 皮膚の構造と役割、皮膚生理機能、保水機能、バリア機能、代謝機能、加齢に伴う変化等の化粧品と皮膚科学の関係について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
11 |
化粧品と毛髪科学、美容サプリメント 毛髪や頭皮の基本構造、生理機能、毛髪とダメージ要因、ヘアサイクルの基本、脱毛メカニズム等について解説する。また、美容サプリメントの種類と効果の実例についても解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
12 |
化粧品の有用性 化粧品の保湿作用、肌荒れ改善作用、美白作用、抗シワ作用、経皮吸収性など製品としての有用性について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
13 |
化粧品の経皮吸収とトピックス 化粧品の経皮吸収の物理的条件、経皮吸収ルート、化粧品剤型と吸収性等について解説する。更に、美容サプリメントの吸収性や最近の健康美容科学のトピックス等についても解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
14 |
化粧品・美容サプリメントの皮膚への有効性 化粧品や美容サプリメントの抗シワ効果、水分保持能、皮膚色の改善など実例を挙げて皮膚への有効性について解説する(オンデマンド授業)。 【事前学習】授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、事前に関連する知識を整理する。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業後に毎回のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り授業テーマの理解を深める。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) |
15 |
まとめ 化粧品の基礎から製品機能及び皮膚に対する作用等について、講義全般のふり返り全体のまとめを行う。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う(オンデマンド授業)。 【事前学習】前回の授業テーマについて知識を整理しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】授業全般のレジメを参考にして、授業内容、質問回答を振り返り、授業テーマに関する課題を説明できるようにする。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用せず。 |
参考書 | 田上八朗 他 『化粧品科学ガイド 第2版』 フレグランスジャーナル 2010年 第2版 宇山侊男 他 『化粧品成分ガイド 第6版』 フレグランスジャーナル 2015年 第6版 化粧品科学ガイド第2版は、化粧品全般について科学的側面、皮膚科学的側面からの分かりやすい内容の書籍である。 化粧品成分ガイド第6版は、化粧品に配合される主要な成分・原料について、分かりやすい内容の書籍である。 化粧品を学習する上で、両書籍ともに良好な参考書として活用できる書籍である。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(70%) 授業内テストは、各授業時の小テスト、配合成分調査等を合わせて評価する。 レポートを期末に提出させるが、事前に提示する課題に対するレポート内容で評価する。具体的な内容については、初回の講義で説明する。 |
オフィスアワー | 毎回の授業ではレポート提出するが、感想・質問欄に授業における感想や疑問、質問等を記載させ、次回の授業にて回答する。 |
備考 | 授業内容に関するレポート作成を課題とする予定である。関連するテーマについて、自分の意見を自由に記載し、最終回までに提出する。尚、肌質と化粧品に関するアンケートを実施し、集計結果を参加者に公表する。 |