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令和2年度以降入学者 | 物理化学2(反応速度論) | ||||
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令和元年度以前入学者 | 物理化学4 | ||||
教員名 | 周彪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 同時双方向型(Zoom、Webex等を使用)と課題研究を組み合わせる。 BlackBoard ID:20213249 : 2021物理化学2(反応速度論)/物理化学4(周彪・前・月2) |
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授業概要 | 反応速度論は化学反応の速さを研究し、反応過程を取り扱う学問で、化学反応を制御する場合の基礎論理として利用されている。ここでは反応速度論を中心に講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 反応速度式と反応機構の関係を理解することができる。 反応速度式の解析法を習得することができる。 反応の活性化エネルギーと遷移状態を理解することができる。 分子動力学と平衡熱力学(化学平衡)との関係を理解することができる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, DP4, DP8 及びカリキュラムポリシーCP3, CP4, CP8 に対応しています。 ・基礎的な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる。(A-3-2) ・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれを説明することができる。(A-4-2) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い,分析することができる。(A-8-2) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 15回の講義を行う。同時双方向型(Zoom、Webex等を使用)と課題研究を組み合わせる。理解度を確認するため、授業中に頻繁に受講生に質問を行う。また、Blackboardを利用して必要な資料を配布し、小テストや課題を出し、授業内試験を行うこと。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、化学反応論の基礎
【事前学習】シラバスを良く読み,授業全体の流れを理解しておく。 (2時間) 【事後学習】第1回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
2 |
反応速度の表し方
【事前学習】第1回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第2回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
3 |
一次反応の解析
【事前学習】第2回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第3回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
4 |
二次反応の解析
【事前学習】第3回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第4回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
5 |
逐次反応の解析
【事前学習】第4回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第5回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
6 |
可逆反応の解析、演習
【事前学習】第5回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第6回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
7 |
理解度の確認と学習内容の整理(課題研究)
【事前学習】これまでの授業内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】中間テストを見直すこと。 (2時間) |
8 |
気体分子運動論
【事前学習】第6回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第8回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
9 |
反応エネルギー論
【事前学習】第8回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第9回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
10 |
アレニウスの式
【事前学習】第9回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第10回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
11 |
遷移状態理論
【事前学習】第10回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第11回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
12 |
複雑反応の解析
【事前学習】第11回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第12回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
13 |
例題解説、演習と補足
【事前学習】第12回の内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第13回学修した内容を整理すること。 (2時間) |
14 |
理解度の確認と学習内容の整理(課題研究)
【事前学習】全体の講義内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】これまでの学習内容を理解し、自分なりにまとめること。 (2時間) |
15 |
これまでの総括、試験の解説と補足(課題研究)
【事前学習】これまでの学習内容を振り返ること。 (2時間) 【事後学習】期末テストを見直すこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 寺嶋正秀 馬場正昭 松本吉泰 『現代物理化学』 化学同人 2015年 齋藤勝裕 『数学いらずの化学反応論―反応速度の基本概念を理解するために』 化学同人 2009年 |
参考書 | P. W. Atkins, J. de Paula 著; 千原秀昭, 中村亘男 訳 『アトキンス 物理化学(上、下)』 東京化学同人 2009年 第8版 Walter J. Moore 著; 細矢治夫, 湯田坂雅子訳 『ムーア基礎物理化学(上、下)』 東京化学同人 1985年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、授業内テスト(30%)、授業参画度:出席状況、授業に取り組む姿勢など(10%) 理解度を調べる授業内小テストと定期試験の成績結果から総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は、BlackBoardを通じてメールで随時受け付ける。 |
備考 | 反応速度論は物理化学の重要な分野である。本科目を修得するためには講義に出席するだけではなく、必ず予習・復習を行いましょう。また、理解を深めるためには、例題解説や演習等を重視することを心がけてください。 |