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無機・分析化学実験(含演習)

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令和2年度以降入学者 無機・分析化学実験(含演習)
令和元年度以前入学者 無機・分析化学実験(含演習)
教員名 尾関智二,桒原正靖,橋本伸哉,木屋幸蔵
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面形式およびBlackBoardを使用したオンデマンド型実験動画配信による実験および関連する演習、Zoomを使用した同時双方向型の実験・演習
初回ガイダンスの実施についてはCOMITS2 に情報を掲載するので随時確認すること。
この科目はA班・B班(火曜日),C班・D班(金曜日)の4班に分かれて履修する。COMITS2に掲載された資料をよく読んで自分の班がどの班であるかを確認し、あてはまる班のコースで指定されたBlackBoard の登録をし、初回授業受講の準備を進めてておくこと。
BlackBoard ID:火曜日3~5限→20213253、金曜日3~5限→20213254

所属する班によって、実施する内容の順序が異なるので、ガイダンスで示されたスケジュールをよく確認して予習を行うこと。
授業概要 銅、鉄の百面相 水と鉱石の分析
授業のねらい・到達目標 無機物質の本質を理解すること。分析化学の基礎的な操作や技術を身につけること。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2〜DP5, DP8 及びカリキュラムポリシーCP2〜CP5, CP8 に対応しています。
・化学に関係する研究成果や情報にアクセスし,国際社会における化学的な話題に接することができる (A-2-3)。
・高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる (A-3-3)。
・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる (A-4-3)。
・与えられた問題・課題・実験テーマに取り組むために収集した情報・知識を整理・分析して用いることができる (A-5-3)。
・自分の実験経験を振り返り,その成果を他人に分かる形で客観的にまとめることができる (A-8-3)。
授業の方法 授業の形式:【実験】
30名弱の少人数教育とし、3時限連続の授業として実験を行う。実験中にはノートの記入法を指導し、更に実験終了後、その結果をレポートにまとめて提出する。学期末にノートを提出する。
予め良く予習してくることが必要である。データの解析が完了してはじめて実験が終了する。授業時間中にテーマに関連した演習も実施する。各実験テーマについてレポートを提出しなければならない。実験の予習・レポート作成のための教室外学習が要求される。
履修条件 学科で定める単位を修得していること。ガイダンスおよびCOMITS2掲載資料に従って履修すること。ガイダンスの実施についてはCOMITS2 に情報が掲載されるので必ず確認すること。
授業計画
1 ガイダンス(班分けの連絡および前半に実施する実験のスケジュール・レポート等提出方法の確認など)
【事前学習】シラバスを読み,学習目標および実験内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】説明内容を再確認し,次回以降の実験に必要な準備を確認し、各回の事前学習の実施計画を立てる。 (2時間)
2 ピペットの検度(体積の補正)
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
3 水道水の硬度測定
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
4 イオン選択性電極を用いる膜電位の測定(Caの定量)
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
5 電気伝導度滴定(強酸,弱酸の混合物)
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
6 鉱石の分析 鉄と硫黄の分離
【事前学習】教科書を読んで実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめるとともに、実験を円滑に進められるように実験ノートの準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容をまとめ、次に行う操作について考える。 (2時間)
7 鉱石の分析(酸化還元滴定による鉄の容量分析)
【事前学習】教科書を読んで実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめるとともに、実験を円滑に進められるように実験ノートの準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
8 鉱石の分析(重量法による硫黄の定量分析)
【事前学習】教科書を読んで実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめるとともに、実験を円滑に進められるように実験ノートの準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
9 ガイダンス(後半に実施する実験のスケジュール・レポート等提出方法の確認など)
【事前学習】シラバスを読み,学習目標および実験内容を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】説明内容を再確認し,次回以降の実験に必要な準備を確認し、各回の事前学習の実施計画を立てる。 (2時間)
10 硫酸銅(Ⅱ)の合成
【事前学習】教科書を読んで実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめるとともに、実験を円滑に進められるように実験ノートの準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
11 ヘキサアンミンコバルト(Ⅲ)塩化物の合成
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
12 硫酸銅(Ⅱ)中の結晶水の測定・示差熱分析
【事前学習】教科書を読んで実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめるとともに、実験を円滑に進められるように実験ノートの準備をしておく。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
13 ヘキサアンミンコバルト(Ⅲ)塩化物中のコバルト・塩素の定量
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
14 トリオクサラト鉄(Ⅲ)酸カリウムの合成
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
15 トリオクサラト鉄(Ⅲ)酸カリウムの化学的性質 青写真法
【事前学習】実験内容を良く理解し,あらかじめ調べておくべきことがらを実験ノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】実際に行った作業の詳細な内容,得られたデータの解析結果をまとめ、レポートを作成する。 (2時間)
その他
教科書 日本大学文理学部化学科編 『大学基礎・専門課程の化学実験マニュアル』 共立出版 2019年 第3版
飯田・渋川・菅原・鈴鹿・宮入編 『イラストで見る化学実験の基礎知識』 丸善 2004年 第2版
参考書 日本化学会編 『新実験化学講座』 丸善
高木誠司 『定量分析の実験と計算2』 共立出版
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度:授業参画度(評価基準:1.事前準備の充実度 2.実験グループ内における積極性や活動度 3.授業時間中の口頭試問に対する応対 以上から総合的に判断)(50%)
オフィスアワー 授業時間内に対応する
備考 事前学習:大学基礎・専門課程の化学実験マニュアルを用いて、単元の予習を必ずしておくこと。またその単元で使用する試薬の特性、化学反応を理解しておくこと。
授業計画:履修者をグループ分けし、グループ毎に異なる順序で各単元を実施する。そのため、必ずガイダンスに出席し、日程等を確認すること。

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